第1試合開始前、初代IWGP世界ヘビー級王者・飯伏幸太への新ベルトの贈呈式が行なわれた。
まずは尾崎リングアナが飯伏を呼び込む。飯伏はIWGPヘビーとIWGPインターコンチネンタルと共に入場。飯伏はファンにベルトを見せるように、リングサイドを周回してからリングイン。
まずベルト贈呈に先駆けて、飯伏はIWGPヘビー、インターコンチを返還。それぞれのベルトを見つめてから、IWGPヘビーを菅林直樹会長、インターコンチを大張高己社長に手渡した。
そして、スクリーンには各王座の歴代王者の映像が流れ、その終了と共に、リング上でIWGP世界ヘビー級のベルトをお披露目。
続いて尾崎リングアナからからベルトについて、以下の説明がなされた。
■尾崎リングアナの説明
「デザインにはすべての歴代ベルトを継承されております。放射状に拡がるラインは初代。王冠のように上部に広がってる形状は二代目。世界に羽ばたく羽根は三代目。2色の配色とライオンマークの配置は四代目。そしてサイドバックルの形状はインターコンチのベルトが継承されています。」
また、このベルトには「戦いの魂を受け継ぎ世界へ羽ばたく」という意味が込められています。まず、ライオンマーク周辺ですが、
上部のライオンマークが太陽となり世界を照らします。その周囲には闘魂を示す燃える炎。そして、世界を貫く剣が描かれております。
また、地球儀の周辺ですが、5つの宝石があり、その宝石は50周年&5大陸を表しています。宝石の台座はライオンの牙であり世界をつかむ、捕らえるという意味がございます。そして、両サイドに世界に羽ばたく翼がデザインされております」
続いて菅林会長が飯伏にチャンピオンベルトを贈呈。拍手に包まれる中、飯伏は新ベルトを見つめ、そして場内に見えるように掲げる。最後に飯伏はマイクを握り、以下の挨拶。
■飯伏の挨拶
「僕はいままで言ってきたとおり、インターコンチのベルトと、IWGP(ヘビー)のベルト、これを一つにする。それの意味が、みんなあまり伝わらなかったかも知れない。でも、僕はこのベルト、二つのベルトが大好きだったから、この一つのベルトにして、このベルトを日本だけじゃなく、世界に向けて、そしていままでの歴史を絶対に継いだまま、もっともっと大きく、新しくしていきたいと思います(場内拍手)」
記念撮影のあと、最後に飯伏はベルトを右手で突き上げてからリングを下りる。そして、観客にベルトを披露してから花道を下がった。