第4試合は1.6TDCで遺恨が再燃したオカダ・カズチカとEVILが、それぞれ後藤洋央紀&石井智宏、高橋裕二郎&ディック東郷とトリオを結成して対峙。1.20後楽園の6人タッグの試合後、EVILは「オカダの言ってることなんか寝言だ。アイツみたいな中途半端な正義が一番の悪なんだよ」と吐き捨てた。一方のオカダはEVILについて「ディック東郷が横にいて、胸を張って偉そうにしてて、それでいいの? 俺は必ずシングルマッチ、あなたとやりますから」とシングル実現を通告した。
先発は後藤と裕二郎。裕二郎はサミングでひるませ、ヘッドロックで捕獲。しかし、後藤もヘッドロック。すると裕二郎は後ろ髪をつかんで脱出。さらに串刺しフロントキック。
だが、後藤はショルダータックルでダウンを奪い、石井とスイッチ。するとBULLET CLUBは東郷が登場。東郷がヘッドロックを決めると、続いてロープワークの攻防に。そして、すばやい技の読み合いから、両者は一旦離れる。すると、EVILが石井を背後から襲撃。
だが、石井はピンチを切り抜け、CHAOSは東郷に太鼓の乱れ打ちを浴びせる。石井は東郷にエルボーを連発。だが、EVILが介入し、東郷は石井を場外に投棄。EVILは石井を鉄柵に叩きつける。さらにEVILはオカダも鉄柵にハンマースルー。
続いてEVILはリング上の石井を場外戦に連れ出し、腰を鉄柵に打ち付ける。EVILが石井をリングに投げ入れると、裕二郎がエルボー。石井も応戦するが、裕二郎はフライングメイヤーから低空ドロップキック。
スイッチしたEVILは石井に顔面かきむしり。さらに金具むき出しのコーナーにハンマースルー。そして、石井の頭部を踏みつける。
怒りの石井はEVILを逆に金具むき出しのコーナーに叩きつける。スイッチしたオカダはEVILにランニングエルボーをヒット。さらに串刺しエルボーからDDTをお見舞い。
そして、カバーをカットした裕二郎には、フロントキックを炸裂。続いてオカダはEVILにリバースネックブリーカーを狙うが、EVILは切り抜ける。そして、オカダの足をレフェリーに預け、土手っ腹にトラースキック。
EVILはオカダに串刺しラリアット。続くフィッシャーマンズバスターはオカダが回避。さらにオカダはEVIL&東郷のトレイン攻撃を切り抜け、フロントキックを浴びせてから後藤にスイッチ。
後藤は東郷に村正をお見舞い。続く牛殺しは東郷が切り抜け、EVILが後藤にラリアット。ここからBULLET CLUBは後藤にトレイン攻撃を敢行。そして、EVILがフィッシャーマンズバスターを決める。
続いて東郷が後藤の首をスポイラーズチョーカーで締め上げる。しかし、オカダがカットに入り、両軍入り乱れる展開に。
混戦模様の中、後藤は突進してきた東郷を牛殺しに斬って取ると、最後はGTRで3カウントを奪取。CHAOSに凱歌が上がった。
試合後、リング上のオカダと場外のEVILは視殺戦を繰り広げた。