新日本プロレス本隊vsBULLET CLUBのタッグマッチ。12.11日本武道館の『WORLD TAG LEAGUE 2020』優勝決定戦では、ジュースがデビッド・フィンレーと組んでタマ&タンガと対決。ところが、KENTAが乱入してIWGP US王座挑戦権利証をおさめたブリーフケースでジュースを殴打。そこからタマ&タンガがスーパーパワーボムを炸裂させ、3カウントを強奪している。
ジュースが先発してKENTAとの対決を望むが、実現せずにヘナーレとタッチ。そのヘナーレは、裕二郎噛みつき攻撃に対し、ショルダータックルで報復。する
ところが、裕二郎がフラップジャックの要領でヘナーレをトップロープへ打ちつけ、場外へ転落させる。そして、裕二郎がヘナーレに追撃する中、KENTAはジュースに鉄柵攻撃をお見舞い。
ここからBULLET CLUBがヘナーレを捕まえ、KENTAが踏みつけ攻撃、串刺しタックル、裕二郎がギロチンドロップ&エルボードロップ&ヘッドドロップ、変型フェースクラッシャーなどで痛めつける。
ヘナーレのピンチは続き、KENTAがカウンターバックエルボー、ローキック、パンチ攻撃、顔面攻撃などで追い討ち。だが、ヘナーレはブレーンバスターでKENTAを叩きつけ、ようやくジュースと替わる。
そのジュースは、タックル、バックエルボー、セントーンなどでKENTAに追撃し、裕二郎にフルネルソンバスターをお見舞い。そして、KENTAにはスパインバスターを食らわせる。
それでもKENTAがリバースDDTで逆転し、ローリングソバットからカウンターパワースラムで叩きつける。そして、スイッチした裕二郎が、ロープを利用した串刺しフロントハイキック、低空ランニングフロントキック、リバースDDTなどで続く。
さらに、裕二郎&KENTAがジュースにトレイン攻撃を見舞い、KENTAのブレーンバスターから裕二郎が低空ランニングフロントキックで撃ち抜く。
さらに裕二郎はインカレスラムからピンプジュースを狙うが、ヘナーレがカットに入り、バックスピンキックで裕二郎の顔面を蹴る。
すると、ジュースがバックスピンキックでKENTAを蹴散らし、ヘナーレが裕二郎にランペイジを食らわせる。その直後、ジュースが裕二郎の顔面を左フックで殴り、パルプフリクションでとどめを刺した。
ジュース「本当なら今俺とフィンレーが『WORLD TAG LEAGUE』の優勝トロフィーを持って、東京ドームのタッグ王座戦に備えてるはずだった。親友と一緒に東京ドームの花道を歩く姿を夢見てたけど、それも消えてなくなった。頭の傷ひどいだろ? 武道館でKENTAにブリーフケースでやられた時の傷だ。KENTA、おかげで俺は今やる気にみなぎってるぞ! 俺のターゲットはお前一人だ。お前は俺の夢をいとも簡単に潰してくれたな。だから今度は俺がお前が大事にしてる物を奪ってやる。新日本、今ここで宣言するぞ。KENTAの権利証に挑戦させてくれ。KENTAに借りを返さないといけない。あいつの宝を奪い取ってやる!
そして次に目指すのはジョン・モクスリー。俺たちの抗争はもう終わったと思ってたか? まさか! 俺たちのライバル関係は永遠に続いていく。USヘビーのベルトは俺にとってのすべてなんだ。いったんタッグ戦線から離れて、今はKENTAサンの権利証だけに向かってく。そしてこの俺がジョン・モクスリーが持つUSヘビーのベルトに挑戦する」
ヘナーレ「最近イライラが募って仕方ない……。今年はすごく厳しい一年だった。もちろん俺だけじゃない、世界のみんなが同じ想いをしてる。でも本来なら『NEW JAPAN CUP』に出場しビッグチャンスを掴むはずだった。ジュースも俺と同じように不満を抱えているのは分かってる。だって『WORLD TAG LEAGUE』優勝あと一歩のところで台無しになってしまった。俺にはジュースの気持ちが痛いほど分かる。もう今年も残りあと僅かだけど、俺はシングルで一勝もできていない。2021年は新たなスタートを切りたい。みんな気づいてないかもしれないけど、今体重を増やしてて、目標は110kgだ。新日本一のパワーファイターを目指してやる。2021年は今以上の全力を尽くしていく。(日本語で)シンニホンプロレスノホンタイ、イチバンマジメ、ガイコクジン! 」
KENTA「いやカバンは!? 俺のカバン! ちょっと、ちょ待てよ。ちょと座れ。座ろうか。いや、カバンは?俺のカバン。いやいや、ロビンソンの気持ちわかるよ? やりたいんでしょいや、いくらロビンソンが言っても、俺ずっと防衛してきたから。あの〜、ジョンモク(ジョン・モクスリー)、何回防衛したか知ってる? (※カメラが首を振ると)2回。俺、何回防衛したか知ってる? 4回、おかしいだろこのねじれ現象! なんだこれ! どういうこと、どんだけ? どんだけぇ~……険しい道のりなの。そんで、ロビンソンが、やろうっつてんの? もう俺も次ジョン……ジョンモクって決めてるから。悪いけど。悪いけど本当に……。もうこれ以上、防衛するのもういいでしょ? そろそろ、ねえ……。だから結局、俺が何が言いたいかっていうと……もうシンプルにそろそろ挑戦させてってこと!!」
※裕二郎はノーコメント