試合後、グロッキー状態のSANADAを、オーカーンが足蹴にする。そして、UNITED EMPIREは堂々の勝ち名乗り。場外では内藤がヒザを押さえる。ここでオーカーンはマイクを握る。
■オーカーンのマイクアピール
「どうも、帝国の広報担当です(場内拍手)。いいか、広報ってのは言葉だけじゃねえんだよ。いいか、帝国の強さは、常にリングで示している! そうだろ? そうだろ? そんなに余が気になってしょうがないか。まあ、仕方ないだろ。それもこれも、これがアーロン・ヘナーレ、グレート-O-カーン、そう、UNITED EMPIREの力だ!」
内藤は記者席に座り、UNITED EMPIREの拍手を送る観客をチェックするように観察。するとオーカーンが近づき、「何連敗してるんだ、テメー?」と挑発。内藤は不敵な笑みを浮かべ頭を下げてから、バックステージへ。UNITED EMPIREは威風堂々と花道を引き上げた。