メイン(第5試合)はNEVER無差別級6人タッグ王者の後藤洋央紀&石井智宏&YOSHI-HASHI組にKENTA&高橋裕二郎&石森太二組が挑戦。遺恨抗争を繰り広げてきた両軍が、ついに王座戦で激突。昨日の4.19後楽園のシングル三番勝負では、石井が裕二郎に勝利するも、後藤は石森、YOSHI-HASHIはKENTAに敗北。勝ち越した挑戦者チームが、その勢いを駆ってベルトを奪取するか? それとも王者チームがベルトを死守するか? KENTAが強奪したYOSHI-HASHIの棒の行方も気になるところだ。
KENTAはYOSHI-HASHIの棒を大事に抱えて入場。王者組はNEVER6人タッグのベルトを携えリングイン。
先発はYOSHI-HASHIとKENTA。だが、KENTAはすぐにリングを下り、YOSHI-HASHIに見せつけるように棒に口づけ。
KENTAはリングに戻ると、石森にスイッチ。CHAOSは後藤が登場し、荒々しく石森を殴りつける。だが、石森はヘッドロックで捕獲。さらに髪をつかんでパンチを連発。そしてロープに走るも、後藤はショルダータックルでダウンを奪う。
しかし、石森が後藤をロープに投げると、KENTAがエプロンからキック。そして石森はロープに飛ぶも、YOSHI-HASHIもキックで妨害。ここから両軍入り乱れる展開に。
CHAOSは石森にトリプルのサンドイッチ式キック、さらに太鼓の乱れ打ちを狙うが、KENTAと裕二郎がカットに入り、場外戦に持ち込む。KENTAはYOSHI-HASHIを鉄柵に叩きつける。
石森は後藤をリングに戻して顔面かきむしり。そして自軍コーナーに持ち込み、逆水平チョップを連発。
続いてBULLET CLUBがCHAOSのお株を奪う太鼓の乱れ打ちを後藤にお見舞い。続いてKENTAが後藤にエルボードロップを連発。さらに金具むき出しのコーナーに、後藤をハンマースルーで叩きつける。
スイッチした裕二郎は後藤に低空ドロップキック。そして金具むき出しのコーナーにハンマースルー。
今度はKENTAが後藤にバックエルボーからカバー。しかし、後藤はカウント1でキックアウト。するとKENTAは自軍コーナーに後藤を運び、ショートレンジのショルダータックルを連発。
スイッチした石森はフライングメイヤーからネックツイスト。YOSHI-HASHIがカットに入るも、石森は場外に追いやる。すかさず、KENTAがYOSHI-HASHIを鉄柵に叩きつける。
リングでは石森が後藤を金具むき出しのコーナーにハンマースルー。次は裕二郎が後藤の腹部にヒザ蹴りを連発。さらにロープに固定してフロントキック。
劣勢の後藤だったが、裕二郎に追走式ラリアットを炸裂。ようやくスイッチした石井に対し、石森がドロップキック。だが、石井は倒れずショルダータックル。続いて、石井は裕二郎とKENTAの同士打ちを誘い、KENTAにショルダータックル、裕二郎にはパワースラムを炸裂。
石井がブレーンバスターを狙うと、裕二郎は手にかみつく反則攻撃。だが、石井はラリアットをかわしてブレーンバスターの体勢に。しかし、裕二郎は切り抜けてリバースDDTを炸裂。
ここから両者はエルボーの応酬に。そして、裕二郎はカウンターのラリアットで石井をなぎ倒し、さらにフィッシャーマンズバスターを決める。続くインカレスラムを切り抜けた石井は、裕二郎にジャーマン。
次はKENTAとYOSHI-HASHIのマッチアップ。YOSHI-HASHIはロープワークの攻防からヘッドハンター。さらに逆水平チョップの連発からトラースキック、ネックブリーカーとたたみかける。
勢いに乗るYOSHI-HASHIはパワーボムを狙うも、KENTAは切り抜け、キチンシンクをお見舞い。ここで後藤が襲いかかるも、KENTAと石森がサンドイッチキック。今度は石井が入るが、KENTAがソバットで動きを止め、裕二郎が追撃のラリアット。
続いて裕二郎と石森がYOSHI-HASHIに連携のバックドロップ。そしてKENTAがダイビングフットスタンプを炸裂。
KENTAはgo 2 sleepを狙うも、YOSHI-HASHIは切り抜ける。だが、KENTAはYOSHI-HASHIをうまく転倒させ、後頭部にランニングニー。そしてロープに走るが、後藤が担ぎ上げ、YOSHI-HASHIと激烈一閃を狙う。これをKENTAは切り抜けるも、後藤&YOSHI-HASHIは隠し狭間。そして、今度こそ激烈一閃。さらに石井のスライディングラリアット、YOSHI-HASHIのランニングニーとたたみかける。
YOSHI-HASHIはKENTAをカチ上げ式ラリアットでなぎ倒してカバー。しかし、KENTAはカウント2でキックアウト。するとYOSHI-HASHIはカルマを狙うも、KENTAは逃れてDDT。
スイッチした石森はYOSHI-HASHIにランニングニー。そしてサイファーウタキを決め、トップロープからファイヤーバードスプラッシュ。だが、かわしたYOSHI-HASHIはスピンキックを決める。
スイッチした後藤は石森に豪快なラリアット。そして村正からブルドッギングヘッドロック。しかし、カバーは石森がカウント2ではね返す。
すると後藤は担ぎ上げるが、石森は切り抜けてハンドスプリング式のスクリューキック。
ここからBULLET CLUBは後藤にトレイン攻撃。しかし、後藤は回避し、KENTAと裕二郎をまとめてラリアットでなぎ倒す。
続いて石井が石森に串刺しラリアット。そして、後藤とYOSHI-HASHIが連携攻撃を狙うも、KENTAが阻止。裕二郎は後藤にスタンガンを見舞い。
ここでKENTAが棒を取り出し、後藤に殴りかかるが、石井が身代わりに。KENTAは後藤にも棒で一撃を浴びせ、石森がすばやく横入り式エビ固めで丸め込む。だが、YOSHI-HASHIが間一髪でカット。
レフェリーはKENTAに棒を渡すよう要求するが、KENTAは突き飛ばし、YOSHI-HASHIに襲いかかる。だが、かわしたYOSHI-HASHIはトラースキック。そして棒を取り返し、裕二郎、石森に一撃を浴びせる。
ここからYOSHI-HASHIはKENTAと棒の奪い合いに。だが、YOSHI-HASHIが守り抜き、後藤の打撃でひるんだKENTAに、棒で一撃を食らわせる。
リング上、後藤が石森に串刺し攻撃を狙うも、石森は回避し、ロープを利用して丸め込みへ。しかし、後藤はなんとかキックアウト。
そして、後藤は石森を担ぎ上げるとGTWの体勢に。だが、石森は回避して逆さ押さえ込み。すかさず石井がカットする。
石井は裕二郎をバックドロップで排除。しかし、石森が石井を渾身のラリアットでなぎ倒す。そして、石森は後藤にカウンターのジャンピングニー。続くブラディークロスを後藤が切り抜けると、石森は打撃のコンビネーション。
ここから石森はラ・ミスティカの要領でYes Lockを狙うも、後藤は耐え抜いてヘッドバットをお見舞い。そして肩に担ぎ上げてGTWを豪快に炸裂。最後は石森にGTRを決めて、ついに3カウントを奪取。王者組が接戦を制し、ベルト防衛に成功した。