第4試合はNEVER無差別級6人タッグ王座戦に向けたCHAOSとBULLET CLUBのシングル3番勝負として、後藤洋央紀と石森太二が対峙。後藤は3.29後楽園、そして4.10横浜とタッグマッチながら石森にフォール負け。ここはヘビーとしての意地を見せたいところ。
後藤はNEVER6人タッグのベルトを携え入場。
ゴングと同時に後藤は石森をコーナーに詰め、エルボーを連発。しかし、石森はすばやい動きから、スワンダイブで飛びかかる。後藤がかわすと石森は着地。そしてショルダータックルを繰り出すも、逆に後藤がダウンを奪う。
石森は一度場外にエスケープ。そして、後藤が場外に出ると、石井はリングに上がり、追いかけっこのような展開に。
石森は巧みに後藤の左腕を捕らえると、そのままドラゴンスクリューのようにひねり上げる。後藤が場外にエスケープすると、石森は相手の左腕を鉄柵を用いて締め上げる。
続いて石森は鉄柵へのハンマースルーを狙うも、逆に後藤が叩きつける。しかし、石森は近づいてきた後藤の左腕を、うまく鉄柱に叩きつける。さらに鉄柵で左腕にダメージを与える。後藤はカウント19でリングにギリギリ生還。
石森はストンピングを連発。さらに後藤の左腕にコードブレイカー。そして変形の腕固めからアームブリーカーでダメージを与える。
続いて石森はロープを用いて後藤の左腕を攻める。後藤も反撃するが、石森はエルボーで黙らせる。そして串刺しニーを繰り出すが、かわした後藤はブレーンバスターを炸裂。
後藤は村正、ブルドッギングヘッドロックとたたみかける。だが、カバーは石森がカウント2ではね返す。
後ならばと藤は牛殺しを狙うが、石森はサミングで脱出。さらにハンドスプリング式のスクリューキックをヒット。後藤に対し、セコンドの石井が檄を飛ばす。
石森はランニングキックからカバーするも、これも後藤はカウント2でキックアウト。ここで石森はサイファーウタキを狙うが、後藤は切り抜ける。すると石森はパンチの連発からロープへ。後藤は追走するも、石森はカウンターの低空ドロップキック。
続いて石森はYes Lockで捕獲。さらにBone Lockに移行するが、後藤は足でロープエスケープ。
石森は後藤の串刺し攻撃に対し、カウンターのコンプリートショットでコーナーに叩きつける。
そして石森は突進するが、後藤は石森をコーナー上に設置し、落差のあるネックブリーカードロップを決める。続いて後藤はラリアットを繰り出すが、石森は打ち下ろして逆にラリアット。仁王立ちの後藤に対し、石森は打撃のラッシュからロープへ。しかし、後藤はカウンターのラリアット。
後藤は雄叫びを上げると牛殺しを炸裂。だが、カバーは石森がカウント2でキックアウト。すると後藤は韻を結び、強烈なキックをお見舞い。続いてとどめのGTRを繰り出すも、うまく切り抜けた石森は逆さ押さえ込みを決め、まんまと3カウントを奪取した。
試合が決まると同時に石森は場外に下り、不敵な笑み。後藤はリング上で唖然とした表情。それを尻目に石森は3カウントをアピールしながら花道を退場。リングで倒れこむ後藤のそばに石井が近づき、肩を叩く。後藤は無念の表情で退場。