第5試合は前日に続いて飯伏幸太&棚橋弘至&オカダ・カズチカが豪華トリオを結成し、ジェイ・ホワイト&バッドラック・ファレ&チェーズ・オーエンズ組と対峙。前日の3.20仙台では、二冠統一に異を唱えているオカダと、飯伏のあいだに不穏な空気が漂った。また、前日の試合後、ジェイは棚橋の持つNEVER無差別級王座への挑戦をアピール。このマッチアップにも注目が集まる。
飯伏はIWGPヘビーとIWGPインターコンチ、棚橋はNEVERのベルトを携えて入場。BULLET CLUBには外道が帯同。ゴング前、BULLET CLUBはToo Sweetサインをかわす。
先発を買って出た棚橋は「来い、ジェイ!」とアピール。ジェイはマッスルポージングで挑発。
開始のゴングが鳴ると、両者はロックアップ。棚橋はロープまで押し込むが、ジェイは体勢を入れ替えて打撃の猛攻。
だが、棚橋もセカンドロープからのフライングクロスボディで反撃。そしてエアギターを披露。
次は棚橋&オカダがジェイに連携攻撃。そしてオカダはジェイにフライングメイヤーからロープへ。だが、外道が場外から足を引っ張って妨害。すかさずジェイがオカダを場外に追いやると、外道がタオルを用いてチョーク攻撃を見舞う。
オカダがリングに戻ると、ジェイはストンピングを連発。さらにオカダを踏みつけて体重を浴びせ、そこにファレやフィンレーも加わる拷問攻撃。そしてファレがカバーするも、これはレフェリーが認めず。
今度はファレ&オーエンズが二人がかりでオカダに全体重を浴びせる。続いてオーエンズはオカダにフライングメイヤーからスリーパー。
スイッチしたファレはオカダのボディにパンチ。オカダはボディスラムで持ち上げようとするも、ファレはこらえて逆に持ち上げる。しかし、オカダは脱出し、もう一度ボディスラムの体勢に。だが、ファレは切り抜けて串刺し攻撃へ。これをかわしたオカダは、ついにボディスラムで投げつける。
オカダはスイッチしようとするも、ジェイが阻止。しかし、オカダはカウンターのフロントキックを浴びせ、ようやく棚橋にスイッチ。
棚橋はジェイにフライングフォアアーム。さらに打撃の連打からボディスラム。そしてセカンドロープからサンセットフリップをお見舞い。
続いてスリングブレイドを狙うが、ジェイは切り抜けてめまぐるしいバックの取り合いに。ジェイは髪をつかみ、棚橋が振りほどくも、すばやくDDTで突き刺す。
ジェイは立ち上がると串刺しエルボー。さらにブレードバスターからカバーするが、棚橋はカウント2でキックアウト。
ジェイは棚橋を肩に担ぎ上げるが、棚橋は脱出。そして技の読み合いからツイスト&シャウトを決める。
スイッチしたオーエンズは棚橋に串刺しエルボーから、引き込んでのショートレンジラリアット。そして肩に担ぎ上げるが、棚橋は回避。そして強烈な張り手を見舞い、飯伏にスイッチ。
飯伏は気合いを入れ、オーエンズにレッグラリアット。続いてその場飛びムーンサルトプレスを決めるが、これはカウント2。
今度は打撃の攻防。飯伏のヒザでオーエンズは後退するも、ロープの反動を利用してラリアット。ここからBULLET CLUBは飯伏にトレイン攻撃を敢行。そしてオーエンズがランニングニーからカバーするも、飯伏はカウント2でキックアウト。
ならばとオーエンズはパッケージドライバーを狙うも、オカダがカット。ここから両軍入り乱れる混戦模様に。棚橋はジェイにドラゴンスクリュー、オーエンズにスリングブレイドを炸裂。
続いて飯伏はオーエンズにジャンピングニーを見舞うと、最後はカミゴェで3カウントを奪取した。
試合後、ジェイは上村の首根っこをつかみ、オーエンズを介抱しろと指示。その振る舞いに対し、棚橋と飯伏が近づく。するとジェイは棚橋と口論を繰り広げる。
試合後、飯伏組は勝ち名乗りを受けるが、オカダは足早にリングを下りて退場。飯伏と棚橋はコーナーに座り込むジェイに見せつけてニヤリ。ジェイは棚橋のベルトを指差してから退場した。
飯伏はリングを下りるとそのままゲストとして放送席に座り、至近距離で『NJC』決勝を見届けることに。