12月23日(水)後楽園ホールの「KOPW争奪戦」を控え、矢野とファレが前哨戦で対決。なお、現在、公式Twitter上において、ルールの投票が行われている。
ヘナーレ対裕二郎で試合が始まり、裕二郎がいきなり手に噛みつく。だが、ヘナーレが巻き返し、ジャンピングチョップをお見舞い。
続いて矢野対ファレとなり、矢野がロープワークのフェイントからファレの後頭部を平手で叩く。そして、ニュートラルコーナーのパッドを外して殴りかかるが、ファレは軽く受け流す。すると矢野はボディスラムにいくが、持ち上げられずに自分が投げられてしまう。
これで矢野は動きが停止してしまい、ファレ&オーエンズが踏みつけ攻撃、オーエンズが金具攻撃、裕二郎が低空ランニングフロントキックなどで攻め立てる。しかし矢野は、裕二郎の髪を掴んで引き倒し、ようやく赤コーナーへ帰還。
タッチを受けた真壁は、串刺しラリアット、頭部へのパンチ連打、ノーザンライトスープレックスホールドで裕二郎に追い討ち。だが、裕二郎は顔面攻撃とリバースDDTで逆転。
それでも真壁は左のショートレンジラリアットをオーエンズに食らわせ、スイッチしたヘナーレがカウンタージャンピングショルダータックル、串刺しラリアット、バックフリップで追撃していく。
しかし、裕二郎がオーエンズに加勢し、ヘナーレに合体バックドロップを敢行。そして、オーエンズ&ファレがグラネードランチャーの体勢に入るが、矢野がカットする。
さらに、真壁がラリアットでファレを場外へ落とし、ダブルハンドラリアットでオーエンズ&裕二郎をなぎ倒す。
このチャンスにヘナーレはTOAボトムを仕掛けるが、オーエンズが抵抗し、打撃コンビネーションをお見舞い。そして最後は、パッケージドライバーで勝負を決めた。
試合終了後、矢野はKOPWトロフィーをいち早く守る。すると、ファレはコーナーパッドを持って身構えるが、そのまま矢野は退散。怒りが収まらないファレは、何の落ち度もない上村をパッドで滅多打ちにした。