鷹木とオスプレイによる『NEW JAPAN CUP 2021』決勝戦。奇しくも、2019年の『BEST OF THE SUPER Jr.』の決勝戦と同じ顔合わせとなった。
後から入場の鷹木は日本刀を持って登場。刀を引き抜いて、オスプレイに突きつけた。ゴングが鳴るとしばらく様子を探り合ってからロックアップ。まずは鷹木がロープに押し込むが、オスプレイは体勢を入れ替えると、ブレイクと見せかけてガットショットだ。
そして鷹木をヘッドロックに捕獲。これを外した鷹木がヘッドロックで返すと、髪の毛を掴んで逃れる。そして、再びヘッドロック。ならばと鷹木も髪の毛を掴んで脱出。オスプレイがエルボーとフロントキックで反撃してくると、鷹木もすぐさまショルダータックルでやり返す。
オスプレイは立ち上がってエルボーを連発。鷹木もエルボーからMADE IN JAPANを早くも仕掛ける。逃れたオスプレイはサマーソルトキックから延髄斬りを発射。しかし、鷹木はこれをスカしてぶっこ抜きのジャーマンへ。しかし、オスプレイは後方に投げられながら着地して、オスカッターを発射。鷹木もこれを回避して、両者ブレイクだ。
再びエルボー合戦から、鷹木がヘッドバットでオスプレイをコーナーに押し込む。そして、オスプレイをコーナースロー。オスプレイがジャンプして激突を回避すると、これを空中で捕まえてコーナーにオスプレイの顔面を叩きつける。
そして、場外にオスプレイを出すと鉄柵攻撃。続けてオスプレイのテーピングをしている右腕を蹴飛ばし、リングに戻す。そして、マットに右腕を叩きつけるとアームブリーカーへ。オスプレイが防御すると、骨折しているオスプレイの鼻を摘んでいく。
さらにキチンシンク、ショルダータックルを続けた鷹木。続けてブレーンバスターの体勢に入る。オスプレイがこれを逃れると、熨斗紙と見せかけてブレーンバスターへ。しかし、オスプレイは回転しながらスタナーで切り返す。そして、ハンドスプリング式オーバーヘッドキックで一撃だ。
たまらず場外に落ちた鷹木に先程のお返しとばかりに鉄柵攻撃。そして、鷹木の背中から腰に貼られているテーピングを剥がし、鉄柵の上にバックドロップだ。悶絶した鷹木はカウント17でリングに生還。そこをオスプレイは迎え撃ち、ストンピングとエルボーを腰に食らわせる。
さらにオスプレイはロープ際で踏みつけ攻撃。背中に膝を突き立ててから低空のドロップキックを食らわせる。そして、バックブリーカーでダメージを与えていくオスプレイ。エルボースマッシュで一撃加え、コーナーへのハンマースロー。さらにグラウンドに持ち込みボディシザースで締め上げていく。
鷹木の胴体を締めながら腰にエルボーを食らわせるオスプレイ。鷹木が立ち上がったところで腰にエルボーで一撃食らわせ、コーナーに振る。続けて突進したオスプレイは、鷹木に避けられたものの、すぐさまエプロンに移動してピッピーチェリオを発射し、鷹木を打ち抜いた。
さらにステップキックで挑発するオスプレイ。ならばと鷹木もオスプレイをロープに飛ばし、バックエルボー、ナックルを連続で発射。龍魂ラリアットと見せかけて、頭を下げたオスプレイにDDTを食らわせる。
そして、エルボースタンプを首筋に連打してから、スライディング式のラリアット。これをオスプレイが避けてバズソーキックを放ってくると、鷹木もこれを避ける。そして、ハンドスプリング式オーバーヘッドキックを放ってきたところをキャッチ。デスバレーボムで叩きつけてみせた。
そして、ロープにもたれかかったオスプレイにラリアットを叩き込み、場外に転落させる。だが、追撃しようとすると、セコンドのビー・プレストリーがオスプレイをかばう。その隙きにオスプレイはフロントキックを食らわせる。
怒った鷹木がオスプレイの鼻を掴みにかかると、背後からプレストリーが再び妨害。鷹木がプレストリーに詰め寄ると、オスプレイは背後からプッシュし、鉄柱にぶつけた。そして、テーブルをセットしたオスプレイ。テーブルに向かって、鷹木にパワーボムを仕掛ける。
鷹木が踏ん張るとブレーンバスターに切り替えたオスプレイ。両者、ブレーンバスターの仕掛け合いとなる中、鷹木はオスプレイを鉄柵に投げる。これを飛び越え、スワンダイブを仕掛けたオスプレイをキャッチ。ファイヤーマンズキャリーの体勢でエプロンに叩きつける。
そして、さらにエプロンにオスプレイの顔面を叩きつけた鷹木は、テーブルに向かって断崖式のデスバレーボムを仕掛ける。だが、オスプレイがロープを掴んで防御している間に、プレストリーがテーブルをどけてアシスト。
これに気を取られた鷹木にオスプレイは延髄斬り。そして、ロープから走る。鷹木が避けると、そのまま場外へ。ならばと鷹木が場外へ飛ぼうとするが、オスプレイはプレストリーを盾にして阻止だ。
そしてスワンダイブを発射したオスプレイ。鷹木に避けられることを読んで着地すると、ハンドスプリング式オーバーヘッドキックを発射する。しかし、鷹木もこれを読んでキャッチ。アルゼンチンバックブリーカーの体勢に捕まえて、顔面からコーナーへと投下する。
そして、パンピングボンバーを発射した鷹木。だが、オスプレイはこれをフロントキックで迎撃すると、トラースキックを発射。そして再びロープに飛ぶ。しかし、鷹木はこれをキャッチしてパワーボムで切り返す。そして、オスプレイをSTFに捕獲した。
オスプレイがロープエスケープすると、熨斗紙で追撃した鷹木。そして、MADE IN JAPANの体勢に。オスプレイも逃れてフルネルソン。鷹木はこれを振りほどくが、オスプレイはサマーソルトキック。鷹木も切り返そうとするが、オスプレイはスパニッシュフライの要領で体勢を入れ替えて、ショートレンジのラリアットだ。
さらにリバースブラディサンデーで追撃したオスプレイ。鷹木が立ち上がると、串刺し式のフロントキックを発射だ。しかし、鷹木はこれを捕まえるとオスプレイを抱えてコーナートップへ。だが、オスプレイもこれを振りほどいてパンチを連打だ。
鷹木に突き落とされると、ドロップキックで一撃加え、自身もコーナートップへ。鷹木を立ち上がらせた状態にして、雪崩式のスパニッシュフライだ。そして、オスカッターを発射したオスプレイ。しかし、鷹木もこれを呼んで熨斗紙の体勢に切り返す。
オスプレイが逃れると、ナックルから龍魂ラリアットだ。だが、オスプレイも立ち上がってエルボーで反撃。ならばと鷹木は左右のエルボーを連打。オスプレイもサイレントウィスーパーでやり返すと、鷹木もパンピングボンバーを放つ。
オスプレイは食らいながらも一回転して立ち上がり、ロープに飛んでオスカッターを決めてみせた。たまらず鷹木は場外へ転落。そこにオスプレイはプランチャを放つと見せかけて、エプロンに着地。バックキックを鷹木に食らわせると、鉄柱に上がって、場外の鷹木に向かって断崖式のスーパーオスカッターだ。
そして、再びテーブルをセットしたオスプレイ。鷹木の体をテーブルの上に乗せると、コーナートップへ上がってファイヤーバードスプラッシュを投下だ。これで大ダメージをもらった鷹木はカウント19でリングに生還。
その鷹木をフロム・コーナー・トゥ・コーナーで狙い撃ちし、続けてシューティングスタープレスを発射する。しかし、鷹木はカウント2でキックアウト。ならばとオスプレイはヒドゥンブレイドの体勢に。
だが、鷹木がダメージで崩れると、オスプレイも攻撃をストップ。鷹木に近づいてストームブレイカーの体勢に入る。鷹木が踏ん張ると顔面にステップキックを連打したオスプレイ。しかし、鷹木もスクッと立ち上がる。
オスプレイはたじろぎながらフロントキックを連発。だが、顔面を蹴られても鷹木は倒れず、むしろ前進だ。そしてコーナーにオスプレイを詰めるとエルボーを連打。続けてショートレンジのラリアットを食らわせる。
だが、オスプレイもロンドン・ハズ・フォールンで反撃。ならばと鷹木もMADE IN JAPANをすぐさま繰り出してやり返す。そして、立ち上がったオスプレイにパンピングボンバーからラスト・オブ・ザ・ドラゴンへ。
オスプレイはこれを回転十字架固めに切り返す。これをキックアウトした鷹木は突っ込んできたオスプレイをポップアップ式のデスバレーボムの体勢に捕らえる。しかし、オスプレイは肩車状態になって回避。パンチを打ってから、前方に着地だ。
ならばと鷹木は背後から飛びついてリバースフランケンシュタイナー。そして、パンピングボンバーを発射する。しかし、オスプレイはこれをスパニッシュフライで切り返し、立ち上がった鷹木にハイキックだ。
続けてオスプレイは正面からのエルボー、後頭部へのエルボーを連続で食らわせると、ヒドゥンブレイドで鷹木の後頭部を打ち抜く。最後は必殺のストームブレイカーでトドメを刺し、鷹木から3カウント。『NEW JAPAN CUP 2021』優勝を決めたのだった。