『NEW JAPAN CUP 2021』の2回戦に前年度覇者としてシードでエントリーされたEVILが登場。1回戦で小島を破ったUNTIED EMPIREのコブと対戦する。
ゴングが鳴ると観客の拍手に合わせて、自身も拍手するEVIL。そして、コブをスカすように場外に出てしまう。間を取ってからリングに戻ったEVILだが、コブが場外の東郷に気を取られた隙きに逆水平チョップで攻め込む。
だが、コブはショルダータックルで反撃。たまらずEVILが場外に逃亡すると、これを追いかけて東郷目がけてEVILを投げつける。そして、EVILには逆水平チョップ、東郷にはナックルで制裁だ。
続いてEVILを捕まえたコブは脇腹に膝で一撃加えて、エプロンに叩きつける。さらにドロップキックを決めたコブ。倒れたEVILを無理やり起こしてエルボーで追撃だ。さらにストンピングを打ち込んでいくコブ。続けてエルボー、ヘッドバットでEVILに攻め込んでいく。
だが、EVILはコブをロープに振り返すと、場外から東郷がその足を引っ張って妨害。またも気を取られたコブにEVILはラリアットを食らわせて、場外に転落させる。そして鉄柵に叩きつけるとサミング。さらに本部席前の鉄柵にコブを叩きつける。
EVILは海野レフェリーの注意を巻き添えを食った阿部リングアナのほうに向けると、逆側の方向にコブを連行。イスを取り出すと首に引っかけてホームランだ。これで形勢逆転したEVILは先にリングへ。
コブが戻ってくると左足の膝裏にストンピングを連打。さらにレッグロックで痛めつけていく。ここはコブがロープエスケープ。ならばとEVILは再びコブを場外へ。またも本部席前の鉄柵にコブを叩きつける。
そしてコブをリングに戻すとカバー。ここはコブもキックアウト。ならばとEVILはフィッシャーマンズバスターの体勢に入る。しかし、これを踏ん張ったコブは逆にブレーンバスターを仕掛ける。
それをEVILも踏ん張り、コーナーへコブをスロー。いつの間にか東郷がパットを外していた金具が剥き出しのコーナーにコブを激突させる。そして、改めてフィッシャーマンズバスターで叩きつける。さらにエルボーで攻め込むEVIL。
コブが反撃してくると、その蹴り足をレフェリーにパス。そして、土手っ腹目がけてトラースキックを発射する。しかし、コブはこれをキャッチ。逆にEVILの蹴り足をレフェリーに渡して、ナックルをぶち込むと、フロントスープレックスで投げ飛ばす。
さらにコブはEVILをコーナートップに持ち上げて、雪崩式のブレーンバスター。そしてEVILを持ち上げてコーナーに叩きつけ、オクラホマスタンピード狙いだ。しかし、これを回避したEVILは髪の毛を掴んでコブを引き倒してみせた。
続いてEVILはコーナーに移動したコブに串刺し式のラリアット。さらにダークネスフォールズを狙う。だが、これを踏ん張ったコブ。ならばとEVILはコーナーから角度を変えたラリアットを発射する。
しかし、コブはこれを避けると、左腕でのラリアット。続けてその場飛び式ムーンサルトプレスを発射だ。だが、EVILはこれを剣山で防御。ランニングラリアットでコブをなぎ倒すと、スコーピオンデスロックに捕獲する。コブはプッシュアップして前進してロープエスケープだ。
続いてダークネスフォールズでコブを叩きつけたEVIL。トドメのEVILの体勢に入る。だが、コブもこれを回避。ならばとEVILはまたも金具が剥き出しのコーナーにコブを振る。コブはこれを寸前でストップ。突っ込んできたEVILにトラースキックだ。
そしてEVILを持ち上げてコーナーに叩きつけてからオクラホマスタンピード。続けてファイヤーマンズきゃりーで持ち上げようとするが、EVILが踏ん張ると逆水平チョップ。そして、ファイヤーマンズキャリーで持ち上げる。
これをEVILはサミングをしながら脱出。コブをロープ方向にプッシュする。そこに東郷が待受けていてスポイラーズチョークだ。しかし、これを脱出したコブは突っ込んできたEVILをロープに激突させ、その反動で投げっぱなしジャーマン。続けてその場飛び式のムーンサルトプレスを炸裂させる。
そして、アスレチック・プレックスを放ったコブ。だが、EVILは投げられながらも海野レフェリーを掴んで巻き添えにしてしまう。レフェリーは場外で昏倒。その隙きにEVILは急所パンチだ。しかし、コブはこれを防御。コーナーに投げて、自身はジャンピングのバックエルボーアタックだ。
そして、EVILをコーナーに持ち上げたコブ。しかし、ここでまたも東郷がレフェリーの不在を突いてリングイン。背後からスポイラーズチョークを仕掛ける。だが、コブは強引に東郷を持ち上げてバック。コーナーのEVILにぶつけて脱出する。
そして、コブは東郷を持ち上げると、コーナーのEVILももう片方の腕でキャッチ。二人まとめてオクラホマスタンピードで叩きつけるという荒技を披露だ。そして、東郷を場外に排除すると、海野レフェリーをリングに戻す。
そして、旋回式のシットダウンパワーボムでEVILを叩きつけたコブ。倒れたEVILを無理やり引き起こすと、トドメのツアー・オブ・ジ・アイランドを仕掛けにいく。しかし、EVILは倒れて起き上がろうとしない。そして、隙きを突いてサミングでコブの視界を封じてラリアットでなぎ倒す。
EVILはトドメのEVILへ。しかし、コブはこれを回避するとバックを奪って投げっぱなしのジャーマン。そして、もう一度ツアー・オブ・ジ・アイランドの体勢に入る。だが、EVILは金具が剥き出しのコーナーにコブをスロー。そして、ラリアットで突撃だ。
しかし、コブはこれを避けてEVILを自爆させる。そして、もう一度ツアー・オブ・ジ・アイランドの体勢へ。ところが、ここで新日本プロレスワールドの解説に入っていた裕二郎が解説席を立って、エプロンに出現。
裕二郎が海野レフェリーの気を引きつけている隙きに、EVILはコブの急所に一撃。悶絶するコブをEVILで叩きつけ、3カウントを奪ったのだった。これでEVILの準々決勝進出が決定。3.16後楽園ホール大会で矢野と準決勝進出を懸けて対戦することになった。