試合後、英語解説席からリングインしたエル・ファンタズモがフラフラ状態のヒロムへトラースキックを狙う。
このピンチにBUSHIが駆けつけファンタズモ制止するが、直後に石森太二も乱入しBUSHIを分断。
そして、ファンタズモはリングに倒れるヒロムを無理やり起き上がらせてトラースキックを放つが、ヒロムはこれを間一髪でかわし、ファンタズモと石森とエルボーで撃退。
すると、ファンタズモはマイクを握り、「おまえに散々恥をかかされた俺たちが黙ってると思ったか? 俺はおまえがそのベルトを巻いてる姿を見るのはもう我慢できねえ。おまえはただ、会社のお気に入りで優遇されてるからチャンスをもらえてるだけだ。おまえを倒し、俺の腰にそのベルトを巻くまで日本から絶対に離れない。覚悟しろ。このキック一発でおまえにトドメを刺してやる」とIWGPジュニアヘビー級王座への挑戦をアピールした。
これに対し、王者のヒロムは「オイ、ファンタズモ。いいだろう。このベルト、おまえと賭けて闘ってやるよ。ただし、おまえらが持つIWGPジュニアタッグ、俺とBUSHIさんに挑戦させろ。それが交換条件だ! ほら、用が済んだならとっと帰れよ。やってやるから焦んなって。帰れ。帰れよ。帰れ。帰ってくれ。帰ってくれ! 帰ってくれ!! 帰れ!!!」と一喝。
そして、ヒロムはBUSHIと拳を合わせ起き上がると、「俺は生きてるぞ! 俺が何を言いたいかわかるか? プロレスが元気ないんじゃねえ。いまこの地球が元気ねーんだよ! 俺は世界が元気を取り戻すまで叫び続けるぞ。俺たちレスラーがまだ声を出せないみんなの代わりに、俺たちが思いっきり叫んでやる! もっと、もっと、もっと、もっと、みんなで……楽しもうぜ!」とファンへ熱いメッセージを伝え、広島大会を締めくくった。
リングを降りたヒロムは、解説席の棚橋弘至に「棚橋さん、アンタにみせるよ。これがIWGPジュニアの闘いだ!」とアピールした。
■高橋ヒロム選手のリング上コメント
「ウワアアア! 俺は生きてるぞ! SHOとあれだけバカみたいに思いっきりぶつかっても、俺の身体はピンピンしてるぞ。俺は元気だ! 俺が何を言いたいかわかるか? プロレスが元気ないんじゃねえ。
いまこの地球が元気ねーんだよ! 声を出せるものが元気よく発信しないでどうする? マイナスなことばっか喋ってどうする? 誰がそんなんで元気になるんだよ! だから、俺は世界が元気を取り戻すまで叫び続けるぞ。
俺たちレスラーがまだ声を出せないみんなの代わりに、俺たちが思いっきり叫んでやる! 元気、元気、元気だ! 元気だ! 元気だ! 元気だ! 元気だ! 元気だ! 元気だ! ほら、もっと! なあ? なあ? なあ? その手使って思いっきり手が砕けるまで拍手してみせろ!
(※拍手が沸き起こる)こんなものじゃ足りねーぞ。もっと! もっと! もっと! もっと! もっと! おまえらもだ。おまえらも、もっと、もっと、もっと、もっと、みんなで……楽しもうぜ!」