試合後、マイクを握ったオスプレイは以下のマイクアピール。
■オスプレイのマイクアピール
「(日本語で)タカギ、アリガトウ(場内拍手)。(ここから英語で)俺のIWGP世界ヘビー級王座初防衛戦の踏み台になってくれたこと、感謝してる。何度も言ってきたが、この団体は俺を特に頼りにしている。だから、直前のカード変更があっても、ウィル・オスプレイが立つメインイベントは、払ったチケット料金に相応する価値がある。今日のフクオカ大会は24時間で完売したが、それはすべてウィル・オスプレイとUNITED EMPIREの力があってこそだ。それが事実だ。俺が『WRESTLE KINGDOM』でオカダに負けたとき、『これでもう、UNITED EMPIREはおしまいだ』とみんな言った。でも、いまの俺たちを見ろよ。かなり強いだろ? オマエらファンやオカダが納得いかなくても、IWGP世界ヘビー級王者はこの俺だ。俺がこのベルトを巻くことは、初めから運命で決まっていた。前の俺のほうがよかったという声が聞こえても、オマエらの意見なんて気にもしていない。俺にとって価値があるのはUNITED EMPIREのメンバーと、このIWGP世界ヘビー級ベルトだけだ。『WRESTLE GRAND SLAM in TOKYO DOME』のメインイベントでオカダを倒し雪辱を果たす!」
続いてグレート-O-カーンがオスプレイからマイクを受け取る。
■オーカーンのマイクアピール
「今宵限り許してやる。愚民も帝国民も面を上げろ。神を殺し、龍を打ち、次は何を狙う? 帝国が常に欲しているのは酒、女、そして金だッ! 東京ドームでオカダ・カズチカを処刑し、新日本プロレスの宝、資産を全て強奪してやる! 愚民の金は帝国の金だ。震えて眠れ、愚民ども。いいか、これがジェフ・コブ、アーロン・ヘナーレ、グレート-O-カーン、そしてIWGP世界ヘビー級チャンピオンのウィル・オスプレイだ。そう、UNITED EMPIREの力だーッ!」
リングを降りたオスプレイはピンクのガウンを羽織る。そして、UNITED EMPIREのメンバーと共に花道を引き上げ、改めて入場口前で勝ち名乗りのコールを受けると、IWGP世界ヘビー級のベルトにキスをして姿を消した。