『NEW JAPAN CUP USA』の出場権を懸け、新日本プロレスLA道場のコナーズと、旧ロサンゼルス道場出身のTJPが対決。両者は2019年8月23日の「SUPER J-CUP 2019」1回戦(アメリカ・ワシントン州シアトル/タコマ)でも対戦しており、TJPが勝利を収めている。
ゴング直後にコナーズが強烈なスピアーを食らわせ、ブレーンバスター2連発、逆水平チョップ、アームホイップ、串刺しバックエルボーなどで追い討ちをかける。
だが、TJPが体勢を入れ替えて卍固めを仕掛け、不意を突いてコナーズの両肩をマットへつける。そして、ロープワークでフェイントをかけてコナーズを場外へ追い込むと、プランチャで押し潰す。
これでTJPのペースとなり、トップロープ越えのセントーンアトミコ、レッグロックなどで追撃。そのまま脚攻撃を続行していくが、コナーズが首を取って丸め込む。
それでもTJPはコーナーを利用してスイングDDTを繰り出すが、コナーズが回転をこらえる。しかし、TJPがカニばさみで転倒させ、低空ドロップキックを見舞う。
再びTJPのペースとなり、ニークラッシャー、ドラゴンスクリュー、ローリングソバット、フロントキック。だが、コナーズはカウンターパワースラムで巻き返す。
さらにコナーズは、逆水平チョップ連打、トーキック連打をTJPに浴びせ、死角からのタックルで吹き飛ばす。するとTJPはカウンター低空ドロップキックで逆襲に転じるが、マンバスプラッシュはコナーズがかわす。
それでもTJPは膝十字固めを極め、コナーズをロープエスケープさせる。そして、逆さ押さえ込みの体勢から再び脚を取りにいくが、コナーズが切り抜けてカウンタースパインバスター。その直後、コナーズは逆エビ固めを極めるが、TJPがロープへ逃れる。
その後、コナーズがニュートラルコーナーからダイブすると、TJPがカウンターで脚を取って膝十字固めで捕獲。これでコナーズは悶絶してしまうが、上体を起こして腰を落とし、そのままTJPから3カウントを奪った。
試合後、TJPは納得がいかない表情を見せ、コナーズと握手せずに退場した。