『NEW JAPAN CUP』1回戦 デビッド・フィンレーvsチェーズ・オーエンズ。
※ジュースがフィンレーのセコンドについた。
まずは両者リストの取り合いからフィンレーがヘッドロックを極めていくが、チェーズも体勢を入れ替え逆にヘッドロックで締め上げていくと、スピーディーなロープワークからフィンレーがドロップキックを的中させ、ブレーンバスターでチェーズを放っていく。
続けて、フィンレーはセカンドコーナーからエルボースマッシュを狙っていくが、チェーズはフィンレーの足を引っ張り、そのままバックブリーカーを決めていく。
ここでチェーズはフィンレーの腰に照準を定めると、思いっきりコーナーパッドに叩きつけ、エルボーを振り下ろしてから弓矢固めで腰を絞っていく。
ペースを握ったチェーズは、ノーザンライトスープレックスからボディシザースでさらに腰を痛めつけていくが、フィンレーもなんとかネックブリーカーで応戦すると、エルボー合戦からジャンピングエルボースマッシュ、そしてプランチャを敢行。
続けて、フィンレーは串刺しエルボースマッシュから旋回式バックドロップも連続で決めていくが、チェーズも一瞬の隙からフィンレーを場外へ転落させると、そこへ低空ドロップキックをお見舞いし、フィンレーの腰が鉄柵に強打。
チェーズはすぐさまフィンレーをリングに戻すと、コーナーに駆け登りそのままフィンレーへ向かって飛んでいくが、フィンレーはこれを受け止めそのままバックブリーカーをお見舞い。
しかし、チェーズもACID DROPをこらえ、そのままフィンレーの腰をコーナーパッドに向かって放っていくと、串刺しジャンピングエルボー、ショートレンジラリアットから執拗にフォールで固めていく。
フィンレーはこれを次々と返していくが、チェーズは攻撃の手を緩めず、ランニングニーからハーフネルソンバックブリーカーと畳みかけていく。
ここで挑発するチェーズに対し、気合を入れ直したフィンレーがエルボー合戦を展開するも、チェーズがラリアット一閃。
そして、チェーズは場外へ降り場外マットを剥がすと、この行動に対し抗議するジュースをレフェリーが制止している隙に、チェーズはフィンレーの顔面にテキサスヘビー級のベルトを殴打。
ここでチェーズは必殺のパッケージドライバーの体勢に入るが、腰をおさえ一度クラッチを外すと、ロープの反動を利用してのバックブリーカーからランニングニーをお見舞い。
そして、雄叫びをあげ気合を入れたチェーズはパッケージドライバーを狙っていくが、フィンレーはこれをウラカンラナで切り返すと、そのまま3カウントを奪い逆転勝利で『NEW JAPAN CUP』2回戦進出をはたした。