メインイベントの第5試合はNEVER無差別級6人タッグ王座戦に向けたCHAOSとBULLET CLUBのシングル3番勝負として、KENTAとYOSHI-HASHIが一騎打ち。KENTAは3.21仙台でYOSHI-HASHIの棒を強奪。以降、棒を巡り因縁がヒートアップしている。
KENTAは棒を持参せず、一人で入場。YOSHI-HASHIはNEVER6人タッグのベルトを携えリングイン。セコンドとして石井が帯同。
ゴングが鳴るとにらみ合ったのち、KENTAは一旦間を外すように場外へ。そして、カウント14でリングに戻ったと思いきや、再び場外に下りる。そして、石井を牽制する。
KENTAはカウント8でリングに戻るが、ロックアップで組み合うと見せかけて、またも場外へ。YOSHI-HASHIが追いかけると、KENTAはリングに戻る。追いかけっこのような展開となるが、YOSHI-HASHIは場外のKENTAにスライディングキック。
そしてKENTAをリングに戻し、YOSHI-HASHIはバックエルボー、ショルダータックル、ヘッドハンターと波状攻撃。YOSHI-HASHIは気合いを入れ、KENTAにストンピング。
続いてKENTAの左肩にエルボーを落としていく。さらに逆水平チョップを決めてからハンマースルー。だが、KENTAはロープで踏みとどまり場外へ。
するとYOSHI-HASHIは追いかけ、KENTAを鉄柵に叩きつける。すると、KENTAも鉄柵攻撃で反撃。そして、マットの敷かれていない場外フロアでDDTを敢行。続いてKENTAは鉄柱にYOSHI-HASHIを叩きつける。
阿部リングアナが場外カウントを進めるも、KENTAはそれを阻止。そして、YOSHI-HASHIを鉄柵に叩きつけ、セコンドの石井をにらみつける。
KENTAはYOSHI-HASHIをリングに戻してカバー。YOSHI-HASHIはカウント1で意地のキックアウト。KENTAはストンピングを食らわせるが、YOSHI-HASHIも下から蹴りを返す。
KENTAはYOSHI-HASHIに強烈なキックを連発。YOSHI-HASHIはエルボーを返し、激しい打撃の応酬に。するとKENTAはカニバサミで転倒させ、後頭部にエルボードロップを落とす。
YOSHI-HASHIはエルボーからロープに走るが、KENTAはキチンシンク。そしてコーナーパッドを外すが、レフェリーが取り上げる。
KENTAは金具むき出しのコーナーにYOSHI-HASHIを叩きつける。そしてネックブリーカードロップをお見舞いしてからカバー。
YOSHI-HASHIがカウント2で返すと、KENTAはチンロック。YOSHI-HASHIがバックエルボーで脱出しようとすると、KENTAは強引にうしろに倒し、背中にサッカーボールキック。
さらにKENTAは重いキックを連発。YOSHI-HASHIがダウンするとKENTAはカバーするが、YOSHI-HASHIはカウント1でキックアウト。
KENTAはYOSHI-HASHIの顔面を蹴りつける。ここから両者は顔面への張り手の応酬に。KENTAがロープに走ると、YOSHI-HASHIは逆水平チョップ。さらにKENTAの足を捕らえてドラゴンスクリューをお見舞い。
YOSHI-HASHIは雄叫びを上げ、KENTAにエルボー&逆水平チョップ。さらにトラースキックからネックブリーカードロップ。
そして、KENTAに串刺しラリアットから滞空時間の長いブレーンバスター。さらにYOSHI-HASHIはパワーボムを狙うも、KENTAは切り抜ける。だが、YOSHI-HASHIはエルボーから逆水平チョップ。
しかし、KENTAもキチンシンクで反撃。そしてジャーマンを狙うも、YOSHI-HASHIははねのけて串刺し攻撃を狙う。キックで迎撃したKENTAはトルネードスタンガン。そしてフライングラリアットを決めてカバー。YOSHI-HASHIはカウント2でキックアウト。
ここでKENTAはSTFへ。YOSHI-HASHIは必死にロープエスケープ。KENTAはYOSHI-HASHIの頭部を踏みつけていく。さらにKENTAは下から蹴り上げ、グリーンキラーを炸裂。しかし、カバーはYOSHI-HASHIがカウント2ではね返す。
KENTAは串刺しのフロントキックから串刺しの低空ドロップキック。そしてトップコーナーからダイビングフットスタンプを繰り出すが、YOSHI-HASHIはかわす。続いて突進するも、KENTAはカウンターのパワースラム。
KENTAは今度こそトップコーナーからダイビングフットスタンプを炸裂。これもYOSHI-HASHIは必死にカウント2ではね返す。
ならばとKENTAはgo 2 sleepを狙うも、YOSHI-HASHIは回避。ここから激しいエルボー合戦に突入。競り勝ったKENTAはパンチ。
しかし、YOSHI-HASHIは倒れず、渾身のエルボーを打ち返していく。KENTAはフロントキックを連発するも、YOSHI-HASHIは倒れず、バックに回って高速ドラゴンスープレックス。
そしてカチ上げ式ラリアットを狙うが、KENTAはフロントキックで迎撃。ここから打撃の応酬となり、YOSHI-HASHIはKENTAの蹴り足を受け止めるとヘッドバットを炸裂。
さらにシーソーホイップでKENTAを金具むき出しのコーナーに打ち付け、カチ上げ式ラリアットを炸裂。カバーをKENTAがカウント2で返すと、すかさずバタフライロックで捕獲。KENTAが逃げようとすると、逆サイドにスイッチ。KENTAは必死に手を伸ばすが、YOSHI-HASHIはリング中央にローリングで戻す。
ここからYOSHI-HASHIはKUMAGOROSHIを狙うも、KENTAは回避。するとYOSHI-HASHIはバッククラッカー。そしてランニングダブルニーをお見舞い。
勢いに乗るYOSHI-HASHIはKUMAGOROSHIで叩きつけてカバー。しかし、これも3カウントは奪えず。
ならばとYOSHI-HASHIはカルマを狙うも、KENTAは切り抜け、レフェリー目掛けてYOSHI-HASHIを突き飛ばす。しかし、YOSHI-HASHIは回避。そしてバックエルボーを食らわせるが、KENTAはDDTで反撃。だが、カバーはYOSHI-HASHIがはね返す。するとレフェリーがKENTAに巻き込まれ、場外へ。
無法状態のリング上、KENTAがYOSHI-HASHIの頭部にパンチを連発。そして、KENTAはリング下から、なんと棒を取り出す。
KENTAは棒でYOSHI-HASHIに襲いかかるが、YOSHI-HASHIはかわしてトラースキック。そして棒を取り返す。すると、KENTAがレフェリーにアピール。
レフェリーはYOSHI-HASHIから棒を取り上げようとする。すると、KENTAがYOSHI-HASHI目掛けて串刺しボディプレス。またもレフェリーは巻き込まれて転倒。
そしてKENTAはYOSHI-HASHIにDDT。KENTAはもう一度棒を手にし、キスをしてからYOSHI-HASHIの頭部に一撃。続いてKENTAはレフェリーを「大丈夫か?」と気遣うと、go 2 sleepを狙う。だが、YOSHI-HASHIは前方回転エビ固め。しかし、カウントは2。
KENTAはすぐにラリアットでYOSHI-HASHIの動きを止める。そしてもう一度go 2 sleepを狙うも、YOSHI-HASHIは脱出。そして、カウンターのトラースキックから横入り式エビ固めを決めるが、これもカウントは2。
KENTAのキックを受け止めたYOSHI-HASHIは、強烈な張り手。そしてカルマを狙うも、KENTAは切り抜けて金具むき出しのコーナーにYOSHI-HASHIの頭部を叩きつける。
KENTAは掌底の連打からブサイクへの膝蹴り。しかし、カバーはカウント2。すると今度こそKENTAはgo 2 sleepを決め、YOSHI-HASHIから3カウントを奪取した。