CASTLE ATTACK

日時
2021年2月27日(土)   14:00開場 16:00開始
会場
大阪・大阪城ホール
放送
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観衆
1,846人

第6試合 60分1本勝負
スペシャルシングルマッチ

レフェリー|レッドシューズ海野

MATCH REPORT

 1月シリーズでオカダがEVILにシングルマッチを要求したことから始まった両者の抗争も、いよいよ決着戦を迎える。オカダの望み通り、ついにEVILとシングルマッチで激突だ。

 ゴングが鳴ると両者リング中央で交錯。まずはオカダがエルボーを叩き込が、EVILもガットショットで逆襲。そして、オカダをロープに飛ばそうとする。しかし、オカダは逆にEVILをロープに振り、返ってきたところでビッグブーツだ。
 たまらずEVILは場外へ。一旦間を取ってリングに戻って、間合いを測る。ここでオカダが場外にいる東郷に気を取られると、後方からEVILが襲撃。オカダに逆水平チョップを食らわせる。しかし、オカダは焦らずにロープでビッグブーツを放って迎え撃ち、続けてセントーン・アトミコだ。
 続けてショルダーネックブリーカーで叩きつけ、チンロックに捕獲したオカダ。EVILの首にダメージを与えていく。ここはEVILはロープエスケープだ。ならばとオカダはEVILの首筋にエルボーを落としてからストンピング。フライングメイヤーで倒すと、側頭部に低空のドロップキックだ。
 そして、場外に転落したEVILを追いかけて、自身も場外へ。EVILにエルボーをぶち込むが、ここで東郷が挑発。それを見たオカダは東郷を追いかけて、リングへ。しかし、そこにリングに戻ってきたEVILが登場。カウンターでラリアットを炸裂させる。そして、EVILはオカダを場外に落とすと鉄柵に叩きつける。
 続けて本部席前の鉄柵に叩きつけたEVILは、今度はイスをオカダの首に引っ掛ける。そしてもう一脚のイスでホームランだ。なんとかリングに戻ったオカダを、EVILはいつの間にか東郷がコーナーパッドを外し、金具が剥き出しになっていたコーナーに放り投げる。
 そして逆片エビ固めでオカダを痛めつけるEVIL。オカダが反撃してくるとサミングで逆襲し、場外へ落とす。そして待ち構えていた東郷が暴行を働いてから、オカダをリングに戻す。続いてEVILはブレーンバスターだ。
 しつこくカバーして、オカダのスタミナを奪いにかかるEVIL。さらに勝ち誇ったようにオカダの顔を踏んづけて挑発だ。怒ったオカダはエルボーで反撃。髪の毛を引っ張られて倒されてしまったが、続くEVILのセントーンを自爆させる。そして、起き上がったところにランニングのエルボースマッシュだ。
 さらにランニングバックエルボーを連発するオカダ。EVILをダウンさせると、続けてコーナースロー。串刺し式のバックエルボーからDDTでマットに串刺しだ。そして、リバースネックブリーカーの体勢に入るオカダ。
 EVILがこらえるとそのまま前進してコーナーにEVILを押し込む。そしてコーナートップに持ち上げて足にエルボーを打ち込んでから、下から突き上げるようなドロップキックで場外に転落させてみせた。
 自身も場外に出たオカダ。しかし、東郷が気になるオカダは花道方面へと追いかける。そこを立ち上がったEVILが追いかけてくるが、二人まとめて捕まえて同時に花道にDDTだ。続いてオカダはEVILをリングに戻す。
 立ち上がったEVILは蹴りを放つがこれはオカダが防御。ならばと逆にオカダの蹴り足を掴んでレフェリーにパス。土手っ腹にトラースキックを炸裂させる。続けて串刺し式のラリアット、ブレーンがスターを連続で放ってからサソリ固めの体勢に。
 オカダもEVILがステップオーバーする前にロープエスケープするが、場外から東郷がオカダの顔面にパンチを連発だ。勝ち誇るEVILは「お前の時代は終わりだ」と挑発。そして、突っ込んできたオカダを捕まえてダークネスフォールズを仕掛ける。
 しかし、これを阻止したオカダはフラップジャックで反撃。続いてビッグブーツからリバースネックブリーカーの体勢に。EVILが髪の毛を掴んでこれを逃れるとエルボー。さらにEVILがコーナーからの角度を変えたラリアットを放とうとすると、カウンターのエルボーで迎撃だ。
 そして、EVILをコーナーに振ろうとしたオカダ。EVILに振り返されると、突っ込んできたところを捕まえてリバースネックブリーカーだ。そして、コーナートップに上がるとミサイルキックを炸裂させる。
 さらにオカダはツームストンパイルドライバーを仕掛ける。だが、EVILは必死にロープに近づいてエスケープ。コーナーで待ち構えて、突っ込んできたオカダに蹴りを見舞う。
 そして、体勢を入れ替えると、金具が剥き出しになったコーナーとサンドイッチの串刺し式ラリアットだ。EVILは続けてオカダをコーナートップに持ち上げると、雪崩式ブレーンバスター。さらに間髪入れずにサソリ固めだ。
 オカダがエスケープしてからも反則カウントギリギリまで締めるEVIL。さらにダークネスフォールズで叩きつけると、首を掻っ切るポーズからトドメのEVILへ。だが、これを阻止したオカダは金具が剥き出しになったコーナーにEVILを叩きつける。
 そして戻ってきたところでマネークリップだ。しかし、EVILはこれをサミングで脱出すると、海野レフェリーの方向をさり気なく変えてしまう。その隙きに東郷が場外からオカダの背中にイスで一撃だ。
 調子に乗った東郷はそのままリングイン。オカダの顔面にパンチを連発する。だが、オカダはその東郷をビッグブーツで排除。続けて息を吹き返したEVILにもドロップキックで一撃。そして、マネークリップに捕獲する。
 EVILは海野レフェリーを掴んで脱出を試みるが、海野レフェリーはこれを強引に引き剥がす。そして、オカダはツームストンパイルドライバーからもう一度マネークリップだ。それでもレフェリーを掴んで脱出しようとするEVIL。
 今度も海野レフェリーはこれを引き剥がすが、オカダも技を解いて、今度は逆側の腕を固めてマネークリップを仕掛ける。しかし、EVILはコーナー方面にオカダをプッシュ。これに巻き込まれた海野レフェリーはダウンしてしまった。
 オカダは慌てずにEVILをローリングラリアットでなぎ倒して、もう一度マネークリップに捕まえるが、東郷が入ってきてスポイラーズチョークだ。しかし、オカダは金具が剥き出しになったコーナーにバックして東郷をぶつけて脱出するとツームストンパイルドライバーだ。
 邪魔者もいなくなり、オカダは今度こそEVILを仕留めようと近づくが。EVILは急所攻撃。悶絶したオカダにサソリ固めを仕掛ける。しかし、今度はオカダが下から急所へキック。そして悶絶したEVILをローリング式のツームストンパイルドライバーでマットに串刺しだ。
 そして、今度こそマネークリップ。それでも立ち上がってロープに近づこうとするEVILをバックブリーカーで痛めつけ、リング中央で改めてマネークリップに捕獲する。だが、EVILも必死にロープに近づき、足を伸ばしてロープエスケープだ。
 ならばとEVILの右腕を掴んでショートレンジのラリアット。だが、EVILもショートレンジのラリアットで反撃し、ハーフネルソンスープレックスでオカダを投げ飛ばす。さらにロープに走ってラリアットで一撃だ。
 カウント2でキックアウトしたオカダをEVILは雄叫びを上げて必殺のEVILへ。オカダもこらえてローリングラリアット。EVILがこれをかわすと捕まえて、掟破りのEVILの体勢に入る。しかし、EVILもこれを阻止。今度はEVILが掟破りの逆レインメーカーだ。
 しかし、オカダもこれを阻止。今度はオカダがレインメーカーを仕掛けるが、EVILもカウンターのEVILを狙う。ならばとオカダもこれを阻止して、前方にプッシュ。そして、戻ってきたところを捕まえて開脚式のツームストンパイルドライバーだ。そして、最後はレインメーカーでトドメの一撃。これでEVILから3カウントを奪い、オカダが勝利を飾ったのだった。

COMMENT


 
※コメントスペースに入ると、近くにあったイスを手にして座る
--おめでとうございます。久々のメインイベントで勝って、マイクパフォーマンスだったんじゃないですか? 今の気持ちいかがでしょう?
オカダ「そうですね、気持ちいいですね。やっぱり、メインイベントで闘って、こういう1対1の闘いで、しっかりとこう、お客さんに伝わる闘いをして、勝って、マイクを(手にして)話して締めるっていう、やっぱりこれが一番のレスラーの快感なんじゃないかなと思います。
--これまでBULLET CLUBの闘い方であったり、2冠戦についても少しリング上でコメントがありましたけれども、そういった闘いに自身が不満を持ってた中で、今日自身の闘い、振り返ること、またあと、どんな気持ちでリングに向かいましたか?
オカダ「まあ、やっぱり、僕が、今までたくさん乱入とかされてる僕が、クソつまんないなって思ってしまったっていうのは、相当なみのがお客さんに伝わってると思ったんでね。やっぱり今日は皆さんにスッキリとしてもらう闘いをお見せすることが……まあ何にもかかってないですからね、ベルトもかかってない中で、こうやって(メインイベントを)やらせてもらって、そこはしっかり……僕が今日負けてたらえらいことになってたと思いますし、やっぱりこういう元気のない世の中だからこそ、しっかりと、スカッとする闘いをお見せしないとダメだなと思ってたんで、それができてよかったと思います」
 

 
--あとは2020年は少し苦しい結果となった中で、今日EVIL選手に勝って『行っていいでしょうか、IWGP?』……まあ、久々にオカダ選手の口からIWGPって言葉を聞いたような「気もするんですけど、今日の勝利でひとつ清算できたという気持ちもあるんですかね?
オカダ「そうですね。まあ(昨年の)『NEW JAPAN CUP』(決勝戦)で負けた相手でもありますし、EVILは元2冠チャンピオンですから、そこは別に、僕が名前を出してもいいんじゃないかとも思いますし。でもね、やっぱり、“勝ちました。じゃあ次いきます”っていうよりも、まあすぐ『NEW JAPAN CUP』がありますんで、そこを勝ち上がっていかないとダメかなと。まあ、何年か前も、同じようなことを柴田さんに対して言ったと思いますし、それで僕が好き勝手やるのは違うと思いますんで、しっかりとやっていきたいなと思いますね」
 

 
--改めてになるんでけど、いまの明日に向けてこう、ベルトの統一だとか2冠戦だとかいろんな論争が行われてる中で、やっぱりオカダ選手はIWGP(ヘビー級王座)にこだわるんですね
オカダ「そうですね。だってもう、つまんないでしょっていう……2冠戦。なんで誰も口に出さなのかなと。それやっぱ、IWGPがあるからこそ、誰も何も言えないんじゃないかと思うんですけど。結局、2冠戦で楽しんでる2人たちが明日やるだけであって、誰も、何も……もうなんだろうな、統一だとかインターコンチ(ネンタル王座)だけだとか、そんなの関係なく、強いヤツがベルト巻けばいいんですよ。そんな単純なことなのに、なんか違うことで闘って、“それってプロレスなの?”っていう。なんか、だったら普通に、リング上で強い人が好き放題やればいいじゃんっていう。僕はそう思いますし、なんかそれでお客さんも戸惑ってるのもあると思いますし。まあ、強い人がチャンピオンなわけですから。もう、散々なんですよ。そういうもので。ただでさえこういう状況で、いろいろと不満がある中で、ベルトの、プロレスでもそういう不満が溜まるよいうなことをしててもしょうがないですし。それは今回、僕もそうですし、また別の、IWGP、その2冠の闘いに対してもそうだと思いますし。(そんなこと)関係なく、強い人がチャンピオンなんですよ。まあ別に僕は統一だろうとインターコンチだけだろうと、僕は知ったこっちゃないですけど、チャンピオン……そしたら、強ければ『NEW JAPAN CUP』優勝して、IWGP(ヘビー級のタイトルマッチを)闘って、強ければチャンピオンになるだけですから。まあ、そこに向かって、やっぱりみんながプロレス終わって“楽しかったね”っていうようなプロレスをしていきたいと思います」
 

 
--最後に、『NEW JAPAN CUP』優勝宣言も出ました。そこに向かって意気込みをお願いします。
オカダ「そうですね。まあ『NEW JAPAN CUP』、まだ旗揚げ記念日(3.4日本武道館)もありますし、いろいろとまあプロレスでどんどん……もうこんなに、こういうコロナ禍の中でしっかりと試合ができてるっていうのは、ほかのスポーツでもないと思いますし、ほかのエンターテインメントの世界でもないと思うし、新日本プロレスだけだと思いますから、僕たちは胸を張ってですね、そういうことをしてるんだと。それをまた、プロレスファンの人にも胸を張れるように、しっかりとつまらない闘いじゃなくて、みんなが元気になって明日も頑張ろうって思ってもらえるような試合をしていきたいと思います、その上で、『NEW JAPAN CUP』を優勝したいと思います」

※EVILはノーコメント

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