【退場順】
(1)×矢野(2分39秒 OTTR)チェーズ○
(2)○オカダ(2分45秒 OTTR)チェーズ×
(3)○石井(16分25秒 OTTR)ジェイ×
(4)×石井(16分38秒 OTTR)タンガ○
(5)×YOSHI-HASHI(18分40秒 OTTR)タンガ○
(6)○後藤(19分38秒 OTTR)タンガ×
(7)×後藤(19分53秒 OTTR)タマ○
(8)○オカダ(20分44秒 OTTR)タマ×
(9)×オカダ(22分58秒 OTTR)EVIL○
メイン(4試合)はCHAOS(オカダ・カズチカ&石井智宏&後藤洋央紀&YOSHI-HASHI&矢野通)とBULLET CLUB(EVIL&ジェイ・ホワイト&タマ・トンガ&タンガ・ロア&チェーズ・オーエンズ)による5vs5イリミネーションマッチ。
2.27大阪城ホールではオカダvsEVILをはじめ、石井vsジェイ、矢野vsチェーズ・オーエンズ(KOPW2021争奪戦)、後藤vsタマ、YOSHI-HASHIvsロアの5大シングル戦が実現。さらに2.28大阪城では、IWGPタッグ王者・タマ&タンガvs挑戦者・後藤&YOSHI-HASHIのIWGPタッグ選手権も決定。今回はそれぞれ大一番を見据えた前哨戦となる。
この試合は通常のタッグマッチ形式で行ない、敗れた選手から退場。最後まで一人でも残ったチームが勝者となる。試合権利のある選手が、トップロープを越えて場外に転落した場合も退場。
オーエンズはテキサスヘビー級チャンピオンのベルトを携えてリングイン。そして、レフェリーに肩書きをしっかりアナウンスするように要求。G.o.Dには邪道、EVILにはディック東郷、そしてジェイには外道が帯同する。
CHAOSはゴングを待たずに奇襲攻撃。しかし、BULLET CLUBも真っ向から迎え撃つ。オカダはEVILを場外に連れ出す。
リング上、KOPW2021争奪戦でテキサスストラップマッチを要求しているオーエンズは、ストラップを矢野と自身の手首に巻きつけ、ストンピングを見舞う。さらにストラップを矢野に叩きつけると、さらに拳に巻きつけパンチを炸裂。
矢野は顔面かきむしりから、ストラップでパンチを狙う。しかし、オーエンズは切り抜けると、ストラップを引っ張りパンチを連発。矢野もマンハッタンドロップで反撃。そして、テキサスストラップマッチのルール(先に4コーナーに連続でタッチした選手が勝利)に乗っ取り、コーナーをタッチしていくが、4つ目でオーエンズがストラップを引っ張って阻止。
そして、オーエンズは矢野の首をストラップで巻きつけ、オーバー・ザ・トップロープで排除。しかし、矢野も落ちながらストラップを引っ張り、オーエンズも同時退場に。
次はEVILとオカダのマッチアップ。EVILはオカダの背中にダブルハンマーを落とし、ロープへ。オカダはカウンターのフロントキック。そしてフライングメイヤーから低空キックをヒット。
スイッチした石井はEVILにキックを見舞い、ジェイを挑発。そして、EVILに逆水平チョップを連発し、YOSHI-HASHIと交代。
YOSHI-HASHIは足をEVILの顔面に押しつける。そして逆水平チョップで快音を響かせる。そして、石井とYOSHI-HASHIはEVILに交互に逆水平チョップを連発。続いてCHAOSはEVILの顔面に足を顔面に押しつける。
次はオカダがEVILにセントーン・アトミコ。だが、G.o.Dが乱入し、オカダに連携攻撃からタマがリバースガンスタン。ここからBULLET CLUBが場外戦に持ち込む。ジェイはYOSHI-HASHIの棒を用いて、石井にチョーク攻撃。
戦場がリングに戻ると、EVILはオカダの左腕を何度もねじり上げ、そこにジェイがダブルハンマーを落とす。ジェイはオカダの左足に蹴りを連発。そして、手拍子に合わせてマッスルポーズを見せて挑発。
スイッチしたタマはオカダの胸板にハンマーパンチを乱打。さらにG.o.Dはセントーン・アトミコを連発。続いてロアがオカダを自軍コーナーに運び、ショルダータックルを土手っ腹に連発。
スイッチしたEVILはオカダにコブラツイスト。すかさず他の東郷とジェイがEVILの手を数珠繋ぎで引っ張って反則アシスト。
BULLET CLUBはクイックタッチを展開し、オカダのローンバトルが続く。ジェイはフライングメイヤーからスリーパーで捕獲し、石井に不敵な笑みを見せる。
オカダは脱出を試みると、ジェイは後頭部を強引にマットに打ち付ける。続く串刺し攻撃はオカダが切り抜け、カウンターのフロントキックで反撃。
ようやく石井がスイッチすると、ジェイは逃げ回る。だが、スキをついてオーバー・ザ・トップロープを狙う。しかし、石井は回避し、ブレーンバスターへ。ジェイは切り抜けると、石井を肩に担ぎ上げてオーバー・ザ・トップロープをチーム総出で狙う。これはCHAOSがカットに入る。
ジェイは石井をコーナーに叩きつけるが、石井は突進してショルダータックル。そしてジェイをコーナーに詰めて逆水平チョップ&エルボーを乱打。レフェリーが止めに入るも、石井ははねのける。
ジェイはスキをついて石井にDDT。さらにブレードバスターを決めてカバーするが、これは石井がカウント2でキックアウト。
続いてジェイは変形の裏投げを狙うも、石井は回避し、カウンターのパワースラムをお見舞い。だが、パワーボムを狙ったところでG.o.Dがカット。これを後藤&YOSHI-HASHIが蹴散らす。
石井はブレーンバスターの体勢で持ち上げ、ジェイをエプロンに追いやる。そして、ヘッドバットでひるませ、ラリアットで吹っ飛ばす。しかし、ロアがキャッチして排除を回避する。
ここで外道がエプロンに立つと、石井はラリアット。しかし、スキをついてジェイが石井のノドをロープに押し付け、ひるんだところをブレーンバスターで抱え上げる。だが、石井もエプロンに下り、落下をこらえる。
エプロンでの応酬。ロアが石井をショルダータックルで排除しようとするも、石井は機転を利かせて同士打ちを誘い、ジェイが失格に。
すると、落下したジェイが石井の足をつかみ、場外に引きずり落とす。本来なら失格者が落とすのはカウントされないが、レフェリーは見ていなかったため、石井が落下したことのみを確認して失格を言い渡す。
次はロアとYOSHI-HASHIのマッチアップ。YOSHI-HASHIはヘッドハンターを決めると、ブレーンバスターの体勢に。しかし、ロアはこらえる、ここでYOSHI-HASHIがロープに走るも、タマが場外から足を引っ張って妨害。
続いてG.o.DはYOSHI-HASHIにトレイン攻撃。しかし、YOSHI-HASHIは切り抜け、ロアにスピンキック、そして、後藤と共に牛殺し&トラースキックの合体技。続いてGYRを狙うも、タマがカット。
G.o.DはエプロンサイドのYOSHI-HASHIを排除しようとするが、YOSHI-HASHIはこらえる。すると邪道が場外からYOSHI-HASHIに竹刀攻撃を見舞い、すかさずロアがエルボーで場外に落として失格に追い込む。
後藤はG.o.Dに孤軍奮闘。タマをローリングラリアットでダウンさせると、その上にロアをブレーンバスターで叩きつける。そして、ロアをラリアットでオーバー・ザ・トップロープ。
ここで邪道が後藤の足を捕らえ、後藤がはねのけるも、その瞬間にタマがガンスタンをお見舞い。後藤は場外に落下してしまう。
次はオカダがタマに立ち向かう。しかし、EVILが乱入し、二人がかりでトレイン攻撃。さらにダブルのバックドロップを狙うも、オカダは回避し、ショルダースルーでタマをエプロンに排除。そして、突進してきたEVILを誤爆させ、タマを失格に追い込む。
最後はオカダとEVILの一騎打ち。オカダはEVILをトップロープ越しに落とそうとするも、EVILはこらえる。そしてオカダの足をレフェリーに預け、土手っ腹にトラースキック。
EVILはオカダの足をつかみ、オーバー・ザ・トップロープを狙うが、オカダは回避。ここから技の読み合いとなり、オカダがカウンターのドロップキックをヒット。そしてマネークリップで捕獲するが、東郷がエプロンに立ってオカダの気をそらす。
オカダが技を解いて近づくと、東郷は距離を取る。すかさず、EVILがオカダをエプロンに追いやり顔面かきむしり。オカダも腹部へのショルダータックルでEVILをひるませるも、EVILはレフェリーをつかんで死角を作る。すかさず東郷がオカダをスポイラーズチョーカーで締め上げる。そして、EVILはオカダをショルダータックルで場外に吹っ飛ばす。結果、EVILが勝ち残り、BULLET CLUBがダーティーファイトでまんまと勝利をつかんだ。