第1試合は1.6TDCで遺恨が再燃したオカダ・カズチカとEVILが、それぞれ矢野通、高橋裕二郎とタッグを結成して対峙。オカダはEVILとのシングル対決をアピールしているが、EVILは1.28長野の試合後に「俺とシングルやったら去年同様(『NEW JAPAN CUP』決勝のこと)、オマエはまた潰れちまうぞ。また無様に潰れた姿を見せつけたら、アホみたいな顔したガキ共から憧れられる存在でいられなくなっちまうぞ」と挑発的なコメントを残している。
入場時、BULLET CLUBにはディック東郷が帯同。多くの肩書きを持つ矢野は、新たに「新日ちゃん。宣伝P」のタスキもかけて登場。BULLET CLUBはゴング前にToo Sweetサインをかわす。
先発は渦中のオカダとEVIL。すると、東郷が場外からオカダの足を引っ張って妨害。そして、EVILが裕二郎とダブル攻撃を狙うも、オカダは切り抜けてEVILにDDT。
さらにオカダは場外の東郷を追いかけ、キックを見舞ってからリングに投げ入れる。そして、矢野と共に太鼓の乱れ打ち。オカダはドラムのようにアレンジ。
オカダはEVILの後頭部にエルボーを落とし、フライングメイヤーからロープへ。しかし、またも東郷が妨害。EVILはオカダを場外戦に連れ出し、鉄柵に叩きつける。そして、顔面かきむしりを見舞う。
EVILはオカダをリングに戻し、ノド元を踏みつける。スイッチした裕二郎はオカダを金具むき出しのコーナーにハンマースルー。さらにフライングメイヤーから低空キックを見舞いカバーするが、これはカウント2。
次はEVILがオカダにコブラツイスト。そして、EVILの手を裕二郎と東郷が数珠繋ぎで引っ張って反則アシスト。
ローンバトルが続くオカダは、EVILにエルボーで反撃。だが、EVILは金具むき出しのコーナーにハンマースルー。そして、担ぎ上げるが、オカダは脱出。続いてカウンターのフロントキックから、ようやく矢野にスイッチ。
矢野と裕二郎のマッチアップ。矢野はコーナーパッドを外し、裕二郎に渡す。そのあいだに、もう一つコーナーパッドを外し、またも裕二郎にパス。
だが、裕二郎は矢野を金具むき出しのコーナーにハンマースルー。そしてフィッシャーマンズバスターからカバーするが、矢野はカウント2でキックアウト。
ならばと裕二郎はハンマースルー。しかし、矢野はロープにもたれかかって「ア~ア~ア~」と雄叫び。すると、東郷が妨害し、矢野のノドをロープにスタンガンで叩きつける。
ここで裕二郎はステッキで矢野の顔面に一撃。だが、カバーはオカダがカット。そして、オカダは裕二郎にドロップキックをヒット。
矢野はステッキを手に取るが、振りかぶったところで東郷がエプロンからつかむ。だが、矢野は東郷を引っ張りこむ。そして、ステッキを手放す。混戦の中、矢野はバックを取りに来た裕二郎に急所蹴りを見舞い、突き飛ばし、東郷に激突させる。続いて、矢野は裕二郎を横入り式エビ固めで丸め込んで、3カウントを奪取した。