第2試合はSHO&田口隆祐&マスター・ワトvsエル・デスペラード&金丸義信&DOUKI。
SHOの相棒で長期欠場中だったYOHが、3.21仙台で復活を宣言。4.4両国の復帰戦では、ROPPONGI 3KがIWGPタッグ王者デスペラード&金丸組への挑戦が決定している。前日(3.29後楽園)の前哨戦の試合後、鈴木軍はSHOについて「印象1コでも残ってます、あいつ!?」(デスペ)「なんもねえな」(金丸)とバッサリ。対するSHOは
「ジュニアタッグをYOHさんと獲り戻す。もちろん。それを獲ってからも、次を見据えてる」と気合いのコメント。
デスペラード&金丸はベルトを携えて入場。ゴング前に血気盛んなSHOはデスペラードの胸を突き飛ばす。
そしてSHOが仕掛けるかたちで、ゴングを待たずに試合スタート。SHOはデスペラードにコーナーを背負わせてエルボーを連発。だが、デスペラードも体勢を入れ替えてエルボー。
しかし、SHOはエルボーを乱打し、デスペラードに尻餅をつかせる。背後から金丸とDOUKIが襲いかかるも、SHOは二人まとめてスピアーでダウンを奪う。
SHOはさらにデスペラードにエルボー。さらにストンピングを連発すると、デスペラードは大の字になってしまう。レフェリーの制止を振り切り、SHOはストンピング連発。ここで田口が止めに入り、SHOを自軍コーナーまで戻す。デスペラードは大の字のまま動けず。
スイッチしたワトはデスペラードを立たせてヒザ蹴り。そしてカバーするが、デスペラードはなんとかキックアウト。レフェリーはデスペラードの容態をチェックする。
ワトはハンマースルーを仕掛けるが、デスペラードが逆に力なく振る。すると金丸がワトを場外に連れ込んでラフファイト。金丸はSHOも鉄柵に叩きつける。DOUKIは鉄パイプでワトにチョーク攻撃。
リングではデスペラードがロープを使って立ち上がり、DOUKIにスイッチ。DOUKIはワトにバックエルボー。続いて金丸がワトの顔面にストンピングを連発。
金丸はワトのヒザに低空ドロップキック。そして逆片エビ固めで締め上げる。場外ではデスペラードとSHOがエルボー合戦。そして、SHOはショルダータックルでダウンを奪う。
リング上、ワトは金丸にレッグラリアットをヒット。そして田口にスイッチしようとするも、DOUKIがカット。するとワトはDOUKIにローリングソバット。
スイッチした田口は「祭りじゃ!」と叫びながら金丸とDOUKIにヒップバットを連発。さらに金丸にはスワンダイブのヒップアタックをヒット。
続いて田口は金丸にスリーアミーゴスを敢行。そして、オヤァイポーズから、ケツイェを狙うが、かわした金丸は丸め込む。返した田口はヒップアタックを繰り出すが、金丸はアトミックドロップで迎撃。
だが、田口は金丸の追撃のドロップキックをかわすと、そのまま倒れこむ。すると、頭部が金丸の股間にヒット。金丸は悶絶する。
次はSHOとDOUKIのマッチアップ。SHOは串刺しラリアットから、DOUKIの腕を掴んだまま胸板と背中にキックを連打。すると、ここでデスペラードがSHOにスピアー。そしてパンチの猛打。
さらにSHOに対し、デスペラードがスパインバスター、DOUKがフットスタンプと波状攻撃。ここでDOUKIは鉄パイプを手にし、SHOに殴りかかろうとするが、ワトがスワンダイブ式エルボーアッパー。ここから両軍入り乱れる混戦模様に。SHOはデスペラードをラリアットで場外に排除。そして、ワトと田口は場外の金丸とデスペラード&にダブルのプランチャを炸裂。
リング上、DOUKIはSHOを丸め込む。SHOが返すと、DOUKIは地獄突きから延髄斬り。だが、SHOはカウンターのラリアットを食らわせると、最後はショックアローで3カウントを奪取した。
試合後、SHOはIWGPジュニアタッグのベルトを手で払ってきれいにすると、掲げてデスペラード&金丸にアピール。デスペラードは鉄柵を蹴り飛ばし、イラ立ちを見せながら退場。