これまで『NJPW STRONG』で激しい抗争を繰り広げてきたロッサーとヒクレオが、場外乱闘と反則が自由なノーDQマッチで決着戦を敢行。
まずはヒクレオが入場し、続いて場内にロッサーのテーマ曲が鳴り響く。ところが、ロッサーは入場ゲートの反対側から走って現れ、無防備なヒクレオを背後から急襲。
そのまま試合開始となり、ロッサーが頭部へパンチを連発していく。だが、ヒクレオがカウンターフロントハイキックで流れを変え、パワースラムで逆転に成功。
さらにヒクレオは、マウントエルボー連打からチョーク攻撃を敢行し、ロッサーを振り回して青コーナーへ激突させる。そして、ロッサーを場外へ放り捨てると、エプロンへ叩きつける。
続いてヒクレオはパイプイスで殴りかかるが、ロッサーが身をかわす。そして、自分がイスを手にするも、ヒクレオがタックルを浴びせて鉄柵へ衝突させる。
次にヒクレオはリングの下からテーブルを持ち出し、設置しようとする。ところが、ロッサーが水の入ったボトルを投げ、ヒクレオの後頭部へクリーンヒット。
その直後、ロッサーはヒクレオの後頭部へエルボースタンプを連発。しかし、ヒクレオがバックエルボーでロッサーの動きを止め、フロントハイキックとハンマーブローを食らわせる。
さらにヒクレオはチョークスラムの体勢に入るが、ロッサーが脱出に成功し、ランニングエルボーで逆襲。そして、ひっかき攻撃、パンチ攻撃、ダブルスレッジハンマーで追い討ちをかけ、ヒクレオをバックステージへ追い込む。
続いてロッサーは手に巻いていたバンテージを解き、ヒクレオの首を絞めにかかる。ところが、ヒクレオが顔面攻撃で抵抗してロッサーを突き飛ばし、ドアに激突させる。
さらにヒクレオは別のドアにロッサーを叩きつけ、会場の外へ出してしまう。そして、2人は大型トラックの箱型荷台へ雪崩れ込み、乱闘を続行。ヒクレオが荷台の壁にロッサーを叩きつけ、背中へハンマーブローを連打していく。
たまらずロッサーはフラフラになるが、カウンターでヒクレオを持ち上げ、頭部を荷台の天井へ激突させる。これでヒクレオがダウンすると、ロッサーはエルボースタンプで頭部に追撃。さらに、ギロチンドロップを食らわせる。
ところが、ヒクレオが急所を殴って逆転し、荷台後部のシャッターを閉めてロッサーの首を挟もうとする。しかし、ロッサーはギリギリで体を引っ込め、この難局を回避。そして、ヒクレオがシャッターを開けた瞬間、ボディにバックキックを食らわせる。
その直後、ロッサーは荷台の中で助走をつけ、ダイビングエルボーでヒクレオに追い討ち。そして、水道のホースを持ち出して首を絞める。
そこからヒクレオが脱出し、ロッサーの髪を掴んで会場内へ連行。だが、ロッサーがハンマーブローで巻き返し、鉄柱付近でショートレンジラリアット&逆水平チョップ連打を浴びせる。
それでもヒクレオがフロントハイキックを連打し、ロッサーを鉄柱へ叩きつける。そして、ロッサーの首を鉄柵へ激突させると、改めて場外マット上にテーブルを設置する。
ここでヒクレオはエプロンへのぼり、ロッサーを担ぐ。しかし、ロッサーが脱出し、断崖式ブルドッキングヘッドロックでヒクレオをテーブルへ激突させる。
これでヒクレオがダウンすると、ロッサーは頭部へパンチを見舞い、髪を掴んでリング内へ引き入れる。そして、ファイヤーマンズキャリーダブルニーガットバスターを食らわせると、最後はランニングベースメントブーツストライクでとどめを刺した。
COLLISION
- 日時
- 2021年5月22日(土) 開場 11:00 (JST)開始
- 会場
- 非公開
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第3試合 時間無制限1本勝負
ノーDQマッチ
MATCH REPORT
COMMENT
ロッサー「“プライムタイム・プレイヤー”が戻って来たぞ。ヒクレオとの抗争もここまでになるとはな。これが何度目になるかはわからないが、新日本プロレスが俺にチャンスを与えてくれたんだ。去年はトム・ローラー戦が“NJPW STRONGベストバウト”に選ばれた。そして、その勢いは今年も変わらない。毎日STRONG無差別級王座のことばかり考えている。“フィルシー”トム・ローラー、俺たちの闘いは終わったとでも思っているのか!? 俺とヒクレオの今日の試合を見ただろ!? トム、次はお前の番だ! 覚悟しておけ! お前の前に最大の敵“Mr. No Days Off”フレッド・ロッサーが立ちふさがるぞ。目に物を見せてやる」
※ヒクレオはノーコメント