第5試合は『NJC』1回戦、YOSHI-HASHIvs高橋裕二郎。前日の3.9岡山の前哨戦の試合後、裕二郎が「調子に乗ってるオマエよりもよ、まだこの俺のほうが上だということを証明してやる」と言い放てば、YOSHI-HASHIは「オマエと最後シングルやったの、2015年の『NEW JAPAN CUP』か。あれから約6年。俺とお前がどうなったのか、明日キッチリ教えてやる」と宣戦布告。その15年の『NJC』では裕二郎が勝利。現在NEVER6人王座を保持するYOSHI-HASHIにとっては、6年越しのリベンジを狙う一戦となる。
YOSHI-HASHIはNEVER6人タッグのベルトを腰に入場。
開始のゴング、裕二郎は勢いよくフロントキックを連発。だが、YOSHI-HASHIもバックエルボーからボディスラムで反撃。
裕二郎はYOSHI-HASHIの髪を引っ張り、さらに顔面かきむしりとダーティーファイトを見せる。するとYOSHI-HASHIはうまく裕二郎を場外に連れ出し、鉄柵に叩きつけてお返し。
ここで裕二郎はすなやくステッキを手にし、YOSHI-HASHIの土手っ腹に一撃。さらに鉄柵に叩きつける。そして、YOSHI-HASHIを花道に連れ出すと、YOSHI-HASHIの顔面にステッキで一撃。裕二郎は先にリングに戻り、YOSHI-HASHIは顔を押さえながらリングに生還。
優勢の裕二郎はYOSHI-HASHIにパンチを連発。さらにギロチンドロップ、エルボードロップ、倒れこみヘッドバットとたたみかける。
勢いに乗る裕二郎はボディスラムで叩きつけてからチンロック。そして後頭部に低空ドロップキックをヒット。
続いて裕二郎はバックドロップからカバーするが、YOSHI-HASHIはカウント2でキックアウト。裕二郎は挑発するようにYOSHI-HASHIの顔面を蹴りつける。
怒ったYOSHI-HASHIは気合いの雄叫びからエルボーを連発。裕二郎はヒザ蹴りで反撃。YOSHI-HASHIもスピンキックを繰り出すが、裕二郎はかわすと低空キック。
裕二郎はフィッシャーマンズバスターを狙うが、YOSHI-HASHIはこらえる。裕二郎はトラースキックで動きを止め、もう一度フィッシャーマンズバスターの体勢に。だが、YOSHI-HASHIは逆にブレーンバスターで叩きつける。
YOSHI-HASHIは逆水平チョップから、ヒザに低空ドロップキックをヒット。さらに串刺しの逆水平チョップ。続いて技の読み合いからヘッドハンターを炸裂。
YOSHI-HASHIは裕二郎をロープに固定し、背中にショットガンドロップキック。そして追撃のドロップキックからカバーするが、裕二郎はカウント2でキックアウト。
YOSHI-HASHIはパワーボムを狙うも、裕二郎は手にかみつく反則攻撃。さらにスタンガンを決め、フロントキックをYOSHI-HASHIの顔面にヒット。だが、カバーはYOSHI-HASHIがカウント2で跳ね返す。
ここから両者はエルボーの応酬に。競り勝った裕二郎は張り手を連発。怒ったYOSHI-HASHIは張り手を返し、さらにトラースキック。だが、裕二郎は受け止めて転倒させるとロープへ。
しかし、YOSHI-HASHIはカウンターのラリアット。裕二郎もすぐに立ち上がってラリアットのお返し。互いに一歩も譲らず。
裕二郎は串刺しフロントキック。だが、YOSHI-HASHIも逆水平チョップで反撃。すると裕二郎はインカレスラムを炸裂。そしてYOSHI-HASHIをコーナーに設置し、雪崩式フィッシャーマンズバスターで叩きつける。
続いて裕二郎はフィッシャーマンズバスターからカバーするも、YOSHI-HASHIはカウント2で必死にキックアウト。
すると、裕二郎は雄叫びを上げ、ピンプジュースの体勢に。だが、YOSHI-HASHIは回避してスピンキック。そしてトラースキックを打ち抜くと、カルマを狙うが、切り抜けた裕二郎がマイアミシャインを炸裂。しかし、YOSHI-HASHIはこれもなんとかカウント2で跳ね返す。
裕二郎はもう一度ピンプジュースを狙うも、YOSHI-HASHIは自身の頭を抜き、倒れこむ勢いを利用して、裕二郎の後頭部をマットに打ち付ける。裕二郎は後頭部を押さえて悶絶。
ここから両者はラリアットの相打ち。続くYOSHI-HASHIのラリアットをキックで止めた裕二郎は、雄叫びを上げロープへ。すると、YOSHI-HASHIはかわして投げっぱなしのドラゴンスープレックス。続いてカチ上げ式ラリアットからカバーするが、裕二郎はカウント2でキックアウト。
ならばとYOSHI-HASHIはカルマを狙うが、裕二郎はこらえる。するとYOSHI-HASHIは串刺しラリアットからショルダーネックブリーカー。そしてトップコーナーからスワントーンボムを決めるも、カバーは裕二郎が必死に跳ね返す。
ここでYOSHI-HASHIはバタフライロックで捕獲。裕二郎がギブアップしないと見ると、その状態からYOSHI-HASHIは立ち上がり、今度こそカルマを炸裂。裕二郎から3カウントを奪い、2回戦進出を決めた。YOSHI-HASHIは3.15後楽園の2回戦ではデビッド・フィンレーと対峙することに。
試合後、YOSHI-HASHIは退場時、ステッキを手にしている裕二郎に、如意棒を見せつけてから花道をあとに。