試合後、鷹木は「一丁あがり」とばかりに手をはらう。そして、L・I・Jトリオは勝ち名乗りを受ける。続いて鷹木は場外の棚橋に鋭い視線。ヒロムは場外のSHOの目の前にベルトを見せつけて挑発。ここで鷹木がマイクを握り、以下のアピールを始める。
■鷹木のマイクアピール
「オイ! 敗者チームはとっとと帰れ、オラ! ワト、SHO! だが、棚橋! オマエだけちょっと待て。待て。オマエにちょっと! 話があるんだ。棚橋さんよ、やっぱりオレは! オマエのことが気に食わねえようだ。なぜかわかるか? なぜかわかるか? 答えは簡単だ! オマエからは、NEVERに対して、そしてオレに対しての思いが、これっぽちも感じねえんだよ、オイ。中途半端な思いで! NEVERをやるんだったら、二度と! タイトルマッチができねえような身体にしてやるからな、オイ。棚橋、棚橋、逸材ともあろう男が、再起をかける? 小さいこと言ってんじゃねえよ、オイ、棚橋! オマエだったら! このNEVER戦、進退を賭けるつもりで! 挑んでこい。1.30愛知! 楽しみにしてるぞ!(場内拍手)」
この言葉に棚橋は、力強く何度もうなずいてから退場。さらに“鷹木劇場”は続く。
■鷹木のマイクアピール
「ヨ~シ、後楽園!(場内拍手)。何やら拍手が少ねえな、オイ!(場内拍手)。まあ、それも仕方ねえな、こんな状況じゃあよ。だが! オレは棚橋みたいに陰気臭いことは言わないからな(場内拍手)。どんな状況であろうと、オレたちは! やるしかねえんだよ(場内拍手)たしかにオレも、プロレス17年目だが、客入れての後楽園で、こんなに少ないところで試合するのは初めてだ。だがよ! 客が少なかろうが、観にきてくれる客がいる。配信を観てるファンがいる。そして! 対戦相手がいる。だったら! プロレスラーは、戦うしかねえんだよ、オイ!(場内拍手)。今シリーズは、オレだけじゃねえ。BUSHIもヒロムも、SANADAも! テーマがある。まあ、内藤だけはヒマらしいけどな。まずは! 俺が結果、残してやろうじゃねえか。1.30愛知! 暴れ龍のごとく! とことん暴れまくって、このNEVERを! 必ず、守り抜いてみせるからな(場内拍手)。俺の! 言いたいことは以上だ!」
鷹木の独演会さながらのマイクにヒロムとBUSHIも拍手を送る。三人で勝利のポーズを取ると、鷹木はベルトを突き上げて咆哮。そして、鷹木は堂々とリングをあとに。