第1試合は“新旧LA道場コンビ”TJP&クラーク・コナーズ組が、“TEAM FIRTHY”のクリス・ディッキンソン&JR・クレイトス組と激突。TJPとクラークのジュニアコンビが、ディッキンソン&クレイトスというヘビー級の壁をどう攻略するのか? なお、ディッキンソンはエピソード34で、“TEAM FIRTHY”のリーダーであるトム・ローラーと対立する場面があったため、クレイトスとのコンビネーションに注目が集まる。
先発はコナーズとクレイトス。ロックアップで組み合うと、クレイトスは体格差を感じさせるようにパワーでコナーズを吹っ飛ばす。負けじとコナーズはもう一度ロックアップに挑むも、再びクレイトスが突き飛ばし、不敵な笑みを見せる。
スイッチしたTJPはヘッドロックでクレイトスを捕獲。クレイトスは突き放そうとするも、TJPは離さず執拗に締め上げる。すると、クレイトスはその巨体に似合わず綺麗な側転で脱出。そして、手を広げてアピールする。
ならばとTJPはオクトパスホールドを狙うが、ディッキンソンがリングに入り、逆水平チョップで阻止しようとする。
しかし、TJPはかわし、クレイトスに誤爆。そして、TJPは二人まとめてコブラツイストのようなかたちで締め上げる。さらにTJPはクレイトスを踏み台にし、ディッキンソンにトルネードDDTを炸裂。
次はコナーズがディッキンソンに逆水平チョップを連発。しかし、ヒップトスはクレイトスがこらえ、逆に投げつけられてしまう。
すると、TJPがリングに入り、コナーズと共にダブルのヒップトスをクレイトスにお見舞い。すかさずTJPは側転から低空ドロップキックをクレイトスの後頭部にヒット。さらにコナーズがエルボードロップからカバーに入るも、クレイトスはカウント1でキックアウト。
クレイトスはコナーズをコーナーに詰めてショートレンジのショルダータックルを見舞い、ディッキンソンにスイッチ。
ディッキンソンはグラウンドに持ち込み、フロントネックロックで捕獲。脱出したコナーズは、自軍コーナーに向けてディッキンソンをハンマースルー。するとその勢いを利用し、ディッキンソンはTJPにフロントキック。
続いてディッキンソンは突進するが、コナーズはバックエルボー。そしてTJPと共に連携攻撃を狙う。まずはTJPがポップアップしてからキック。そしてコナーズがロープに走るも、TJPと息が合わず攻撃は未遂に。このスキをついてディッキンソンはコナーズにエルボー。さらにTJPを場外に放り投げる。
スイッチしたクレイトスは、コナーズを軽々とブレーンバスターで放り投げる。TEAM FIRTHYはすばやいスイッチワークを見せ、次はディッキンソンがコナーズにバックドロップ。さらにキャメルクラッチで捕らえたまま、クレイトスとタッチ。
クレイトスは身動きの取れないコナーズの顔面にストンピング。さらに顔面にヒザ蹴りを連発してカバーするが、コナーズはカウント2ではね返す。
コナーズは必死にパンチで応戦するが、クレイトスは突き飛ばし、ロープから跳ね返ってきたところにエルボーを炸裂。
次はディッキンソンがコナーズを両足で踏みつける拷問攻撃。レフェリーがディッキンソンを注意すると、そのスキをついてクレイトスがコナーズの首を、サードロープに押し付けるダーティーファイト。
コナーズはTEAM FIRTHYにエルボーで対抗するが、ディッキンソンはキックで黙らせ、ブレーンバスターの体勢に。しかし、コナーズは着地すると、TJPとようやくスイッチ。
TJPはセカンドロープに飛び乗り、振り向きざまにディッキンソンにエルボー。さらに串刺しフロントキックから、ディッキンソンをコーナーに逆さ吊りにし、顔面に串刺しの低空ドロップキックをヒット。
そしてTJPはディッキンソンを捕らえ、自軍コーナーに手を伸ばすも、コナーズは場外にいたため、タッチ成立ならず。
ならばとTJPはディッキンソンを担ぎ上げるが、切り抜けたディッキンソンはTJPをロープに突き飛ばし、返ってきたところをブレーンバスターの体勢で持ち上げる。
だが、コナーズが救出に入り、ディッキンソンに逆水平チョップを連発。ディッキンソンも逆水平チョップを返すが、コナーズはパワースラムで反撃。そして逆エビ固めを決める。クレイトスがカットに入ろうとするも、TJPがオクトパスホールドで捕獲。
しかし、クレイトスは力ではねのけ、コナーズにハンマーパンチ。コナーズはTEAM FIRTHY相手に逆水平チョップで孤軍奮闘するが、TEAM FIRTHYはキックで黙らせる。そして、連携攻撃を狙うも、TJPがディッキンソンを場外に引きずり込んで阻止。
そして、TJPはリングに上がるとクレイトスの巨体を担ぎ上げる。だが、クレイトスは切り抜け、TJPを突き飛ばす。その勢いを利して、TJPは場外のディッキンソンにスライディングキック。しかし、ディッキンソンはTJPを場外マットにブレーンバスターで叩きつけて反撃。
リング上ではコナーズがクレイトスにスピアーを炸裂。すると、ディッキンソンがすばやくリングに戻り、コナーズに延髄斬りをヒット。ディッキンソンは雄叫びを上げ、コナーズを垂直落下式ブレーンバスターで突き刺すが、カバーはカウント2。
ならばとディッキンソンはコナーズを肩に担ぎ上げ、助走を取るため自軍コーナーまで下がる。このときにクレイトスがディッキンソンの身体にタッチするも、ディッキンソンはデスバレーボム。そしてカバーするが、レフェリーは試合権利はクレイトスにあると主張し、カウントを取らない。
クレイトスはディッキンソンに下がるよう指示し、コナーズに近づく。するとコナーズは首固めで丸め込むが、これがカウント2。
続いてコナーズは低空タックルから逆エビ固めを狙うも、クレイトスは脚力で跳ね返す。さらにジャンピングフロントキックでコナーズの動きを止めると、振り子のように引っこ抜いての変形ジャーマンをお見舞い。この豪快な一撃でクレイトスが3カウントを奪取した。
試合後、TEAM FIRTHYは言葉をかわし、勝ち名乗りを受けてから堂々の退場。