第1試合は2.28大阪城でNEVER無差別級王座戦で激突する王者・棚橋弘至と挑戦者グレート-O-カーンが、それぞれ天山広吉&小島聡、ウィル・オスプレイ&ジェフ・コブとトリオを結成して対峙。棚橋は1.30愛知で鷹木信悟との激闘を制してNEVER初戴冠。しかし、その直後にオーカーンが襲撃し、「NEVERを献上しろ!」と宣戦布告。その後、今シリーズで前哨戦を繰り広げてきたが、UNITED EMPIREの全勝。迎えた最終前哨戦、棚橋としては最後に勝利で明日に向けて勢いをつけたいところだが……?
棚橋はリングインするとコーナーに上って場内にアピール。それをオーカーンはにらみつける。
先発は棚橋とオーカーン。すると、背後からオスプレイとコブが襲いかかろうとするが、すかさずテンコジもリングイン。そして、牽制しあってから、UNITED EMPIREが引き下がると見せかけ、背中を向けた棚橋組に襲いかかる。
UNITED EMPIREは棚橋にトレイン攻撃を狙う。しかし、棚橋はオスプレイをショルダースルーで場外に排除。さらにオーカーンとコブの同士打ちを誘う。棚橋はオーカーンにセカンドロープからフライングクロスボディ。そしてエアギターを披露。
スイッチした小島は相手コーナーのオスプレイにエルボー。続いてオーカーンにマシンガンチョップを炸裂。そして、串刺しエルボーから「いっちゃうぞバカヤロー!」の雄叫びを上げ、トップコーナーへ。しかし、コブがリフトアップで捕らえ、そのまま投げつける。すかさずオーカーンが肩固めで捕獲。小島はなんとかロープエスケープ。
次はオスプレイが小島の腰にエルボーを連発。さらに逆水平チョップ、フロントキックと打撃を畳み掛けてからボディスラム。そしてニードロップを決める。
スイッチしたコブは小島にハンマーパンチ。続いてバックブリーカーから肩に担ぎ上げ、自軍コーナーに叩きつける。
次はオーカーンが奇声を発しながらモンゴリアンチョップ。そして、相手コーナーの天山を挑発。
小島はエルボーで応戦し、ローリングエルボーからコジコジカッター。スイッチした棚橋はオーカーンにフライングフォアアーム。
棚橋はオーカーンにドラゴンスクリューをお見舞い。さらにオスプレイ、コブにもドラゴンスクリューを炸裂。コブにはロープ越しのドラゴンスクリュー。
棚橋はオーカーンにテキサスクローバーを狙うが、オーカーンはアイアンクローで阻止。
ここから両者はエルボーの応酬に。オーカーンはモンゴリアンチョップを繰り出すが、棚橋は顔面に張り手。するとオーカーンはスリーパーで捕らえ、そのままリバースパワースラムのように叩きつける。
スイッチしたコブは棚橋に串刺しエルボー。だが、棚橋はかわしてバックを取る。コブは力づくで逃れるも、棚橋は機転を利かせてツイスト&シャウト。
交代した天山はコブにモンゴリアンチョップのモーションを見せるも躊躇。そして、パンチを浴びせる。続いて串刺しラリアットからブレーンバスター。
ここから本隊はコブにトレイン攻撃。最後は天山がフライングニールキックを決め、アナコンダバイスへ。そのまま立ち上がるが、コブは切り抜ける。天山はヘッドバットを決めるも、コブはパンチを返し、オスプレイにスイッチ。
オスプレイはピッピー・チェリオを狙うが、ロープ上でバランスを崩す。しかし、ローリングエルボーをヒット。続くストームブレイカーを天山が耐えると、オスプレイはサイレント・ウィスパーらロープへ。しかし、天山がカウンターのマウンテンボム。
天山はモンゴリアンチョップを狙うも、やはり躊躇。するとオーカーンが背後から襲いかかる。そして、オーカーン&オスプレイは王統流二段蹴り&サイレント・ウィスパーの合体攻撃。カバーは棚橋がカット。
ここでオーカーンは棚橋に王統流二段蹴り。そしてエリミネーターで叩きつけて排除。ならばと小島がオーカーンにラリアットを狙うも、コブがカウンターのツアー・オブ・ジ・アイランド。最後はUNITED EMPIREが合体オスカッターを小島に炸裂。オスプレイが3カウントを奪い、勝利を収めた。