1月4日(月)&5日(火)東京ドーム2連戦へ向け、2020年の最終シリーズ『Road to TOKYO DOME』が開幕。
オープニングマッチには、鈴木軍のボスである鈴木が約1ヶ月ぶりに登場。そして、右膝の負傷で先シリーズを欠場していた金丸も復帰し、デスペラードとのIWGP Jr.タッグ王者コンビが復活。
鈴木軍がゴングを待たずに奇襲。しかし、田口&ワトがデスペラード&金丸を鉢合わせにし、ワトが開脚式ドロップキックでまとめてなぎ倒す。
ここから田口&ワトがデスペラードに集中攻撃を浴びせ、そこに辻も加わってエンドレストレイン攻撃を敢行。
続いて田口はニュートラルコーナー2段目にのぼって尻を突き出すが、ワトがデスペラードをスローイング。ところが、切り返されて自分が顔面から田口の尻に激突してしまう。
これで田口は鈴木軍に囲まれてしまい、「密・密・密! 密なんですけど!」などと口走る。そして、なんとか3人のあいだをすり抜けようとするが、当然のごとく袋叩きに遭ってしまう。
ここから田口は長時間のローンバトルを強いられるが、ブレーンバスターで金丸を投げて脱出。タッチを受けたワトが、打撃コンビネーションでさらに痛めつける。
続いてワトは、金丸&デスペラードのトレイン攻撃から逃れ、2人に風車式バックブリーカーをお見舞い。そして、ハイキックで金丸の側頭部を撃ち抜く。しかし金丸は、カウンタードロップキックで逆転した。
辻対鈴木となり、辻ががむしゃらになってエルボー連打を撃ち込む。すると鈴木が脚を取るが、ワトがスワンダイブエルボースマッシュで救出。
そこから辻&ワトが鈴木にトレイン攻撃を見舞い、辻がカウンターボディスラムからランニングボディプレスへ繋ぐ。すると鈴木はスリーパーホールドからゴッチ式パイルドライバーを仕掛けるが、ワトがカットへ入る。
その後、辻が鈴木にスピアーを食らわせ逆エビ固めを狙う。しかし、鈴木が脱出してスタンディングでアキレス腱固めを極め、そのまま逆片エビ固めに移行してギブアップを奪った。
試合終了後、田口&ワトがエキサイトし、デスペラード&金丸に詰め寄る。するとデスペラードたちはIWGP Jr.タッグベルトを誇示して激しく挑発した。
デスペラード「ああ……よくも自分のパートナーが負けてんのに挑戦させろとか言えるな。厚顔無恥っていうんだよ、そういうの。よく覚えとけ。日本語のレッスンその1だ。厚顔無恥。テメエの今の置かれてる状況、わかってんのか?」
金丸「立場を考えてな、言ってこいって」
デスペラード「お前のパートナー、今日、なんにもしないでケツ出してただけじゃねえか、あのヤロー。出されただ? テメエの意思で動いてねえ。チーム2人とも、俺たちが相手するわけねえだろ、このヤロー。ああ?」
金丸「あの青タイツも、ケツ出してこいって。青いケツ出してこいよ、オラ」
デスペラード「まだ蒙古斑ついてんじゃねえのか?」
※鈴木はノーコメント
辻「(※1人でコメントスペースに入ってきて)プロレス王、鈴木みのる……ハーフボストン(逆片エビ)、とられた瞬間に、足、腰、瞬時に2ヶ所極められた。これがプロレス王か……」
ワト「ジュニアタッグのベルトに、挑戦させろって言ってんだ。だからその答えを、聞かせろ。(俺は)やる気満々。ジュニアのベルトを獲る。次は俺たちがチャンピオンだ」
田口「デスペラードは田口、ワトに、『(BEST OF THE)SUPER Jr.』でシングルで負けてる。金丸はケガで欠場。デスペラードは2人に負けた状態でいいのかっていう話。今日あらためて、ワトにはジュニアタッグのベルト、マスターへの道として、ベルトは必要だと。自分にも、タイツを下ろされないために。紐だけでは、タイツは守り切れない。やっぱりベルトですよね。ベルトでしっかり締めとかないと。タイツを下ろされないためにも」
ワト「俺にはベルトが必要。グランド・マスターになるためにもまずひとつ、ジュニアタッグのベルトを」
田口「マエストロ天山がいますんで」
ワト「ベルトを獲りにいきます」
天山「こういう流れでね、2人があいつらのジュニアタッグのベルトをね。彼ら2人は完璧やから。シングルでもいけるけど、タッグ組んだらもっとすごいですよ。あいつら早くジュニアタッグのベルト、挑戦を受けろって。(田口)監督もすごい、いろんな技術持ってるからね。すごいですよ。それにワトが融合すれば完璧やと思うしね。あいつらベルト、おもちゃみたいな扱いしてるけど、俺たちが獲ってね、しっかりと腰に巻いて、タッグチャンピオンとしてやっていきますよ。な、監督?」
田口「ハイ」
天山「頼むで。ワト、頑張れよ」
ワト「ハイ、頑張ります」
天山「ジュニアタッグチャンピオン、いけると思うから。ディーバが保証しますよ。ディーバ天山が。カモン」