1.30名古屋で行われる「ノーDQマッチ」小島vsオスプレイ、「敗者モンゴリアンチョップ封印マッチ」天山vsオーカーンのダブル最終前哨戦。
いきなり乱闘で試合の幕が開き、小島とオスプレイ、天山とオーカーンが場外で激しくやり合う。しかし、リングへ戻ると天山&小島が鉢合わせ攻撃を切り返し、オーカーンにヘッドドロップ&エルボードロップの同時攻撃を食らわせる。
さらに天山がチョーク攻撃でオーカーンに追い討ちし、ブレーンバスターの体勢に入る。ところが、オーカーンがココナッツクラッシュに切り返し、首筋に手刀を連打した。
小島対オスプレイとなり、小島がオスプレイとオーカーンに逆水平チョップ連打を浴びせる。そして、串刺しジャンエルボーから「いっちゃうぞバカヤロー!」と叫ぶが、即座にオスプレイが襲撃してフロントハイキックを見舞う。続いて両者がエルボーを打ち合ったのち、オスプレイがハンドスプリングオーバーヘッドキックで小島の動きを止めた。
ここでオーカーンが登場してモンゴリアンチョップを浴びせるも、小島がコジコジカッターで逆転。天山対オーカーンとなり、天山がモンゴリアンチョップで先制。さらに、串刺しラリアット、ブレーンバスターで追い討ちをかける。
その後、両者が互いにモンゴリアンチョップを打ち合い、そこから天山がカウンターラリアット。そして、アナコンダバイスを極めるが、オスプレイがカットへ飛び込む。
すると天山&小島は、オーカーンにテンコジカッターをお見舞い。そして、天山がTTDの体勢に入るが、オスプレイがイス攻撃でカットする。
さらにオスプレイは浅見レフェリーを突き飛ばし、なおも天山をイスで殴打。これでUNITED EMPIREは反則負けとなった。
天山「オイ、オーカーンよ! もう待ったなしや。明後日、イライラ、うずうずあったけども、グッチャグチャにやったるよ。こんなに怒りが、沸点が越えたことはないよ。もうただじゃおかないよ。なにが“(敗者)モンゴリアンチョップ封印マッチ”だ? ふざけんな、このタコ! やったろうやないか! おまえが言うんやったら、お望みどりやってやるよ。その代わり、おまえは絶対に(モンゴリアンチョップを)を使えないぞ。なんでかわかるよな? やってみてわかるよな? ボコボコにおまえを血の海に沈めてやるって言ったやろ。地獄や、地獄、地獄に落としてやるよ! そして、おまえにやられたもんは、10倍、100倍、いや1000倍や! オイ、叩き潰してやるって。こんな言葉しか言えないけどな、おまえ、よう覚えとけって! 絶対に逃がさんからな、このタコが! コジもいけるよ、オスプレイなんか! とりあえずアイツら二人倒してな。なにがエンパイアじゃ、ボケ! 俺らテンコジ、30年、20年、それこそエンパイア言うてもええやろうな。コジのこの右腕でガッチリ、あのオスプレイの顔面を打ち砕いて、首をもがしてやれよ、コジ! オーケー」
小島「オスプレイ、いよいよ明後日、一騎打ちだな。おまえが言った名古屋大会までのプロレス人生だったら、それはそれでおまえの言う通り、そこで燃え尽きるぐらいの試合をやってやろうと思う。おまえはたしかにこの10年、そしてこれから先の10年もきっとプロレス界でトップを張り続ける男だと思う。だけど、プロレスラーはいろんな選手がいる。それをおまえにわからせてやるよ。すごい選手もいるけど、そうじゃなくて一生懸命頑張っている選手もたくさんいるんだよ! いま、プロレスラーは星の数ほどいる。そのなかでおまえというプロレスラーと今回対戦できること。俺は本当にありがたいと思ってるよ。おまえみたいな天才にはなかなか出会えないから。そう思って名古屋大会、ガッチリと勝利したいと思います。ありがとうございました」
オスプレイ「この俺に限界はない! 小島、名古屋の“ノーDQマッチ”、俺の土俵で闘ってみろ。おまえの時代はとっくに終わった。この俺がお前の首をぶち抜いてやる!」
オーカーン「あいかわらず、ハラワタが煮えくり返って仕方ない。だがしかし、憐れみの気持ちも出てきたよ。爪あと残そうと必死こいてんだろうが、反逆する相手を間違えたな。30日の愛知で天山はモンゴリアンチョップと命を、小島はイスや机でブッ叩かれて元気な体を失う。連合帝国の歴史の1ページに載れたことを誇りに思いながら死ね」