試合後、デスペラード&金丸はベルトを手にし、勝ち名乗りを受ける。デスペラードはマイクを握ると、以下のアピール。
■デスペラードのマイクアピール
「ハ~ハ~ハ~(荒い息遣い)。あとで誰か、通訳して伝えてやってくれよ。コイツらは弱くねえんだ。オマエらは弱くない。弱かねえ。だけど、ただ、オレたちのほうが巧くて、カッコよくて、強かったって、それだけなんだよ(場内拍手)。あるべき場所に、タッグのベルトも帰ってきたし、アン? (金丸を見ながら)どうせ大阪も、われわれ仕事ありませんし? 休憩しましょうか? ずっと出ずっぱりだし。(石森&ファンタズモを見て)じゃあな! 残念でした!!(場内拍手)」
ここで金丸がリングを下りる。そして、場外のファンタズモはデスペラードに怒りを見せる。すると、デスペラードはマイクを続ける。
「ヘイヘイヘイ、ハ~ハ~ハ~……。冗談だよ、冗談。そんなに怒んなよ。何言ってるかわかんねえけど。ごめんな、オレ、英語できなくて。ベルト持ってこい、ベルト! シングルのベルトだ!(場内拍手)。ファンタズモ? ああ、近寄んな、近寄んな。オメー、何するかわからねえからな。オレは信用してねえ。一個も信用してねえ、オマエのこと。だけど、オマエとBUSHIが? チャンピオンシップ? なんだソレ? 誰が許可したんだ? 一人はヒロムなのはわかるよ。なんでかな? 推薦されただけでチャンピオンシップに挑戦できる? いや~、うらやましいぜ、BUSHIクン。おお、来た来た来た、コッチだ、コッチに持ってきて(と、IWGPジュニアヘビーを持ってきたスタッフに指示。ファンタズモが近寄ろうとすると)待て待て待て、ウエイト。」
ここでリングサイドにはBUSHIが現れる。デスペラードのマイクは続く。
「どう考えても次はオレだろうよ?(場内拍手)。(ファンタズモが近づくと)待て待て。(ここでBUSHIもリングイン)オッ? なんだよ、いるんじゃん。待て待て待て、いまなんかされたら死んじゃうよ。ちょっと待てよ。オメーらのシングルマッチなんか認めねえよ。次はオレだ! 100万歩譲って、3WAYだったらやってやるよ(場内拍手)。(ファンタズモに対し)メイビー、イン・オーサカ? ホエン、アイドンノー。バット、アイ・ウォント・レッスル・ウィズユー、アンドBUSHI。3WAY、IWGPジュニアヘビーウェイト、シングルマッチ。やってやろうじゃねえか!(場内拍手)。あとは会社が、どういう判断下すかだ。べつにコイツら二人がやったっていいんだぜ? いいよ! 誰も認めねえよ、そんなチャンピオンシップ、ハハハハ!」
すると、ここでファンタズモがデスペラードにスーパーキックを炸裂。そして、ベルトを手にするが、BUSHIがファンタズモにコードブレイカーをお見舞い。BUSHIはマイクを握ると「ヒロムに指名されたんだよ。やるしかねえだろ!!(場内拍手)」とアピール。
そして、BUSHIはベルトを手にすると「ヒロムのためにも、オレがIWGPジュニア、卷く。エンセリオ! マ・ジ・で!(場内拍手)」と勝利を宣言。
BUSHIはベルトを置いて、リングをあとに。デスペラードはセコンドの肩を借りて退場。ファンタズモもフラフラになりながら引き上げた。