『Road to TOKYO DOME』第5戦にして、2020年の最後を締めくくる後楽園ホール3連戦の初日。1月4日(月)&5日(火)東京ドーム2連戦を主体にしたカード編成で全6試合が組まれた。
オープニングマッチは、タイガーが299日ぶりにリングへ復帰。真壁&小島と組み、辻&上村&キッドのヤングライオントリオと対決。
真壁対上村で試合が始まり、真壁が片足タックルを切る。すると上村は腕を取りにいくが、真壁が脚を折り畳む。その後、上村がロープ際でクリーンブレイクせずにタックルを浴びせるが、真壁が三角絞めを極める。
さらに真壁はヘッドロックからショルダータックルに繋ぐが、上村はカウンタードロップキックで挽回。そして、エルボー連打を繰り出すが、真壁が受け流し、ボディスラムで投げ捨てた。
タイガー対キッドとなり、ロックアップでタイガーを押し込んだキッドがチョップを見舞う。ここからチョップの打ち合いを挟み、キッドがショルダータックルからストンピングとエルボースマッシュを連発。しかし、タイガーがカウンターローリングソバットでキッドをひざまずかせ、胸板へローキックを連発した。
これをきっかけにキッドが孤立し、小島が踏みつけ攻撃、スイングネックブリーカードロップ、真壁がエルボーなどで痛めつける。しかしキッドは、カウンタードロップキックを真壁に見舞って脱出。
ここで辻が登場するも、真壁がカウンターパワースラムで叩きつける。そして、タッチを受けた小島が、逆水平チョップ乱打、串刺しジャンピングエルボーで追撃。
ところが、直後に上村が小島を襲撃し、辻と一緒にダブルドロップキックをお見舞い。そして、辻がアバランシュホールドで叩きつける。
続いてヤングライオントリオが小島にトレイン攻撃を敢行し、辻がカウンターボディスラム、上村がエルボードロップ、キッドがセントーン、辻がランニングボディスラムプレスと畳み掛ける。
だが、タイガーがタイガードライバーでキッドを黙らせ、真壁が鉄柵攻撃で上村を戦闘不能にする。一方、リング上では辻がブレーンバスターを仕掛けるが、小島が切り返し、コジコジカッターを食らわせる。
次に小島はラリアットを狙うが、辻が回避してカウンタースピアーで逆襲。そして、今度こそブレーンバスターで叩きつけるが、小島がフォールを跳ね返す。
続いて辻がロープへ走ると、小島がカウンター狙いのラリアットを放つ。それを辻がかいくぐって再び走るが、小島が今度こそカウンターラリアットを炸裂させ、決着をつけた。
試合終了後、タイガーは4方の観客席へ向けて礼をしてから退場した。