メインイベント(第5試合)は内藤哲也&SANADAvsグレート-O-カーン&アーロン・ヘナーレ。4.26広島のスペシャルシングル(内藤vsオーカーン、SANADAvsヘナーレ)のダブル前哨戦。
内藤は入場時、放送席で解説を務める高橋ヒロムに、ロープを空けるように要求。ヒロムが消毒作業を行なってロープを空けると、内藤はリングイン。オーカーンは場外に下りて距離を取る。しかし、スキをついてUNITED EMPIREはゴングを待たずに奇襲攻撃。
ヘナーレはSANADAを鉄柵に三度にわたり叩きつける。そしてリングに戻すと強烈なエルボー。しかし、SANADAはうまくヘナーレをオーバー・ザ・トップロープで場外に落とし、空中技をと見せかけてエプロンに着地。そして、トップロープを一回転してリングに華麗に舞い戻る。
ここでSANADAは内藤にスイッチ。すると内藤は「広報さん!」とオーカーンを挑発。オーカーンが場外に下りると、内藤は寝転ポーズを披露。
オーカーンは内藤にキックからエルボーを連発。内藤もエルボーを返し、打撃の応酬に。競り勝ったオーカーンはロープに走るが、内藤はバックエルボー。さらにロープに走るも、ヘナーレがキックで妨害。そして内藤を捕獲すると、オーカーンは突進すると見せかけ立ち止まる。
オーカーンは弁髪をヒラヒラさせて内藤に「来いよ」と挑発。すると内藤は弁髪をつかむが、オーカーンは前方回転のヒザ十字で捕獲。すかさず内藤はロープエスケープ。
オーカーンは内藤のヒザを場外で鉄柵に叩きつける。さらにヒザに踏みつけ攻撃。
戦場がリングに戻ると、ヘナーレが内藤の足首を踏みつける。続いてヘナーレはぶっこ抜きのブレーンバスター。
スイッチしたオーカーンは内藤をコーナーに叩きつけてから玉座。次はヘナーレが内藤の右のヒザ裏にローキック。そしてアキレス腱固め、さらにヒールホールドに移行する。これはSANADAがカット。
ヘナーレはSANADAをショルダータックルで吹っ飛ばす。内藤は下から蹴りを見舞うも、ヘナーレはひるまず、内藤を担ぎ上げる。切り抜けた内藤はショルダーネックブリーカーで反撃。
スイッチしたSANADAは、ヘナーレに低空ドロップキック。さらにオーカーンを場外に落としてプランチャを炸裂。
SANADAはリングに戻ると、ヘナーレにパラダイスロックを仕掛ける。そして拍手を煽ってから、ヘナーレの臀部に低空ドロップキックをヒット。
続いてSANADAは空中技を狙うが、ヘナーレがかわすと着地。すかさずヘナーレは串刺しニーを叩き込み、フライングメイヤーから背中にサッカーボールキック。さらにバーザーカーボムを決める。
スイッチしたオーカーンはSANADAに奇声を発しながらモンゴリアンチョップ。ここから技の読み合いとなり、SANADAがフランケンシュタイナーを決める。
次は内藤がリングに入るが、オーカーンはモンゴリアンチョップ。しかし、内藤も低空ドロップキックで反撃。さらにミサイルキックを決め、拳を突き上げる。続いてオーカーンのようにうしろに手を組んでポーズ。
内藤は変形ネックブリーカーからオーカーンの両足で肩関節を締め上げる。オーカーンは足でロープエスケープ。
内藤はグロリアを狙うも、オーカーンは回避し、ココナッツクラッシュを炸裂。さらに一本背負いで叩きつける。
オーカーンは内藤にコーナーを背負わせて逆水平チョップ。さらに追走式の後頭部ラリアットから、内藤をコーナーに設置し、背中にモンゴリアンチョップ。そしてコーナーに逆さ吊りにし、低空ドロップキックを食らわせる。
内藤はジャンピングエルボーで反撃するも、オーカーンは空中でキャッチ。だが、内藤はDDTで切り返す。
次はSANADAとヘナーレのマッチアップ。激しいエルボーの打ち合いから、ヘナーレが縦ヒジのエルボー。そしてコーナーに振るも、SANADAはエプロンに着地してスワンダイブのミサイルキックをヒット。
SANADAはTKOを狙うが、ヘナーレは切り抜ける。そして豪快なバックフリップを決める。ここからオーカーンがSANADAに串刺しラリアット、そしてサイドスープレックス。続いてヘナーレがサッカーボールキックからカバーするも、内藤がカットに入る。するとオーカーンが内藤を場外戦に連れ出す。
ヘナーレはSANADAにランペイジをお見舞い。だが、SANADAはカウント2ではね返す。ならばとヘナーレはStreets of Rageを狙うも、SANADAは回避して、ヘナーレを突き飛ばす。すかさず内藤がマンハッタン・ドロップからバックエルボー。続いてSANADAがTKOを決めてカバーするが、オーカーンがカットに入る。
SANADAはヘナーレにバックブリーカーからラウンディング・ボディプレス。ヘナーレがかわすと、SANADAは着地。するとオーカーンが王統流二段蹴り。そのオーカーンに内藤が低空ドロップキックをヒット。だが、ヘナーレが内藤にティープキック。
ヘナーレの突進をSANADAはエルボーで止めると、セカンドロープからトンボを切ってバックに回ろうとする。この動きを読んだヘナーレは、SANADAに突進。
SANADAはカウンターで担ぎ上げ、そこからスタンディングのドラゴンスリーパー。しかし、ヘナーレは切り抜けて技の読み合いに。
SANADAがスタンディングのドラゴンスリーパーで捕獲すると、オーカーンが突進して王統流二段蹴り。だが、SANADAはかわす。するとオーカーンが技の読み合いから大空スバル式羊殺しで捕獲。
内藤がカットに入りトルネードDDTを仕掛けるも、オーカーンは切り抜ける。だが、内藤は延髄斬りをヒット。しかし、オーカーンはラリアットで内藤をなぎ倒す。
リング上、ヘナーレはSANADAにヘッドバット。そしてStreets of Rageを仕掛けるも、SANADAは切り抜けてオコーナーブリッジの体勢からスタンディングのドラゴンスリーパー。そのままスイングするが、背後からオーカーンがアイアンクローで捕らえ、一気にSANADAにエリミネーターをお見舞い。
そしてオーカーンは内藤に脇固めで捕らえる。最後はヘナーレがSANADAをStreets of Rageで叩きつけ、3カウントを奪取した。