5月3日(月・祝)福岡で行われる「アイアンフィンガーフロムヘル争奪ラダーマッチ」タイチvsタマ、「IWGPタッグ王座挑戦権争奪戦」ザックvsタンガを2日後に控え、鈴木軍とBULLET CLUBが激突する最終前哨戦。
タイチとタマがそれぞれラダー(脚立)を持って登場し、浅見レフェリーが必死に2人を制止する。そして、ようやくタイチとタマがラダーを手放した直後、BULLET CLUBが鈴木軍へ襲い掛かり、乱闘で試合がスタート。
そんな中、DOUKIは邪道の竹刀攻撃を浴びるが、ラ・マヒストラル、シャイニング延髄斬りなどで挽回。しかし、邪道がカウンターショルダータックルで逆襲し、頭部へパンチ連打を見舞う。
一方、場外ではタイチとタマが互いにラダーを持って睨み合い、それを浅見レフェリーが制止。その隙を突き、邪道&タンガがラフ殺法でDOUKIをさらに痛めつける。
それでもDOUKIは、ドロップキックでタンガに反撃し、ヘッドシザースホイップで投げ飛ばす。これでようやく出番となったザックは、串刺しエルボースマッシュ、エルボースマッシュ連打でタンガに追撃。その後、タンガの反撃を許すが、コーナーを利用したスイングDDTで報復した。
タイチ対タマとなり、タイチのローキック連打に対し、タマが打撃コンビネーションを繰り出す。だが、タイチがアックスボンバーでなぎ倒し、パワーボムの体勢に入る。
それを邪道がカットすると、DOUKIが鉄パイプを持ち出して分断。ここでタイチとタマが互いにリングへラダーを持ち込み、またもやチャンバラを開始。収拾不可能と判断した浅見レフェリーが、「両者反則」という裁定を下した。
タイチ「(※静かな口調で)どこ行った? どこ行ったんだ、オラ? 殺してやるよ。殺してやるよ。長ぇ長ぇと思ったけどな、長ぇよ。やっとだな、明後日。(※両手を広げて)どうだ。痛くもかゆくもねぇぞ。万全の状態でやってやるよ。ブチ殺してやるよ。だけどな、あんまりな、あれだけに気ぃ取られると、前回ヘマしたからな。必ずザックも勝って、俺も(アイアンフィンガーを)取り戻して、必ず(IWGP)タッグタイトルも。俺ら挑戦権、手に入れてやるよ。冷静になってやるよ。ザックに悪いからな、これ以上……」
ザック「(福岡は)もうすぐだな。もう目前になったな。やっぱり“SILVER BACK”はケタ違いにデケぇヤツだな。その体のデカさ、強さに萎縮するレスラーもいるかもしれないが、俺はちっともお前が恐くない。なんでかって? 俺は18の頃から世界中で試合をして、数々のベルトを獲り、トーナメントで優勝してきたからだ。お前の2倍はデカいレスラーもタップアウトさせてきてるしな。だからお前なんて、ちっとも恐くないんだよ、ダーリン。この腕でお前もタップアウトさせてやる。そしてアイアンフィンガーとベルトをお前らから取り返す。それでもう2度と、お前らと闘わなくて済むことを願う」
タイチ「やってやるよ、俺とザックで。全部、ひっくり返してやるよ。お前ら、終わらしてやるよ。俺とザックで、そしてこいつ(DOUKI)もいっしょだ。お前ら、テメェらクソ軍団、タコ軍団、終わらしてやるよ。いますぐ殺してぇけどな、冷静になってやるよ。情けだ。、俺からの。(5.3福岡では)ブチ殺してやる」
DOUKI「オイ、いよいよ明後日だな。明後日まで、長かったよ。今シリーズ、何十回こいつらと、何十回同じことしたかわかんない。でも大事なのは明後日だ。オイ、俺の役目はな、しっかりこの2人をサポートすることだ」
タイチ「どうせあのタコが邪魔してくんだよ」
DOUKI「ああ、そうだな。わかりきってる。俺、最初からついてってやるぞ。タイチ、安心しろ。俺がしっかりサポートしてやるから」
タイチ「いいんだぞ、殺してやっても」
DOUKI「いいのかタイチ、殺しても?」
タイチ「いいんだよ」
DOUKI「いいんだね! いいんだね、やっちまって!」
タイチ「いいんだ」
DOUKI「いいんだね、やっちまって!」
タイチ「殺していいんだ」
ザック「SILVER BACKよ……野生の白鳥のようにお前に襲いかかってやる!」
タンガ「ザック、いまから俺が言うことをよく聞けよ。明後日も今日と同じ結果になると決まってる。そこで俺からアドバイスをやる。会場に現れるな。もし現れたら、恥ずかしい姿をさらすことになるだけだ。そうだろ? 違うか?」
※タマ&邪道はノーコメント