『NEW JAPAN CUP』準決勝戦・鷹木信悟vs EVIL。
ゴングが鳴ると、EVILは一度場外へ降り、セコンドのディック東郷へ耳打ち。
そして、リングインすると、EVILはストンピングからヘッドロックで締め上げ、ショルダータックルで鷹木をマットに叩きつけていく。
ここでEVILの挑発に対し、火のついた鷹木はエルボー合戦からショルダータックル合戦を展開すると、強烈なダブルチョップをお見舞い。
続けて、鷹木がショートレンジ串刺しラリアットを放ちロープへ走るが、ここは場外の東郷がちょっかいを出し妨害。
この隙にEVILが背後から襲撃にかかるが、これを読んでいた鷹木はショルダータックルで迎撃し、場外へ転落したEVILへ鉄柱攻撃を敢行。
東郷を警戒しつつ、EVILをエプロンサイドに叩きつけていくと、場外でデスバレーボムを狙っていくが、ここは東郷が救出に。
これに対し、鷹木が東郷へ詰め寄ると、東郷はリングに逃亡するが、追走した鷹木へEVILがカウンターのラリアットをお見舞いし、場外で鉄柵攻撃のお返し。
そして、EVILはリング下からパイプ椅子を持ち出し、そのまま場外マットの上に散らかすと、ブレーンバスターで鷹木をパイプ椅子へ放っていく。
腰をおさえる鷹木は場外カウント16でなんとかリングに戻ると、待ち構えていたEVILは鷹木の腰へストンピングの連打。
悲鳴をあげる鷹木に対し、EVILは東郷との連携でコブラツイストを極めていくが、東郷の悪行にレフェリーが詰め寄ると、その隙にEVILはコーナーパッドを外した金具むき出しのコーナーに鷹木を思いっきり叩きつけ、高速のブレーンバスターをお見舞い。
動きの止まった鷹木に、EVILは頭部を踏みつけ「テメェはしゃべり過ぎなんだよ、バカヤロー!」と罵声を浴びせると、怒り爆発の鷹木はカウンターのバックエルボー、ナックルパート、龍魂ラリアットで反撃に出る。
続けて、鷹木はエプロンサイドの東郷も蹴ちらしていくと、EVILをブレーンバスターで放り捨て、熨斗紙の体勢へ。
しかし、EVILはこれを嫌いなんとか逃れると、鷹木の足をレフェリーに預けてのトラースキックで応戦し、串刺しラリアットからフィッシャーマンバスターで腰を集中攻撃。
そして、EVILはScorpion Deathlockを狙っていくが、鷹木がナックルパートで逃れると、追走式ラリアットから熨斗紙を敢行。
続けて、鷹木はスライディングラリアットも的中させると、自身を鼓舞し気合を入れ直しラスト・オブ・ザ・ドラゴンを狙っていくが、EVILは顔面の引っかき攻撃から鷹木を抱え上げサイドバックブリーカーをお見舞い。
さらに、EVILは金具むき出しのコーナーに鷹木を誘い出し、向かってくる鷹木をカニばさみでとらえると、鷹木は金具むき出しのコーナーに顔面を強打。
攻撃の手を緩めないEVILは串刺しラリアットから雪崩式ブレーンバスターをと畳みかけ、Scorpion Deathlockを極めていく。
悲鳴をあげる鷹木がプッシュアップでなんとかロープへ逃れるも、EVILはとどめの必殺技・EVILを狙っていくが、これをこらえた鷹木は逆に変型のSTOでお返し。
しかし、EVILもラリアットから「どうした?」と挑発すると、これにブチ切れた鷹木は左右のエルボー連打から強烈なエルボーを振り抜き、「立てコラ!」とEVILを煽っていくが、ここで東郷が介入を図っていく。
ここはレフェリーが制止に入るも、その隙にEVILが鷹木へパイプ椅子攻撃をお見舞いし、助走をつけた強烈なラリアットからダークネスフォールズを放っていく。
そして、とどめのEVIL狙っていくが、鷹木はこれを逃れMADE IN JAPANを決めるとパンピングボンバーへ。
しかし、EVILはレフェリーを盾にして妨害すると、鷹木の後頭部へラリアットを振り抜き、鷹木は勢いそのままフェレリーと正面衝突。
レフェリーが場外へ転落し、リング上がレフェリー不在の不法地帯となると、ここで東郷が鷹木の頭部へナックルパートの連打。
怒りの鷹木は東郷を抱え上げるが、そこへEVILが背後からローブローをお見舞いし、東郷とマジックキラーを放つ。
さらに、東郷はスポーラーズチョーカーで締め上げていくが、鷹木はこれを力ずくで外すと、EVILと東郷へ両腕ラリアットで迎撃。
場内から大きな拍手が沸き起こるなか、鷹木はEVILとラリアット合戦を展開。
そして、鷹木はEVILの放ったローブローを受け止め、ノーモーションヘッドバットからパンピングボンバーを振り抜くと、最後はラスト・オブ・ザ・ドラゴンを炸裂させ、EVILから3カウントを奪い、『NEW JAPAN CUP』決勝戦進出をはたした。