第2試合はL・I・J(内藤哲也&SANADA&BUSHI)vsUNITED EMPIRE(グレート-O-カーン&オスプレイ&ジェフ・コブ)の6人タッグ。内藤とオーカーンにとっては、3.4武道館での「NJC」1回戦の追撃戦となる。武道館で敗北を喫した内藤としては、一矢報いたいところ。
オスプレイはビー・プレストリーを帯同。
内藤がリングインすると、オーカーンが襲いかかって開戦。コブはBUSHI、オスプレイはSANADAを場外戦に連れ出す。
リング上、オーカーンと内藤はエルボーの応酬。競り勝ったオーカーンは奇声を発しながらモンゴリアンチョップ。しかし、内藤はマンハッタンドロップ。そしてBUSHIと共に連携の低空ドロップキックをヒット。
内藤はオーカーンの弁髪を捕らえて引っ張る拷問攻撃。そして、内藤がつかんだオーカーンの髪めがけて、SANADAがハンマーパンチを振り下ろす。
SANADAはオーカーンにエルボーを見舞ってからBUSHIにスイッチ。BUSHIも弁髪をつかんでオーカーンをコーナーに押し込むと、相手の左足をロープに固定して低空ドロップキックをヒット。
L・I・Jはすばやいスイッチワーク。次は内藤がオーカーンにネックロック。だが、切り抜けたオーカーンはスタンディングの肩固めで捕らえ、内藤の足にキックを見舞ってから肩固めのままマットに叩きつけ、絞め上げていく。
内藤が脱出すると、オーカーンは右ヒザにストンピングを連発。次はコブが内藤の腰にヘッドバット。さらに頭部にヘッドバットを見舞ってから、ハンマースルーでコーナーに豪快に叩きつける。
コブは内藤を抱え上げると、その状態でヒザを打ち付ける。コブがロープを使って内藤を固定すると、オスプレイが土手っ腹にダイビングのフットスタンプ。
次はオスプレイが内藤をコーナーに詰めて打撃の猛攻。そしてフライングメイヤーからスリーパーで絞め上げる。
スイッチしたオーカーンは内藤の背中に奇声を発しながらモンゴリアンチョップ。さらに追撃のモンゴリアンチョップから「どうした? 終わりか? また、ひれ伏すか!? 靴でも舐めるか!?」と挑発。
内藤はエルボーを返し、トルネードDDTを狙う。だが、オーカーンはこらえる。しかし、技の読み合いから内藤はショルダーネックブリーカー。
次はSANADAとオスプレイのマッチアップ。すばやいロープワークから、SANADAがオスプレイにフランケンシュタイナー。そしてパラダイスロックで固め、臀部に低空ドロップキックをヒットしてカバー。だが、オスプレイはカウント1で跳ね返す。
続いて技の読み合いから、オスプレイがSANADAをコーナーにうまく固定し、顔面にトラースキック。スイッチしたコブはSANADAに串刺しエルボー。さらに強引な体勢からSANADAを持ち上げてブレーンバスターを狙うも、SANADAが逆に切り返す。
次はBUSHIがコブにロープを用いてのオーバーヘッドキック。さらにミサイルキック、DDTとたたみかける。
コブも串刺し攻撃で反撃を狙うが、BUSHIがかわすと、すかさず内藤が串刺しエルボーからコーナーミサイル。そしてL・I・Jがコブに3人がかりの低空ドロップキックをヒット。
BUSHIはコブにフィッシャーマンズスクリューを狙うも、コブがこらえると、オスプレイがピッピー・チェリオ。すると、SANADAがオスプレイをドロップキックで排除。
しかし、オーカーンがSANADAに王統流二段蹴り。そのオーカーンを内藤が低空ドロップキックで黙らせるも、コブが内藤に豪快なラリアット。
混戦模様のリング上、BUSHIがコブにスピンキック。そしてコードブレイカーを狙うも、受け止めたコブは空中で大勢を持ち直して豪快なジャーマン。そして、最後はツアー・オブ・ジ・アイランドにつないで勝利をおさめた。
試合後、オーカーンはBUSHIを場外に蹴落とす。そして、「これがロス・インゴか? 弱えな!」と挑発。
UNITED EMPIREは勝ち名乗りを上げると、オーカーンは「ひれ伏せ、愚民ども! そして、ロス・インゴ! これがウィル・オスプレイ、ビー・プレストリー、ジェフ・コブ、グレート-O-カーン、UNITED EMPIREの力だ!」と咆哮した。その姿を内藤は不敵な笑みを浮かべながらにらみつけ、花道をあとに。