【退場順】
(1)×内藤(13分58秒 OTTR)オーカーン○
(2)○SANADA(14分12秒 OTTR)オーカーン×
(3)×SANADA(15分24秒 両者OTTR)ヘナーレ×
(4)×BUSHI(16分54秒 ツアー・オブ・ジ・アイランド→体固め)コブ○
(5)○鷹木(19分24秒 OTTR)コブ×
(6)○鷹木(23分21秒 OTTR)オスプレイ×
メインイベント(第5試合)は4vs4の時間無制限イリミネーションマッチ、鷹木信悟&内藤哲也&SANADA&BUSHI組vsウィル・オスプレイ&グレート-O-カーン&アーロン・ヘナーレ&ジェフ・コブ。5.4福岡のIWGP世界ヘビー級王座戦(王者オスプレイvs鷹木)、4.26広島のスペシャルシングル(内藤vsオーカーン、SANADAvsヘナーレ)の前哨戦として、両軍が威信を懸けた総力戦で激突した。
ゴング前、L・I・Jがグータッチをかわそうとすると、UNITED EMPIREが襲いかかり開戦。UNITED EMPIREは場外戦に持ち込む。
リング上ではヘナーレがSANADAに串刺し攻撃。切り抜けたSANADAはフランケンシュタイナーをお見舞い。続いてL・I・Jはヘナーレにメンバー総出でストンピング。
内藤とBUSHIはヘナーレに連携の低空ドロップキックを狙うが、オーカーンが場外から内藤の足を引っ張って妨害。
そして、ヘナーレはBUSHIに馬乗りパンチを連発。さらにBUSHIの顔面に足を押しつける。
スイッチしたオスプレイはBUSHIにストンピング。続いてエルボーを浴びせダウンを奪うと、すかさずオーカーンがBUSHIの顔面を踏みつける。
オーカーンはBUSHIに玉座。そして場外の内藤を挑発してから、BUSHIにストンピングを連発。
次はコブがBUSHIをハンマースルーでコーナーに豪快に叩きつける。BUSHIはその衝撃で転倒。コブがBUSHIをトップロープとセカンドロープのあいだから場外に落とすと、UNITED EMPIREはストンピングで蹂躙。
BUSHIがリングに戻ると、コブは両足で踏みつける拷問攻撃。さらにベアハッグで振り回し、そのままコーナーに叩きつける。続いてトップロープを用いてBUSHIの両足を持ち上げて固定すると、オスプレイがダイビングフットスタンプをお見舞い。
続いてオスプレイとヘナーレがトレイン攻撃を狙うも、切り抜けたBUSHIは、二人まとめてフランケンシュタイナー。
ようやくスイッチした鷹木はオスプレイにボディスラム。さらに串刺しラリアットからブレーンバスターで叩きつける。ここから技の読み合いを経て、激しいエルボー合戦に突入。
続いて鷹木はバックエルボー、ナックル。しかし、龍魂ラリアットを切り抜けたオスプレイはハンドスプリング式のスクリューキック。、
次は内藤とオーカーンのマッチアップ。エルボーの応酬では、内藤がオーカーンのように手をうしろに組んで挑発。怒ったオーカーンは脳天にチョップ。さらに串刺し攻撃を狙うも、内藤は切り抜け、低空ドロップキックをヒット、そしてショルダーネックブリーカーを決め、右腕を突き上げてポーズ。
内藤はオーカーンの弁髪をつかんで振り回す。さらにコーナーミサイルを狙うも、切り抜けたオーカーンは大空スバル式羊殺しを狙う。内藤が髪をつかんで阻止すると、オーカーンはバックエルボー。そして大空スバル式羊殺しから、エルボードロップのように叩きつける。
続いてオーカーンは内藤に靴を舐めるよう挑発。ここから技の読み合いとなり、オーカーンがロープに走ると、内藤はSANADAと共にダブルのヒップトス。さらに連携の低空ドロップキックをヒット。
内藤はオーカーンをトップコーナーに設置し、雪崩式フランケンシュタイナーを狙う。だが、オーカーンは内藤を両肩に担ぎ上げる。内藤はエプロンに回避するも、オーカーンは奇声を発しながらモンゴリアンチョップ。
内藤もモンゴリアンチョップを繰り出すが、しのいだオーカーンはクロスチョップから地獄突き。そしてエリミネーターを狙うも、切り抜けた内藤は延髄斬り。すると、オーカーンは王統流二段蹴りで内藤を場外に落とし、失格に追い込む。
そして、オーカーンは場外の内藤を見下ろし、「どうした内藤! やっぱりよええな!」と勝ち誇るが、すかさずSANADAがドロップキックでオーカーンを場外に排除。オーカーンも失格に。
今度はSANADAとヘナーレのマッチアップ。技の読み合いから、SANADAはスワンダイブのミサイルキック。続くTKOを切り抜けたヘナーレはバーザーカーボム(旋回式のシットダウン式ボム)。さらにStreets of Rageを狙うも、SANADAは切り抜ける。そしてドロップキックを連発。そして、SANADAはロープ際のヘナーレに突進するも、二人同時にオーバー・ザ・トップロープで場外に落下。両者失格に。
リング上はBUSHIとコブのマッチアップ。BUSHIはスピンキックからフィッシャーマンズスクリュー。さらにMXを繰り出すが、コブはかわす。続いてコブは突進してきたBUSHIをポップアップ。その勢いを利用して、BUSHIはコードブレイカーを炸裂。
BUSHIはコブに横入り式エビ固め。コブは跳ね除けると、ラリアットをお見舞い。そして一気にツアー・オブ・ジ・アイランドを決めて3カウントを奪取した。これで残りはL・I・Jが鷹木一人、延髄斬りはオスプレイとコブに。
鷹木は二人相手にエルボーを乱打。しかし、コブが抱えてコーナーに叩きつけ、オスプレイが串刺しニー。そしてコブがアスレチックプレックスを決めるも、カバーは鷹木がカウント2でキックアウト。
続いてオスプレイは鷹木をロープに突き飛ばし、コブがツアー・オブ・ジ・アイランドを狙うも、鷹木は回避。そして、オスプレイにショルダースルー。
孤軍奮闘の鷹木はコブにバックエルボー、ナックル、龍魂ラリアットをお見舞い。しかし、オスプレイがローリングエルボーをヒット。
そしてオスプレイはオスカッターを繰り出すも、回避した鷹木はオスプレイとコブに同時にラリアット。しかし、コブは倒れず、逆にラリアットで鷹木を吹っ飛ばす。
コブはとどめとばかりにツアー・オブ・ジ・アイランドを狙う。しかし、鷹木はロープに踏みとどまる。すると、コブが突進。鷹木はカウンターでコブを両肩に担ぎ上げる。
だが、オスプレイがサイレント・ウィスパーをヒット。コブはエプロンから鷹木を捕獲。そこにオスプレイがエルボーを繰り出すも、鷹木はかわして同士打ちを誘う。
続いて鷹木はオスプレイにパンピングボンバーを狙う。オスプレイがかわすと、エプロンのコブにヒット。コブは場外に転落してしまう。
これで鷹木とオスプレイの一騎打ちに。両者は激しいエルボー合戦に突入。続くロープワークの攻防では、鷹木のパンピングボンバーをオスプレイは回転しながら切り抜け、その勢いでパワーボムの体勢に。だが、鷹木は回避し、ショートレンジのパンピングボンバーを炸裂。
鷹木は「オイ! オイ!」と気合の雄叫びからワンツーエルボー。そしてナックルを打ち込みロープに走るも、オスプレイはカウンターのスパニッシュ・フライ。
鷹木がカバーを返すと、オスプレイは顔面にキック。そしてオスカッターを狙うも、鷹木は突き飛ばして回避。オスプレイはロープをつかんで場外落下を回避する。
エプロンのオスプレイに対し、鷹木は突進。しかし、オスプレイはうまくエプロンに鷹木を追いやる。オスプレイはストームブレイカーを狙うが、鷹木がこらえると、顔面にステップキック。
鷹木はその蹴り足を捕らえ、ヘッドバットをお見舞い。オスプレイが崩れ落ちると、鷹木は熨斗紙を狙う。だが、オスプレイは切り抜け、後頭部にエルボーを炸裂。そしてエプロンでオスカッターを狙うが、鷹木はアルゼンチンバックブリーカーで捕らえる。
オスプレイは脱出してサイレント・ウィスパー。そしてヒドゥン・ブレイドを繰り出すも、鷹木はうまく担ぎ上げ、そのまま体勢はやや崩れながらもデスバレーボムのようにオスプレイを場外に投棄。イリミネーションマッチは鷹木が生き残り、L・I・Jが勝利を収めた。