第4試合は棚橋弘至&永田裕志&本間朋晃vsジェイ・ホワイト&邪道&外道の6人タッグマッチ。ジェイは先シリーズ、自身がIWGPヘビー、IWGPインターコンチネンタル、IIWGP USヘビーを戴冠していることを踏まえ、“4冠”として棚橋の保持するNEVER無差別級王座への挑戦をアピール。そして、昨日(3.29後楽園)の6人タッグで勝利を収めた直後、ジェイは「オマエは負けるとわかっていて、俺と戦うのが恐いんだろ」と挑発。棚橋は「ベルトに挑戦を表明してきてるけど、さあ、どうなるでしょう?」とコメントを残している。
ジェイは入場時、観客に拍手をしろと激昂。そしてリングに上がると、ベルトを巻く仕草でNEVER挑戦をアピール。棚橋はNEVERのベルトを携えてリングイン。ジェイは棚橋に対し、おちょくるように拍手を送る。そして、ジェイはプッシュアップを開始。棚橋が場内に向けて肉体を見せると、ジェイもTシャツを脱いでマッスルポージング。ゴング前にBULLET CLUBはToo Sweetサインをかわす。
先発は棚橋とジェイ。ロックアップで組み合うと、棚橋が押し込むも、ジェイは体勢を入れ替えてロープを背負わせる。そして、ジェイはクリーンブレイク。
続いてジェイは棚橋にエルボー、キックを連発。だが、棚橋はセカンドロープからのフライングクロスボディで反撃。
次は棚橋&本間がジェイにダブルのショルダータックル、エルボードロップをお見舞い。
本間はジェイをネックロックで捕獲。その状態で永田にスイッチ。永田はジェイにキックを連発。続いて串刺しフロントキックからエクスプロイダーを狙うが、邪道がカット。だが、永田は邪道にフェイントからの低空ドロップキックをヒット。
永田はもう一度、ジェイにエクスプロイダーを狙う。しかし、ジェイは切り抜けてハンマースルー。すると、邪道が場外から竹刀攻撃を見舞う。ここからBULLET CLUBは場外戦に持ち込み、ラフファイトで攻め込む。
邪道が永田をリングに戻すと、ジェイは掟破りのナガタロックⅡで捕獲。永田は足でロープエスケープ。ジェイは挑発の「ゼアッ!」ポーズを披露。
スイッチした邪道はロープを用いて永田の顔面に摩擦攻撃。さらにパンチを頭部に乱打する。そして「裕志、どうした!?」と挑発。
怒った永田は邪道にエルボー。邪道は顔面かきむしりでひるませ、ハンマースルー。だが、永田は相手の動きを読むと、延髄斬りをヒット。
次は棚橋とジェイのマッチアップ。互いの攻撃をかわし合うと、今度は同時に相手の足を捕獲。そして、同時に下ろそうとするも、ジェイは騙しうち。怒った棚橋はジャンピングフォアアーム。さらに技の読み合いから低空ドロップキックをヒット。
続いて棚橋はテキサスクローバーを狙うが、ジェイは脚力で切り抜ける。そして狙いすましたDDTをお見舞い。
ジェイは棚橋に串刺しエルボーからブレードバスターを炸裂。そして棚橋の左足にキックを連発する。棚橋は足関節を切り抜けてエルボー連発。さらに相手の蹴り足を捕らえてドラゴンスクリュー。
スイッチした本間はジェイに逆水平チョップを連発。続いて串刺しエルボーからフェイスクラッシャーをお見舞い。そして小こけしを狙うが、ジェイは転がって回避。
だが、続くジェイのブレーンバスターを、本間は逆に投げつける。そして技の読み合いから、ジェイがロープへ。すると本間はカウンターのこけしロケット。しかし、追撃の小こけしはかわされてしまう。ここでジェイはブレードランナーを狙うが、棚橋がスリングブレイドでカット。永田も邪道と外道をキックで蹴散らす。
リング上、本間はジェイに小こけしをヒット。カバーをジェイが返すと、本間はセカンドロープから中こけし。だが、これはジェイにかわされてしまう。ジェイはダウン状態の本間の足を捕らえてスクリュー。そして最後はHTO(ホンマ・タップ・アウト)で本間からギブアップを奪った。