第2試合は鈴木軍のザック・セイバーJr.&DOUKI組が、BULLET CLUBの高橋裕二郎&石森太二組と激突。ザックは5.3福岡でIWGPタッグ王者タンガ・ロアを撃破し、同王座への挑戦権を獲得。そして、前日の5.23後楽園ではDOUKIとのタッグでチェーズ・オーエンズ&外道組を撃破。このままBULLET CLUBに負けなしで、タッグ王座戦実現につなぎたいところだが、裕二郎&石森組をどう切り崩すか?
先発はDOUKIと石森。いきなりすばやいロープワークの攻防を繰り広げ、DOUKIがアームホイップからドロップキック。
続いてバックの取り合いから、石森がうまくDOUKIを場外に追いやる。ここからBULLET CLUBは場外戦に持ち込み、石森がDOUKI、裕二郎がザックを鉄柵に叩きつける。
戦場がリングに戻ると、石森が捕獲したDOUKIの土手っ腹に、裕二郎がトラースキック。さらに裕二郎がDOUKIにエルボードロップを三連発。
続いて裕二郎はDOUKIを金具むき出しのコーナーにハンマースルーで叩きつける。腰を押さえて悶絶するDOUKIに、裕二郎は追い打ちのボディスラム。
スイッチした石森に対し、DOUKIは張り手を見舞うが、石森は強烈な逆水平チョップでダウンを奪う。そしてグラウンドで顔面かきむしり。
次は裕二郎がDOUKIを金具むき出しのコーナーに叩きつけ、顔面を踏みつける拷問攻撃。
BULLET CLUBはすばやいスイッチワーク。今度は石森がDOUKIの肩を鉄柱に二度にわたり叩きつける。そしてカバーするが、DOUKIはカウント2でキックアウト。
石森はサイファーウタキを狙うも、DOUKIは切り抜けて延髄斬りをヒット。ようやくスイッチしたザックは石森にエルボーアッパー。石森もハンドスプリング式のスクリューキックで反撃するが、回避したザックは弓矢固め。さらにインディアンデスロック、カマ固め、STFと流れるような動きで攻め立てる。
石森がロープに逃げると、ザックは左ヒザにストンピングを連発。そしてスタンディングのアンクルホールド。劣勢の石森だったが、ピンチを切り抜けるとジャンピングニー。
スイッチした裕二郎はザックをロープにはりつけてフロントキック。そして肩に担ぎ上げるが、ザックはフロントネックロックで捕獲。
しかし、裕二郎は強引にフィッシャーマンズバスターで叩きつける。続いて裕二郎はインカレスラムを狙うが、ザックはこらえると腕にオーバーヘッドキック。
しかし、石森がエプロンからザックにキック。そして、BULLET CLUBはキックの連携から、バックドロップ&リバースガンスタンの合体攻撃。だが、カバーはDOUKIがカット。ここで石森はDOUKIを場外に連れ出す。
裕二郎は気合いの雄叫びから、ザックにピンプジュースを狙うも、ザックは切り抜けて足折りエビ固め。裕二郎は切り抜けるが、技の読み合いからザックがコブラツイストで捕獲。そのままグラウンドに持ち込んで締め上げると、裕二郎はタップアウト。ザックがギブアップ勝ちを収めた。