第4試合は本間朋晃&SHOvs内藤哲也&高橋ヒロム。2.10広島でIWGPジュニアヘビー級王座戦で雌雄を決する王者ヒロムと挑戦者SHOにとっては前哨戦となる。本間は内藤とのシングル実現をアピールし続けているが、内藤を振り向かせることはできるのか?
入場時、ヒロムは自身がイメージキャラクターを務める化粧水を噴射しながら入場。内藤の顔面にもふきかける。
内藤はゴング前に本間に仕掛けようとするも、踏みとどまってニヤリ。
先発はヒロムとSHO。SHOはスピアーからエルボーを連打。そして、本間と共にストンピングを浴びせてから、ダブルのブレーンバスター。
続いてSHOはヒロムの背中にサッカーボールキックを見舞ってから腕ひしぎ逆十字へ。ヒロムは必死にロープエスケープ。
SHOはヒロムの腕を捕獲するが、ヒロムはロープに逃げる。スイッチした本間はヒロムの左腕を捕らえ、そこにエルボーを落とす。
ここで本間はエプロンの内藤にもエルボー。そして、本間はヒロムの背中にダブルアックスハンドルを落とし、ハンマースルー。しかし、ヒロムはその勢いでSHOに襲いかかり、場外で鉄柵に叩きつける。
内藤は本間に襲いかかり、腰を攻めていく。L・I・Jは二人がかりで本間にストンピング。
次は内藤が、ヒロムが捕らえた本間の背中にダブルアックスハンドル。そして変形ネックロックで本間を攻め立てる。
今度はヒロムが本間にダブルアックスハンドル。さらに逆水平チョップを連発。スイッチした内藤は本間にバックエルボーから低空ドロップキック。
本間はエルボーを返していくも、内藤は顔面かきむしり。そして技の読み合いから、本間がブレーンバスターで内藤を投げきる。
次はSHOとヒロムのマッチアップ。ロープワークの攻防からSHOはショルダータックル。そしてブレーンバスターで叩きつけてカバーするが、ヒロムはカウント2でキックアウト。
SHOはヒロムの腕を掴んだまま胸板と背中にキックを連打。そして腕ひしぎ逆十字で固めるが、ヒロムはロープエスケープ。
するとSHOはアームブリーカーを連発。そして技の読み合いから、ヒロムがティヘラ。しかし、SHOは捕獲して抱え上げる。これを脱出したヒロムは、ロープワークの攻防からDで捕獲。
だが、SHOは力尽くで持ち上げるとシットダウン式パワーボム。次は本間と内藤のマッチアップ。本間はDDTで突き刺すと、エルボーを連発。
さらに串刺しエルボーからフェイスクラッシャー。そして小こけしを繰り出すが、内藤はかわす。そして、ヒロムと共にダブルのクローズライン。さらにサンドイッチ式低空ドロップキックをお見舞い。
続く内藤の串刺し攻撃は本間が切り抜け、串刺しラリアットをヒット。そして内藤をトップコーナーに設置し、雪崩式ブレーンバスターを炸裂。
本間は雄叫びを上げ、ロープへ。だが内藤はバックエルボー。しかし、本間はヘッドバットからラリアットを食らわせる。続くカバーは内藤がカウント2でキックアウト。
本間は内藤にこけし落としを狙うも、ヒロムがリングに入るのを確認すると、内藤を下ろす。そして、SHOと共にヒロムにダブル攻撃を狙うが、ヒロムはドロップキックで切り抜ける。
さらにヒロムはSHOにポップアップ式のパワーボム。そして本間にはトラースキック。続いて内藤が本間に延髄斬り。さらにフライングフォアアームを決め、最後はデスティーノで3カウントを奪取した。
Road to THE NEW BEGINNING
- 日時
- 2021年2月3日(水) 17:00開場 18:00開始
- 会場
- 東京・後楽園ホール
- 放送
- 観衆
- 600人
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第4試合 30分1本勝負
レフェリー|マーティー浅見
MATCH REPORT
COMMENT
※本間が辻に肩を借りながら、バックステージに登場。本間が床に座り込み、辻に語りかける。
本間「辻! おまえも、内藤と闘いたいんだろ? 絶対やろうぜ!」
辻「はい、僕は絶対内藤さんと闘いますよ。本間さんが内藤さんと闘いたいって言うなら、本間さんのこと倒してでも、内藤さんと闘いたいと思ってます」
本間「負けねーかんな俺だって。絶対いくぞ! おまえ、絶対これ負けねえからよ!」
辻「望むところです」
本間「おおやるぞ!」
※辻がバックステージを去り
本間「今日も負けたよコノヤロー! 負けたよ! あと3回! 次の後楽園、広島広島! 絶対獲ってやるからよ。アイツ言ってたろ? 絶対本間はこう言ってるだろうなって。絶対諦めない! 諦めたらそこで終わりだから。諦めねえって言ってるだろうがっコノヤロー! 諦めてたまるか!」
SHO「ヨシッ! チャンピオン、高橋ヒロム。お前に、お前の質問に答えてやる! 俺の夢はな、この新日本プロレス、最強になり、最強になるのももちろんだ。そして、チャンピオンになるのはもちろん、ジュニア、最強になるのはもちろん! そして新日本ジュニアを、もっともっと上に、上にもってくことはもちろん! 今の俺の夢はな、そのベルトを巻いて! 人の支えになる、レスラーになることだ!!」
※しばらく時間が経ってから、ヒロムがバックステージに登場。
ヒロム「ま、ショックな出来事があった……。ショックな出来事があったけど、今はそれどころじゃねーんだ! あー、いやいやいやいや、ショックだマジで、本当に。ちょっと見てた人マジで本当に、教えて下さい。本当に……。いやー、切り替えないと。切り替え切り替え、切り替えが大事。SHOだ、田中翔はどこだ? ああ、帰っちまったか……? もうコメント終わっちまったか」
※ここでSHOがバックステージへ現れる。
ヒロム「来てくれたな。おまえから来てくれたな! コメントはもう終わったのか? 悪いな、何か呼んだみたいになっちまったな。俺もいろいろあったんだ。今日、誰もじゃましないよ。
俺から、俺から言わせてくれ。2020年12月2日、俺はSHOに負けた。その後に、俺は嬉しいと言った。何でかわかるか? 待ってたんだ。ずっと待ってたんだよ。おまえがここまで来るのを! 待たせんな、来るのが遅せえよ。それからな、もう1つだけ教えてくれよ。SHO、俺の中でSHOはいい意味で、ものすごく、いい意味でだ! あの頃の田中翔のままなんだ。ものすごくいい意味でだ。
俺は、IWGPジュニアヘビー級チャンピオンとして、おまえの全てを受け止める。その上で、勝つのは俺だ! 最高の試合をしようぜ、田中翔」
※ヒロムは先に控室へ
SHO「(※しばらく下を向いて考えたのち)田中、翔……。そう、俺は何も変わっちゃいねえ。いやー、変わっちゃいねーけど、メチャクチャ変わってんぞ!」
※ヒロムの衣装とヒロムがイメージキャラクターの「wateRance Moisture Facial Mist to NJPW」(フェイシャルミスト)を手に持ち、何度か顔に振りかけ
内藤「今日もまた……本間から勝利。彼の必死さは、伝わってくるよ。彼の、俺とのシングルマッチを実現したいって気持ちはひしひしと伝わってきてるよ。でも! 俺を振り向かせることはできなかった。もう彼は、ゲームオーバーかな。俺の名前を出していたオーカーンも、棚橋の持つNEVERに行ってしまったんでね。まああと可能性があるとしたら……辻かな。彼のSNSを使っての自己アピール、なんか斬新なものを感じるよね。いいと思うよ、うん。なら、彼の宣言通り5万5千いいね、集めてみろよ。そして俺を、振り向かせてみろよ。
ただし、ただし、期限があるから、その期限は、今俺はいつまでだよ、いついつまでだよとは言わないけどさ、俺が今日で締め切りですって言った時点で終わりだから。それまでに5万5千いいね、集めてみろよ。まあ彼の頑張りを遠くから応援してるよ。まあ辻陽太、楽しみに待ってるぜ」