試合後、オスプレイは本間をカバーしたまま、鋭い視線を飯伏に向ける。そして不敵な笑みを浮かべ、ヘビーとインターコンチのベルトに視線をやってから、飯伏と言葉をかわす。
ここで両者が立ち上がると、警戒したコブとオーカーンがオスプレイのサイドを固める。飯伏はベルトを抱えてから、リングをあとに。UNITED EMPIREは勝ち名乗りを受ける。
続いてオスプレイはマイクを握ると、以下のアピール。
■オスプレイのマイクアピール
「さあ、IWGPヘビー級とインターコンチネンタルのベルトにお別れを言え。レガシーにバイバイだ。でも俺はそんなものに興味がない。俺が見てるのは自分がナンバーワンになることだけだ。明日、ついにIWGP世界ヘビー級のベルトが初披露される。イブシ、オマエがチャンピオンでいられるのも残り5日。俺がリョーゴクでオマエを倒し新ベルトを獲る。オマエたち(ファン)はもう俺のことが好きじゃないってか? それがなんだ。俺はもう昔の自分とは違う。でも俺が変わらないといけなかった責任は、すべてオマエたちにある。オマエが俺をモンスターに変えた。それに俺は自らを”神”と呼ぶあの男が気に入らない。”本当の神”なんていない!(ファンが拍手をする)拍手はやめろ!オマエらに評価されるのなんてゴメンだ! いまさら応援したって遅いんだ! あの”神”を殺すのは俺の役目だ! オーカーン、訳してくれ」
すると、オーカーンが続いてマイクを握る。
■オーカーンのマイクアピール
「ひれ伏せ、愚民ども! 飯伏なんていうよ、神なんて信じてんのか、貴様ら? くだらねえ! いいか、信じられるのは帝国の盟主、オスプレイのような絶対的な力だ! 神はいない! もし、いるのならば、4月4日、両国で神を殺す。そして、IWGP世界ヘビー級王座を帝国が支配する! いいか、愚民ども。これがジェフ・コブ、グレート-O-カーン、そしてウィル・オスプレイ。UNITED EMPIREの力だ!」
そして、オスプレイは高笑いを見せてからリングを下り、花道を引き上げた。