天山&ワトの師弟コンビが、BULLET CLUBのオーエンズ&外道と対決するタッグマッチ。
天山対オーエンズで試合が始まり、天山が不意打ちしたオーエンズをショルダータックルでお仕置き。そこからワト&天山が好連携を見せ、オーエンズと外道をリング上から蹴散らす。
これでオーエンズたちは花道を引き揚げてしまうが、ワト&天山の挑発を受けて逆戻り。そして、外道がワトの隙を突いて場外へ落とし、オーエンズがロープのあいだからドロップキックを食らわせる。
たちまち場外戦となり、大ダメージを負ったワトが完全に孤立。長時間のローンバトルを強いられる展開が続く。
しかしワトは、カウンターレッグラリアットでオーエンズに逆襲。ようやく出番となった天山が、ショルダータックル、真モンゴリアンチョップ、ヘッドバット、串刺しラリアット、ブレーンバスターでオーエンズに追い討ちをかける。
するとオーエンズは、クロスチョップで天山の動きを止め、モンゴリアンチョップ3連打を浴びせる。だが、天山がカウンターニールキックでなぎ倒した。
ワト対外道となり、外道がカウンターバックエルで先制。しかし、ワトが打撃コンビネーションで巻き返し、エプロンからのジャンピングハイキック、スワンダイブエルボーへ繋ぐ。
だが、外道が首固めでYOSHI-HASHIに奇襲し、カウンター脇固めで苦しめる。そして、オーエンズのアシストを受け、トラースキックで頭部を撃ち抜く。
たまらず天山がリングへ入り、マウンテンボムでオーエンズを排除。しかし、外道がサミングで黙らせ、ワトも同じ目に遭わせる。
だが、ワトが旋風脚で外道をダウンさせ、TTDで突き刺す。そして最後は、RPPからの片エビ固めで3カウントを奪取した。
ワト「(※先に1人でコメントスペースにやって来て)いい形でね、新しいシリーズ迎えたんじゃないかってね、思ってます。こんな苦しい中、日本人だけじゃなくて、全人間が苦しんでる。こんな中で俺たちが、たまたま今、元気でいるから。そのうちの俺と、もちろん天山さん、いやみんなでこの新日本のリングで熱いもの見せていきたいから。俺もコロナに負けず……それだけじゃない。いろんな苦しいこと、いろんな悔しいこと、いろんなことがあったとしても負けずに、耐えて、耐えて、今シリーズも、そしてコロナがある限り頑張っていきたいと。それだけじゃないですよ。ずっと、ずっと、頑張っていきたい……」
天山「(※遅れてやって来て)OK、ワト! 最高やな」
ワト「ありがとうございました(※と言って握手を交わす)。いい感じで……」
天山「いろんなことがね……選手が陽性なったらしょうがないけど、こればっかりはもう遅かれ早かれね、誰かしらみんななっていくんちゃうかって……。でもならずに、しっかりと、打ち負けないで、今日からリスタート、再スタートしましたけど、ワトなんて若いし、こんなコロナなんかにやられてたまるかって、そういう気持ちでいかないと。“病は気から”っていうからね。俺なんかももう、こんな歳になっても、何でも来いよっていう感じですよ。来たら来たで打ち返してやる。コロナなんかふざけんなって。ホンマに、やっと試合ができる喜びで。今日もワトと組んで、コンビネーションも……」
ワト「バッチリ決まりました」
天山「決まったよな。OK。まだまだこれから、このシリーズも、あと3連戦の後楽園もあるし、しっかりいこか」
ワト「しっかりと……」
天山「コロナなんか、ふざけんなって。それ以上に、俺らしっかりと、新日本プロレスのリングでガッチリやろうぜ、オイ。なあ?」
ワト「自分もまだ、やらなきゃいけないことはたくさんあるんで」
天山「ほんと。バンバンいかないと。OK、カモン!」
※オーエンズ&外道はノーコメント