1.6TDCで遺恨が勃発し、その後は激しい抗争を繰り広げてきたテンコジタッグとUNITED EMPIREが、今大会ではシングル二番勝負で激突。第4試合は小島とオスプレイが反則裁定なしのノーDQマッチで対峙。危険な匂い漂う一戦を制するのは?
オスプレイは入場時、ギターやスチールバケツを持参して入場。対する小島は己の肉体のみで花道を進む。
小島がリングに入るとオスプレイが襲いかかり、乱打戦に突入。オスプレイは小島を場外に追いやり、鉄柵に叩きつける。さらにパンチを連発し、スチールのトレイで小島の頭部に殴りかかる。
そして、オスプレイは場外でスチールバケツを設置し、パワーボムを狙うも、小島が逆にショルダースルー。オスプレイは自身がスチールバケツの餌食に。
小島はオスプレイをリングに戻す。オスプレイはキックを連発するも、小島は仁王立ち。そしてショルダースルーからエルボー。オスプレイが場外にエスケープすると、小島はプランチャ。だが、オスプレイはかわすと、エプロンからピッピー・チェリオをヒット。小島は勢いで鉄柵に頭を打ち付けてしまう。
オスプレイはリング下からハシゴを取り出し、それを担ぎ上げると小島に突進。そして、オスプレイはハシゴを広げ、鉄柵とエプロンに橋のようにかける。小島が襲いかかるも、オスプレイはハシゴを蹴飛ばして小島の腹部に一撃を浴びせる。
オスプレイは小島をリングに戻し、腹部にニードロップ。さらにパンチを叩き込む。ここでオスプレイはコーナーパッドを外す。そして、金具むき出しのコーナーに小島をハンマースルー。
小島も打撃を返していくが、オスプレイは旋回しながらのサイドバックブリーカーで黙らせる。オスプレイはリング下からパイプイスを二脚、リングに投げ入れる。
オスプレイはイスをリングに設置すると、小島の顔面を足を使って押し付ける。そして、オスプレイはロープに走るが、小島はヒップトスでイスに叩きつける。
小島はマシンガンチョップ。そして、串刺しエルボーから「いっちゃうぞバカヤロー!」の雄叫びを上げると、オスプレイの上にイスを設置し、その上にダイビングエルボーを投下。オスプレイに大ダメージを与えるも、自身もヒジを押さえて苦悶の表情。
だが、小島はオスプレイにローリングエルボーをヒット。しかし、オスプレイもハンドスプリング式のスクリューキックで反撃。
オスプレイはリング下からテーブルを取り出し、場外に設置。そして、そこ目掛けて、小島をブレーンバスターで投げようとする。しかし、小島は切り抜けてロープへ。すると、オスプレイはカウンターのピッピー・チェリオ。続いてバックドロップで叩きつける。
オスプレイは場外でギターを手にし、ニヤリと笑ってからリングに戻る。そしてギターで殴りかかるが、小島はかわしてDDTをお見舞い。
小島はギターを手にし、オスプレイの頭部に一撃。オスプレイは昏倒、その衝撃でギターは粉々に。
小島はテーブルをリングに入れ、コーナーに立てかける。そこ目掛けてパワーボムを狙うが、これはオスプレイがショルダースルーで回避。だが、突進してきたオスプレイの腕を、小島はラリアットで撃ち落とし、コジコジカッターを炸裂。
続く小島のラリアットは、オスプレイが組み付いて一回転しながら回避。その勢いで小島をパワーボムで抱え上げると、テーブルに叩きつける。
すかさずオスプレイはオスカッターを決めるが、小島はなんとかカウント2でキックアウト。オスプレイは驚きの表情を浮かべると、今度は場外からイスを大量にリングに入れる。
オスプレイは小島の背中にイスを振り下ろす。さらにイスを4脚結合させると、小島を座らせ頭部にパンチを連発。続いてオスプレイはロープに上るも、小島は立ち上がると、コーナー上のオスプレイにラリアットを豪快に振り抜く。吹っ飛んだオスプレイはハシゴの上に激突。
レフェリーは場外カウントを数えるが、小島はそれを止めると、オスプレイをリングに戻す。そして、小島はイスの上に垂直落下式ブレーンバスターで突き刺してからカバー。しかし、オスプレイはカウント3寸前でキックアウト。
ならばと小島はラリアットへ。しかし、オスプレイはサイレント・ウィスパー。そして、オスカッターを繰り出すが、小島はオスプレイの後頭部にラリアットで撃墜。
小島はもう一度、ラリアットへ。しかし、オスカッターはかわすと、イスを小島にわたし、視界を遮ってイス越しにヒドゥン・ブレイド。そして、あらためて正調のヒドゥン・ブレイドを決めると、最後は一気にストームブレイカーで叩きつけて3カウントを奪取。オスプレイが壮絶な死闘を制した。
試合後、オスプレイは勝ち名乗りを受けると、鬼気迫る表情を浮かべる。そして、痛みにこらえながら花道を下がる。