メインイベント終了後、SHOは会心のガッツポーズから弓を引くポーズ。そして、1人で勝ち名乗りを受けると、場外に降りて飯伏とガッチリ握手してから退場した。
その後、飯伏と内藤がリング中央で睨み合っていると、ジェイが現れてエプロンへのぼり、マイクアピールを敢行。早口で言いたい放題にまくし立てる。
ジェイ「オイ、お前らちょっと落ち着けよ。内藤、飯伏、調子に乗るなよ。主役はお前らじゃない。この俺だ。お前らが競ってるのは2冠王座じゃなくて、もっと大きな宝だ。お前らは1.5で俺と試合ができるチャンスを懸けて闘っているんだ。だが、俺の物語の一員になれるのは、お前らの内の1人だけだ。俺は自分に託されたDESTINOを全うし、本物の神になる! これは俺が主役の世界だ。俺こそが世界最高。お前らには何の意味もない。お前らは2021年もスイッチブレードと共に呼吸するんだ。2021年も俺がトップの新時代は続いていくぞ。さぁ、俺の入場曲をかけるがいい!」
ようやくジェイのアピールが終わると、飯伏がマイクを拾って反撃。そして、内藤にも言葉をかける。
飯伏「オイ、ジェイ! 意味わかんねえわ(※場内笑&大拍手)。わかんねぇ。お前はもういい。お前は1.5な。もう帰れ。(※それでもジェイが叫び声をあげると)わかったわかった、ハイハイ(※場内笑&大拍手)。内藤…(※と言って内藤へ近寄り)俺らの…俺らのプロレス、1.4で、しようぜ。最高の俺らのプロレス、覚えてるよな? 俺らのプロレスやろうぜ」
これで今度は内藤のマイクアピールとなり、まずはジェイに苦言。そして、対決を目前にした飯伏に語りかける。
内藤「いやいやいやいや…あいかわらずさ、ジェイ・ホワイトの英語は早すぎて、ちょっと理解できないよ。もうちょっとゆっくり(話せ)、もしくは外道、せっかく横にいるんだから、日本語で通訳してくれよ。じゃなきゃわかんねぇや。まあとりあえず! 1月4日は、ホテルでゆっくり、のんびり、リラックスしてもらって、1月5日、東京ドームのメインイベントで…また会おうぜ(※大拍手)。その前に、まーずは、まずは、飯伏幸太、この最高の舞台でのシングルマッチ、お互い楽しもうぜ(※大拍手の中、飯伏も笑顔で手を叩く)。今日、後楽園ホールへお集まり下さったたくさんのお客様、テレビ、インターネットを通じて、日本中のお客様、世界中のお客様、ジェイ・ホワイト、そして、飯伏幸太。2021年1月4日東京ドーム大会まで! トランキーロ!! あっせんなよ。カブロン!(※大拍手)」
ここで場内に『WRESTLE KINGDOM』のテーマが鳴り響き、内藤と飯伏が超至近距離で睨み合う。そして、エプロンからは2本のIWGPベルトを両肩にかけたジェイが見つめるというトライアングルが完成。
まずは、ジェイが英語と日本語を交えて叫びつつ、ベルトを持ったまま退場。続いて内藤、そして最後に飯伏が退場した。