レスリングどんたく 2021

日時
2021年5月3日(月)   16:30開場 18:00開始
会場
福岡・福岡国際センター
放送
バナー
観衆
2,211人

第6試合 60分1本勝負
NEVER無差別級選手権試合

  • <第32代チャンピオン>

  • <チャレンジャー>

※棚橋が2度目の防衛に失敗。ジェイが第33代チャンピオンとなる。
レフェリー|レッドシューズ海野

MATCH REPORT

 今年の『NEW JAPAN CUP 2021』の2回戦で相まみえた棚橋とジェイが、今度はNEVER無差別級王座を懸けて激突。『NEW JAPAN CUP』では勝利したジェイの要求により実現したタイトルマッチだ。

 棚橋は初めてNEVERのベルトを巻いて登場。一方のジェイはゴング前に革ジャンを開いて、自身のシックスパックを誇示。ならばと棚橋も対抗してガウンを開き、仕上げてきた肉体を誇示する。
 ゴングが鳴ると、一度場外に出て焦らしたジェイ。リングに戻ってくると何か語りかけながら棚橋に近づき襲いかかる。だが、棚橋もその蹴り足をキャッチしてロープに押し込んでクリーンブレイクだ。
 続いてロックアップで組み合った棚橋とジェイ。ここも棚橋がロープに押し込んでクリーンブレイクからマッチョポーズだ。その隙きに襲いかかったジェイは逆にロープに押し込んでマッチョポーズでお返しだ。
 しかし、不用意に近づいたところで、棚橋がカニバサミ。ジェイをロープに激突させて、ヘッドロックに捕獲する。ジェイがこれを外そうと突き放そうとするが、棚橋はしつこく締めて放さない。ならばとジェイはコーナーに押し込んでブレイクだ。
 そして、コーナーに棚橋を飛ばしたジェイ。しかし、棚橋は反転してのフライングソーセージ。そして、またもマッチョポーズをすると、再びヘッドロックへ。その棚橋をジェイは抱え上げて、股間からトップロープに投下だ。
 たまらず場外に転落した棚橋。ジェイも場外に出ると、ブレーンバスターの体勢に捕獲し、体の前面からエプロンサイドに叩きつける。これでダメージを負った棚橋の膝に、エプロンの角を使ったりエルボーを落としたりしながら集中攻撃。リングに戻すとストンピングで痛めつける。
 さらにコーナーに押し込みショルダータックルを連発。膝に関節蹴りを打ち込み、続いて抱え上げるとバックブリーカーだ。そして、インディアンデスロックに捕獲したジェイ。棚橋の動きを奪ったままエルボーを打ち込み、サミングで痛めつける。
 さらにインディアンデスロックのまま裏返って、ダメージを与えるジェイ。棚橋もなんとかロープエスケープだ。ならばと、ジェイはシーソーフリップで棚橋の首をサードロープに叩きつけて追撃する。
 立ち上がった棚橋もエルボーで反撃。その棚橋の左膝に関節蹴りを食らわせるジェイ。しかし、棚橋は気合いでエルボー、太陽ブローで反撃し、ジェイにドラゴンスクリューを食らわせる。さらにフライングフォアアームを放った棚橋。
 エルボースマッシュでジェイをコーナーに押し込むと串刺し式のドロップキックを炸裂させ、セカンドロープからのサンセットフリップを投下する。そして、ロープに走るとスリングブレイドと見せかけて低空のドロップキックでジェイの膝に一撃。テキサスクローバーホールドを狙う。
 ジェイはこれを足で突き放し、棚橋の髪の毛を掴んで反撃を断ち切るとDDTでお返しだ。そして、コーナーに移動した棚橋に突進。しかし、棚橋はこれをカウンターの低空ドロップキックで迎撃だ。
 たまらず場外に逃げたジェイを見た棚橋は、コーナートップへと上がる。しかし、ジェイはすぐさま追いかけてきて阻止。鉄柱を使って膝を痛めつける。だが、棚橋はリングに戻ろうとしたジェイを捕まえてロープ越しのドラゴンスクリューへ。
 ジェイがこれを防ぐと、一度リングに戻してからもう一度エプロンに追いやり、その足を掴んで改めてロープ越しのドラゴンスクリュー。さらに場外に落ちたジェイに向かって、今度こそコーナートップからのハイフライアタックだ。
 そしてジェイをリングに戻すと、立ち上がるのを待ってスリングブレイドへ。だが、ジェイはこれをかわしてバックを奪う。棚橋もこれをバックエルボーで突き放して、主導権を渡さない。スリングブレイドをかわされてバックを奪われても再三に渡って振り払い、さらに足を踏んづけて脱出だ。
 だが、ジェイは突っ込んできた棚橋をカウンターのコンプリートショットで迎撃。続けてぶっこ抜きのジャーマンで追撃し、裏投げの体勢に捕獲する。棚橋が踏ん張るとバックを奪い、バックエルボーを放ってきたタイミングでバックドロップだ。
 続いてキーウィークラッシャーを狙ったジェイ。しかし、棚橋はこれをツイスト・アンド・シャウトで切り返す。さらにジェイがブレーンバスターを狙ってきても、これもツイスト・アンド・シャウトで切り返した棚橋。
 グッタリとするジェイの足を掴んでグラウンド式のドラゴンスクリューを食らわせて、3発目のツイスト・アンド・シャウトだ。しかし、ジェイもスリングブレイドを狙った棚橋を捕まえて裏投げ。続けてSSSでぶん投げると、左足にグラウンド式のドラゴンスクリューだ。
 そして、TTOを狙うジェイ。棚橋が足で突き放して防御してくると、掟破りの逆テキサスクローバーホールドに切り替えて極めてみせた。これで十分痛めつけてから、自身の技であるTTOに捕獲したジェイ。ここは棚橋もなんとかロープエスケープだ。
 ならばともう一度SSSを狙うジェイ。棚橋が踏ん張ると、その膝裏にラリアットで一撃。そして、再びSSSを狙う。これを必死に防御した棚橋はドラゴン張り手。続けてフルネルソンに捕まえてドラゴンスープレックスを狙う。
 ジェイがこれを強引に外すと、両腕をホールドしてダルマ式のジャーマンスープレックスを放った棚橋。ジェイがカウント2で返すと、その場飛び式のスリングブレイド。ついでにエプロンに上がってきた外道を蹴散らすと、コーナートップに上がってハイフライフローだ。
 しかし、ジェイは立ち上がってこれをキャッチ。ブレードランナーに切り返そうとする。棚橋もこれを阻止してドラゴンスープレックスを狙うが、ジェイもこれを阻止。前方から足を掴んで棚橋を倒すと、再びTTOに捕獲する。
 これもなんとかロープエスケープした棚橋。その棚橋をリング中央へ引きずり戻そうとするジェイだが、棚橋もロープを掴んで必死に阻止。窮地を脱した棚橋は、海野レフェリーにクレームをつけにいったジェイの隙きを突いて、ドラゴンスクリューで反撃だ。
 だが、ジェイも近づいてきた棚橋の足を掴んでドラゴンスクリュー。一方の棚橋は近づいてきたジェイに下から関節蹴り。ジェイも同じく棚橋の膝に下から関節蹴りを食らわせる。それでも立ち上がってきた棚橋を倒して、グラウンド式のドラゴンスクリューだ。
 そして、もう一度TTOを狙ったジェイ。しかし、棚橋はこれを足で突き飛ばし、ジェイの両足を掴んで倒すとグラウンド式のドラゴンスクリューで反撃する。お互いグラウンドで相手の膝を奪いにかかる棚橋とジェイ。両者、足を掴んだ状態から一度ブレイクすると、膝立ちになってエルボー合戦だ。
 立ち上がってもエルボーを打ち込んでいく棚橋とジェイ。しかし、ジェイは膝を狙って流れを変える。そして倒れた棚橋の左膝を掴んでエルボーを打ち込むと、グラウンド式のドラゴンスクリューで追撃だ。
 続けてコーナーに移動した棚橋に串刺し式のエルボースマッシュ。棚橋が必死に立ち上がってきたところで一発一発放って追い込んでいく。3発食らって、グロッキー状態の棚橋。その棚橋をリング中央に引きずり戻し、強引に立ち上がらせる。
 棚橋もドラゴンスクリューで反撃を試みるが、ジェイは髪の毛を掴んで阻止するとエルボー。棚橋が低空のドロップキックを放ってきてもスカしてみせる。だが、余裕のできたジェイが近づいてきたところで、棚橋はショートレンジのラリアットで反撃だ。
 そしてジェイの足を掴む棚橋。ジェイがコーナーに逃げても放さない。そしてドラゴンスクリューを放つと、雄叫びを上げて立ち上がり、ジェイをロープに飛ばす。ジェイがブレードランナーで切り返そうとすると、これをスリングブレイドで逆に切り返す。
 さらにスリングブレイドで追撃するとコーナートップへ上がってハイフライフローを発射。立ち上がったジェイを押し潰すと、再びコーナートップへ。2発目のハイフライフローをジェイの両膝の上に投下する。
 そして、トドメはテキサスクローバーホールド。ジェイがロープに手を伸ばそうとすると、リング中央に引きずり戻し、ガッチリと腰を落として極めていく。だが、ここで外道がエプロンからクレームをつけてくる。
 その間にジェイはタップアウトしてしまうが、レフェリーが外道を注意しに行っていたため、これを見ていない。状況がわからない棚橋は自ら技を解いてしまう。ならばと棚橋はまず邪魔な外道をロープ越しのドラゴンスクリューで排除する。
 そして、もう一度テキサスクローバーホールドを仕掛けた棚橋。しかし、ジェイはスモールパッケージで切り返して阻止。キックアウトした棚橋が近づいてくると、ロープ際で体勢を入れ替えて、両足をロープに引っかけたまま逆さ押さえ込みで3カウントを狙う。
 しかし、棚橋もキックアウト。ジェイの足を掴んでドラゴンスクリューで反撃に出る。だが、ジェイはこれを利用してブレードランナーの体勢へ。棚橋も阻止してフルネルソンに捕獲。ドラゴンスープレックスを狙う。
 ジェイは必死にロープへ。棚橋も渾身の力で締めてフルネルソンを放さない。だが、ロープに近づいたところで、ジェイは力を抜いて体を反転。電光石火の速さでブレードランナーの体勢に捕獲して発射。この一撃で3カウントが入り、ジェイが勝利。NEVER無差別級王座を獲得したのだった。

COMMENT


 
ジェイ「(※足を引きずりながらコメントスペースにやってくる。あとをついてくる外道が拍手して勝利をたたえる。用意されていたイスに座り)なぜ誰も、俺に拍手しない? ゲドー、やったぞ!」
外道「初めからこうなるとわかってた」
ジェイ「誰一人として俺の言葉を信じようとはしなかったけどな」
 

 
外道「(※用意されていたZIMAを手にして)カンパイ、チャンプ!」
ジェイ「そうだ、俺はチャンプだ。最後にこれ(ZIMA)を飲んだ時は生ぬるかったが、よく冷えたZIMAはたまらないな。あれはイブシが『G1(CLIMAX)』を優勝した時のバックステージだった。だがあいつは”ホンモノ”の『G1』優勝者じゃなんかじゃない。見せかけだけのニセ物だ。イブシはいつも『逃げない、負けない、あきらめない、裏切らない』と言ってるが、ウソつきだ。あいつは(オスプレイに)負けたし、タナのようにギブアップしてあきらめた。そしてファンの意に反し、二つのベルトを統一し、裏切った。お前ら、誰も納得していなかっただろ? 俺は最初から(飯伏が裏切ると)忠告していたのに、俺の言葉に耳を傾けようとしなかった。どうして俺の言葉を信じないんだ? 俺はNEVERのベルトを獲って4冠王になると宣言し、その通りのことをした。でも、お前ら誰も信じようとはしなかっただろ?」
 

 
「タナ、俺が6歳だった頃の話をお前にしてやろう。当時の俺の夢は何だったと思う? その時の夢はプロレスラーじゃなかった。プロレスって言葉すら知らなかった。俺の夢は重機オペレーターだった。親が運転する車の後部座席から工事現場を眺めるのがいつも楽しみだった。そして両親に『大人になったらショベルカーを運転する人になりたい』と言った。そして、子供用の砂場で遊べるショベルカーを買ってもらった。俺が育ったオークランドは坂道が多い街で、学校へ向かうバスの中でも窓から見える山道を眺めながら、大人になって土を掘る自分の姿を夢見てたものだ。タナハシ、これを聞いて俺の夢がそのまま変わらなければよかったのにと思ってることだろう。そしたら、プロレスラーになってお前の前に現れることもなく、お前も俺に苦しめられることはなかったよな。さて、勝敗はこれで5勝2敗か6勝2敗に更新されたはずだ。タナ、お前はもう終わりだ。お前は一度だって俺より強かったことはない。そしてこれからも、お前は俺を越えられない。IWGPヘビー級王者から陥落させた俺が、今度はお前をNEVER無差別級王者から引きずり下ろしてやった。もう一生、お前が俺に勝てることはない。そしてお前にリマッチもさせてやらない」
 

 
「こうしてチャンピオンになったことだし、さすがのニュージャパンも俺の要求を聞かないわけにはいかないだろう。俺はたった今、史上初の4冠制覇を成し遂げたんだぞ! ニュージャパン、ここで俺から挑戦者を指名させてもらう! タグチ! いや、違う……タグチは2番目に挑戦させてやる。もう一人、頭に浮かんでるヤツがいる。その相手は俺たちの抗争は終わったと言っていた。オカダがタナハシを倒した時のことは“レインメーカーショック”として語り継がれているが、ニュージャパンの歴史の中で最もショックな出来事は、『NEW JAPAN CUP』でデビッド・フィンレーが俺を倒したことだ。フィンレー、お前は決着はついたって言ってたよな? でも勝敗を見れば、お前は2勝12敗。俺に大きく負け越している。恥ずかしくないのか? 決着なんてついてない。ベルトを懸けてお前の相手をしてやると言ってるんだ。デビッド、どうだ? チャンピオンの俺がお前を一人目の挑戦者に指名してやってるんだ! このギフト、受け取るに決まってるよな? お前はまた“ショック”を起こせるのか? いや、次はお前が勝てるわけがない。デビッド、お前は本気で俺たちの抗争は終わったと言ってるのか? 重機オペレーターにならなくてよかった。もし俺がこの団体とプロレス界に存在していなかったら、どうなっていたことか。まだ多くのファンが、俺がどれほどこの団体とプロレス界にインパクトを起こし、貢献してきたのか気づいていない。でも俺も、いつかはレスラーを引退していなくなってしまうんだぞ。引退後はやっぱり重機オペレーターを目指そうかな。将来、俺がいなくなった頃には、お前らみんな俺が恋しくなって、現役時代にちゃんと見ていればと後悔するんだぞ」
 

 
「それから HAPPY BULLET CLUB DAY。カンパイ。質問はあるか? お前ら日本人記者たちはいつも質問ばっかりしてるくせに、俺が勝った時は何も聞いてこない。ハシヅメ、お前は質問があるのか? 俺はたった今、4冠王の座に君臨し、歴史を動かしたんだぞ。それなのにお前らときたら、少しも敬意を表さない。ゲドー、手を貸してくれるか?」
 
 

 
棚橋「(※コメントスペースにたどり着くなりフロアにうつぶせに突っ伏す。しばらく無言ののち)はあ……これが、これが時代が変わっていくってことか……」
 

 
「はあ…………悔しいな……。悔しいな。また、NEVERのベルト……なんもできなかったな……」
 

 
「(※ゆっくり立ち上がり)NEVERの精神を、もう一度、取り返して、トライします。それしかないな……」

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