メイン(第6試合)は『NJC』1回戦、天山広吉vsウィル・オスプレイ。今年に入り、テンコジタッグとUNITED EMPIREは抗争を展開。天山は1.30愛知でグレート-O-カーンと“敗者モンゴリアンチョップ封印マッチ”に敗れるも、あらたに“真モンゴリアンチョップ”を開発。UNITED EMPIREに対し、逆襲の狼煙を上げている。
天山はマスター・ワトを帯同。放送席では盟友・小島聡がこの一戦を見つめる。ゴング前、天山とオスプレイは至近距離でにらみ合い。
ゴングと共に激しい打撃戦に突入。そして、天山はショルダータックルで吹っ飛ばすと、真モンゴリアンチョップを3連発。さらにラリアットでオスプレイを場外に排除する。
天山は場外に下りると打撃を見舞うが、オスプレイもパンチで反撃。そしてパイルドライバーを狙うも、天山はショルダースルー。そして、コーナー下のオスプレイのブリティッシュヘビーのベルトを一瞬、手にする。
天山はオスプレイをリングに戻すが、オスプレイはすばやく天山を捕獲し、ロープを利用してのネックブリーカー。さらにニードロップをお見舞いする。
オスプレイは天山を場外に落とし、鉄柵にハンマースルー。そして鉄柵を用いてネックロックで攻め立てる。オスプレイは天山をエプロンに固定し、首にニードロップを炸裂。すかさずカバーするが、天山はカウント2でキックアウト。
オスプレイは天山にコーナーを背負わせると打撃の猛打。土手っ腹にエルボーを連発し、首元に足を押し付ける。
天山もキックで反撃するが、オスプレイは強烈な逆水平チョップからショルダーネックブリーカードロップ。そしてスリーパー、ネックロックを決める。
オスプレイがロープに走ると、天山はカウンターのフライングニールキック。そして真モンゴリアンチョップ3連発からヘッドバットをお見舞い。
天山は串刺しラリアットからヘッドバット。そしてカーフブランディングを炸裂。だが、カバーはオスプレイがカウント2でキックアウト。
勢いに乗る天山はブレーンバスターで叩きつけてカバー。しかし、これもカウント2。そして、エルボーの応酬に。続くオスプレイの串刺し攻撃は天山が切り抜けるも、オスプレイはピッピー・チェリオをヒット。
今度はオスプレイがブレーンバスターで天山を叩きつける。そして肩に担ぎ上げようとするも、天山はこらえる。するとオスプレイは強烈なエルボー。そしてロープに走るが、天山はカウンターのマウンテンボム。
今度は天山が突進するが、オスプレイはスパニッシュ・フライで叩きつける。そして、オスプレイはもう一度ピッピー・チェリオを繰り出すが、天山はヘッドバットで撃墜。さらに追撃のヘッドバットからカバーするも、これはカウント2。
ならばと天山はアナコンダバイスで絞り上げるが、オスプレイは足でロープエスケープ。天山は気合いを入れるとTTDの体勢に。しかし、切り抜けたオスプレイはリストをつかんで、変形のバックドロップで叩きつける。
そしてオスプレイはローリングエルボーからカバーするも、天山はカウント2でキックアウト。ここでオスプレイはストームブレイカーを狙うが、天山はこらえる。するとオスプレイは天山の顔面にステップキック。さらにサイレント・ウィスパーを突き刺してから突進するが、天山はカウンターのラリアット。
天山は今度こそTTDでオスプレイを突き刺しカバー。しかし、オスプレイはカウント2でキックアウト。すると天山はアナコンダバイスへ。その状態で立ち上がるとアナコンダバスターで叩きつけてカバー。だが、これもオスプレイはカウント2で跳ね返す。
すると天山はムーンサルトプレスを狙うも、オスプレイは天山を捕まえる。そしてコーナーに頭部を設置してトラースキックをお見舞い。
ここからオスプレイは天山をパワーボムで叩きつけてカバーするが、天山は必死にカウント2でキックアウト。するとオスプレイはオスカッターを炸裂。だが、これも天山はカウント2で跳ね返す。ならばとオスプレイはストームブレイカーの体勢に。
だが、天山は回避して腹部にヘッドバット。さらに真モンゴリアンチョップを連発し、雄叫びを上げるとTTDを狙う。
オスプレイはこらえると、天山をボディスラムのように抱え上げ、その状態から肩に担ぎ上げる。そして、前方に落とすシットダウン式のボムを決めるが、これも天山はカウント2で跳ね返す。
ここでオスプレイはヒジのサポーターを外す。そして、天山の首に強烈なエルボーで動きを止め、最後はストームブレイカーで3カウントを奪取。粘る天山を沈めたオスプレイは、3.14尼崎の2回戦でザック・セイバーJr.と対峙することに。