第1試合では12.23後楽園大会で『KOPW 2020』争奪戦を行なう保持者の矢野通と挑戦者のバッドラック・ファレが、それぞれ本間朋晃、チェーズ・オーエンズをパートナーに前哨戦。
『KOPW2020』は各自が「闘いたいルール」を持ち寄り、そのルールはTwitter上の“ファン投票”の集計で決定されるファン参加型の形式。今回、それぞれ提案したのは以下のルール。
矢野:「ボディスラム or ラストコーナーパッドマッチ」=相手をボディスラムで投げた場合、または四つのコーナーパッドを外していき最後のコーナーパッドを外した選手が勝者となる。
ファレ:「ボディスラムマッチ」=相手をボディスラムで投げた選手が勝者となる。
そして、本日PM12:00までの投票の結果、矢野が17,074票(77.4%)、ファレが4,986票(22.6%)を獲得し、争奪戦は矢野提案のルールで行なうことが決定した。
先発は矢野とファレ。矢野はエルボーから早くもボディスラム。しかし、ファレの巨体は持ち上がらない。ならばとショルダータックルを仕掛けるも、ファレが逆にダウンを奪う。さらにボディスラムで叩きつけると、矢野は慌てて本間にスイッチ。
するとオーエンズが登場。オーエンズは本間をコーナーに詰めて張り手。本間もエルボーを返し、串刺し攻撃を狙う。切り抜けたオーエンズはロープに走るが、本間はバックエルボーから小こけし。しかし、これは不発。
オーエンズが本間を捕らえると、スイッチしたファレが腹部にパンチ。さらにチョーク攻撃を見舞う。続いてオーエンズと二人がかりで本間の腹部に打撃でダメージを与える。
オーエンズはレフェリーの死角をついて本間の顔面に攻撃。さらにファレと二人がかりで全体重を浴びせる拷問攻撃。
本間も必死にファレにエルボーを打ち込む。だが、ファレはいなすと串刺し攻撃。だが、本間はかわして矢野とスイッチ。
矢野はコーナーパッドを外し、ファレに殴りかかる。しかし、ファレは仁王立ち。すると矢野はボディスラムをしかけるも不発。ここでファレはハンマースルー。しかし、矢野はロープにもたれかかって「ア~ア~ア~」と雄叫び。そして、ファレの突進をかわし、後頭部をはたく。
矢野はファレを金具むき出しのコーナーに自爆させると、ボディスラムにトライ。だが、やはり持ち上がらず、逆にファレがボディスラムで叩きつける。
スイッチしたオーエンズは矢野を金具むき出しのコーナーに自爆させる。だが、矢野はオーエンズのうしろ髪をつかんで引き倒す。そして本間に交代。
本間は串刺しエルボーからフェイスクラッシャー、続いて小こけしをヒット。本間は逆水平チョップからこけし落としを狙うが、オーエンズは回避。そしてジュエルヘイストを決めるが、カバーはカウント2。
ならばとBULLETタッグはグラネードランチャーを狙う。しかし、矢野が妨害すると、本間が同士打ちからオーエンズを丸め込む。
オーエンズが返すと、本間はこけしロケットをヒット。そして、セカンドロープからこけしを繰り出すが、これはオーエンズがかわす。
オーエンズは本間にランニングニーを突き刺すと、最後はパッケージドライバーでピンフォール勝ち。