メインイベント終了後、飯伏とジェイはダウンしたまま動けず。それでもジェイはIWGPヘビーベルトを手繰り寄せるが、海野レフェリーが没収した。
するとジェイは、まったく力の入らない腕で飯伏を攻撃しようとする。これに飯伏も受けて立つ構えを見せるが、海野レフェリーとヤングライオンたちが引き離した。
これでようやくジェイが退場し、立ち上がった飯伏の手を海野レフェリーが掲げる。その直後、飯伏はまた倒れてしまうが、海野レフェリーが2本のIWGPベルトを贈呈。
そして、海野レフェリーが飯伏の腰にヘビーベルトを巻いていると、場内にスーツ姿のSANADAが登場。マイクアピールで飯伏に挑戦表明した。
SANADA「チャンピオン。こんなときだからこそ、プロレス界の希望となるSANADAからの…(※言い間違えて客席から笑いが起きると、大きくうなずいて間を空けてから言い直す)……希望となるSANADAからの挑戦表明というギフト、受け取っていただけますか?(※大拍手)」
これを聞いた飯伏は大きくうなずき、マイクで返答。
飯伏「SANADAさん。僕は、『G1(CLIMAX)』のとき、決勝戦、いまだに忘れない。僕は、あのとき…負けていた(に等しい場面があった)。それは、認めます。でも、いま僕が、持っているのは、このふたつの、IWGPインターコンチとIWGPヘビー級のベルト。最強と、最高のベルトが! いま! 僕の手元にあります(※大拍手)。僕も、SANADAさんと、もっともっと試合がしたい。よろしく(※大拍手)」
ここで飯伏が握手を求め、SANADAが応じてリングを降りる。そして、飯伏がマイクアピールを続行。
飯伏「(※観客に向かい)わかりますよね? いま言ったとおり、次、いつかわからないけど、SANADAさん、いつでもやりましょう(※大拍手)。僕がいつも言ってることばがあるの、わかりますよね? 逃げない! 負けない! 諦めない! そして絶対裏切らない。そしてー! 本っ当ーーーのー!! 神にー!…なったぁーーー!!(※大拍手)」
これで飯伏の入場テーマ曲が場内に流れ、飯伏は両手で2本のIWGPベルトを掲げる。そして、それを持ってコーナーへのぼり、ファンの拍手に応える。
その後、飯伏はゆっくりと退場していき、特設ステージへ到達。2冠王者のみが使用できる階段を再びのぼると、阿部誠リングアナウンサーのコールを合図に祝福の花火が打ち上げられた。