第4試合は棚橋弘至&天山広吉&小島聡vsジェイ・ホワイト&邪道&外道。ジェイは先シリーズ、自身がIWGPヘビー、IWGPインターコンチネンタル、IIWGP USヘビーを戴冠していることを踏まえ、“4冠”として棚橋の保持するNEVER無差別級王座への挑戦をアピール。昨日(3.28群馬)の6人タッグの試合後、ジェイは「オマエがNEVERの挑戦を受け入れてくれるまで俺はしつこく粘り続けるぞ」と宣告している。
ジェイは「TTO(タナハシ・タップ・アウト)」を書かれてTシャツで入場。棚橋はNEVERのベルトを携えリングイン。棚橋がコーナーに上って場内にアピールすると、ジェイはかたわらで不敵な笑みを浮かべ、その様子を見届ける。
棚橋が肉体をアピールすると、ジェイは微妙な表情を浮かべる。そして、自身もマッスルポージングを披露し、勝ち誇る。
先発は棚橋とジェイ。力のこもったロックアップから、棚橋がロープに押し込む。だが、ジェイは体勢を入れ替えてマッスルポーズ。すると棚橋も体勢を入れ替え、逆にマッスルポーズでBULLET CLUBを威嚇。
ジェイは背後から棚橋に襲いかかり、ストンピングを連発。続く串刺し攻撃を切り抜けた棚橋は、セカンドロープからフライングクロスボディ。そしてエアギターを披露。
すると邪道と外道が介入するが、テンコジが蹴散らす。ここから本隊はジェイにトレイン攻撃を敢行。そして天山がブレーンバスターで叩きつけてカバーするが、ジェイはカウント2でキックアウト。
今度は天山がジェイに真モンゴリアンチョップ、小島がエルボー交互にお見舞い。小島はモンゴリアンチョップも決める。続く連携攻撃は、天山がロープに飛んだところを邪道が竹刀で妨害。これを合図にBULLET CLUBは場外戦に持ち込む。ジェイは棚橋にチョーク攻撃。
邪道が天山をリングに戻すと、ジェイは執拗にカバーして体力を削る。スイッチした邪道は天山の顔面をロープの摩擦を使って痛めつける。さらに天山の頭部にパンチを連発。
次は外道が天山にサミング。さらに相手コーナーに見せつけるように顔面かきむしり。外道はフライングメイヤーから天山の顔面を踏みつけると、フィストドロップ。しかし、外道は逆に拳を痛めてしまう。
天山は外道にヘッドバット。そしてカウンターのマウンテンボムをお見舞い。
スイッチした棚橋は外道に打撃の猛攻。さらにフライングフォアアームをヒット。勢いに乗る棚橋はセカンドロープからサンセットフリップを外道に炸裂。
棚橋はスリングブレイドを狙うも、かわした外道は首固め。返した棚橋はドラゴンスクリューをお見舞いすると、テキサスクローバーの体勢に。しかし、ジェイがカットする。
スイッチしたジェイは棚橋の左足にキックを連発し、外回転でひねり上げる。続いてジェイは串刺しエルボー、ブレードバスターとたたみかける。
ジェイは変形の裏投げの体勢に入るが、棚橋はこらえる。技の読み合いから、ジェイはまたも棚橋の左足を取ってスクリュー。劣勢の棚橋だったが、ツイスト&シャウトで反撃。
スイッチした小島はジェイにマシンガンチョップ。そして串刺しエルボーから「いっちゃうぞバカヤロー!」の雄叫びを上げ、ダイビングエルボーを投下。だが、カバーはジェイがカウント2でキックアウト。
すると小島はローリングエルボー。ジェイはかわすも、小島はコジコジカッターをヒット。そしてブレーンバスターの体勢で持ち上げるが、回避したジェイは変形の裏投げを強引に炸裂。
カットに入った天山に対し、ジェイはモンゴリアンチョップ。しかし、ロープに走ると天山&小島がテンコジカッターを炸裂。
続いて小島はラリアットを狙うも、ジェイは切り抜ける。しかし、小島は左腕でカウンターのラリアットをヒット。続く右のラリアットはジェイがかわし、SSSを炸裂。そして、最後はジェイがブレードランナーで小島から3カウントを奪取した。
試合後、棚橋は場外で座り込み、険しい表情でリング上のジェイを見つめる。ジェイはマッスルポージングで勝ち誇る。そして、棚橋を挑発。棚橋は悔しさをにじませながら花道を引き上げた。BULLET CLUBは勝利のToo Sweetサインをかわしてからリングをあとに。