第3試合は鈴木みのる&エル・デスペラード&金丸義信&DOUKIvs石森太二&エル・ファンタズモ&邪道&外道。1.30大田区のIWGPジュニアタッグ王座戦(王者デスペラード&金丸vs挑戦者・石森&ファンタズモ)の前哨戦となる。今大会で開幕戦から4大会連続、同一カードでしのぎを削ることに。ここまではBULLET CLUBが2勝1敗でリード。
連日、ファンタズモの疑惑のスーパーキックが猛威を奮う中、石森は1.20後楽園の試合後に「デスペ、金丸。オマエら、ファンタズモのスーパーキックで頭いっぱいなんじゃねぇの? 歴史と経験で確立しているタッグは、いったいどうしちゃったんですか?(笑)」と挑発。両チームは大一番に向けて、さらに遺恨を深めている。
鈴木軍はゴングを待たずに奇襲攻撃を仕掛け、場外戦に持ち込む。リング上では鈴木が外道にストンピング。続いてDOUKIと共に外道の左腕を交互に攻め立てる。さらにトレイン攻撃から、鈴木のランニングサッカーボールキック。
しかし、続くDOUKIのラ・ランサは、邪道が場外から竹刀で妨害。外道はDOUKIにお返しのチョーク攻撃。そして、外道がレフェリーの注意を引きつけてるスキに、BULLET CLUBは自軍コーナーでDOUKIを痛めつける。場外ではファンタズモとデスペラード&金丸が激しくやり合う。
リング上、邪道がDOUKIを執拗にカバーし、体力を削る。次はファンタズモが鈴木軍を挑発してから、DOUKIの背中に引っかき攻撃。さらにDOUKIの乳首をひねり上げると、続いてコーナーに逆さ吊りにし、石森と共に急所を踏みつける。さらに外道まで参加し、DOUKIの悲痛な叫びが響き渡る。
次は邪道がDOUKIにキック。DOUKIもエルボーを繰り出すが、邪道は余裕を漂わせてから顔面かきむしり。劣勢のDOUKIは地獄突きから延髄斬りで反撃。
次は石森とデスペラードのマッチアップ。激しいエルボーの応酬から、ロープワークの攻防に移るとデスペラードがスピアー。
しかし、石森はデスペラード&金丸のを同士討ちに成功。そこにファンタズモも加わり、めまぐるしい攻防を繰り広げる。
続いて外道がデスペラードにチンクラッシャーからトラースキック。しかし、カバーは鈴木がカット。ここから両軍入り乱れる展開に。
リング上、外道はメリケンサックを手にする。しかし、レフェリーが注意し、そのスキをついてデスペラードが外道にロコ・モノをヒット。そして、最後はピンチェ・ロコで外道から3カウントを奪取した。
試合後、リング上のデスペラード&金丸と、場外の石森&ファンタズモはにらみ合いを展開。そ石森&ファンタズモがエプロンに上がると、デスペラード&金丸はベルトを見せつける。