新日本プロレスLA道場の所属でヤングライオンを卒業したコナーズが登場。エピソード40で初参戦を果たしたAJZと一騎打ち。

　試合開始早々、コナーズが片脚タックルからグラウンドへ持ち込む。その後、ロックアップからコナーズがAJZを振り回し、場外へ落とす。
　場外戦となり、コナーズが逆水平チョップ連打、エルボー、鉄柱攻撃、ハンマーブロー連打、ダブルスレッジハンマーなどで攻め込む。しかし、AJZがコナーズの首をトップロープへ打ちつけ、トップロープ越えの飛びつきDDTで逆転。
　これでペースを掴んだAJZは、マウントパンチ連打、変型コブラツイスト、顔面かきむしりなどで追撃。さらに、コナーズをポップアップし、顔面パンチを食らわせる。
　続いてAJZはブレーンバスターを狙うが、コナーズが抵抗して反対に投げ捨てる。そして、高速ブレーンバスターから顔面かきむしりをお返しし、胸板へハンマーブロー連打を浴びせる。
　さらにコナーズはブレーンバスターの体勢に入るが、AJZがつま先を踏んで脱出し、ブレーンバスタースラムで逆転。そして、大声でコナーズを挑発しつつエルボー連打を浴びせ、張り手も見舞う。
　だが、コナーズが死角からのショルダータックルで吹き飛ばし、逆水平チョップ連打で追撃。するとAJZはコーナーを利用してフェイントをかけるが、コナーズが串刺しスピアーを食らわせ、串刺しタックル連打からショルダースルーで投げ捨てる。
　その後、エプロンへ送られたAJZがスワンダイブダブルニーアタックで挽回。そして、ファイヤーマンズキャリーで担ぐが、コナーズが脱出してパワースラムで叩きつける。
　次にコナーズは狙いすましたスピアーでAJZを吹き飛ばし、最後は新技のトロフィーキル（変型パワーボム）で轟沈した。
　
　試合後、コナーズはAJZを足蹴にすると、カメラに向かって自分の強さをアピールした。

コナーズ「なかなかやる相手だったな。俺が今日闘ったあいつはハデで見た目もいい。そして、何よりも重要なのはリングネームが3文字なことだ。『NJPW STRONG』にあった名前なんじゃないか。ここから本題に入ろう。ここを映してくれ。このマークが見えるか？（※左腰の赤いマークを指さす）これは“ワイルド・ライノ”のマークだ。この刺繍は俺にとって重要な意味を持つ。俺はもうその辺りをウロウロしているライオンの子供じゃないんだ。 俺はいま、大地で雄叫びをあげている。ケビン・ケリーが言っていたように俺は“ワイルド・ライノ”なんだ。まさにいまそれを体現しようとしている。自分でも“ワイルド・ライノ”を感じているし、お前たちも俺の内なる声が聞こえるだろう？ いまなら自分の言いたいことを自信をもって伝えられる。リングに上がれば相手が誰であろうとブチのめす。今日の俺の試合を見ただろ？ スピアーとパワースラムで畳み掛け、最後はトロフィーキルで仕留めた。あれこそがシバタサン（柴田勝頼）と3ヶ月間磨いてきた技だ。あれこそがリオ（・ラッシュ）やカール（・フレドリックス）、クリス（・ディッキンソン）やTJPに繰り出そうとした技だったんだ。TJPはトロフィーキルを使わずに倒したが、あの技が決まっていれば、どれほどいい勝ち方だっただろうな。トロフィーキルこそがこれまでとの一番の違いだ。あの技で俺は新日本を駆け上がっていく。日本にいる選手も、『NJPW STRONG』に参戦している選手も、ジュニアヘビー級もヘビー級も無差別級も関係ない。全員覚悟しておけ。俺はいま、大地に解き放たれている。だが、俺はサファリで仕留めた獲物を前に、家族と一緒に気取った格好で写真を撮るようなヤツじゃない。俺は凄腕ハンターなんだ。俺は年老いた裕福な歯科医で、“エレファントガン”を持って狩猟に繰り出す。そして家に帰ったら、狩った獲物を棚に並べてガラスケースで覆い、一晩中LEDライトで照らしてやる。その棚の中にお前も入ることになるんだ。俺と闘うということは、お前が絶滅危惧種になることを意味する。お前が俺の次のトロフィーキル（獲物）だ」
　
　
AJZ「これで終わりじゃない。まだまだこれからだ。終わりなんかじゃない。まだまだ始まったばかりだ。俺はアンドレアス・ジョン・ジグラー、AJZだ。ここまで上り詰めるために一生懸命努力してきた。俺がこれから活躍していくにあたって、新日本プロレス以上の場所はないだろう。今日はあと一歩及ばなかったかもしれない。だが、今日の失敗から学び、俺はこれからも立ち止まらず進み、成長し続ける！ 今日はたしかに負けてしまった。しかし、それがAJZにとって終わりを意味するわけじゃない」