第1試合は矢野通&SHO&ロビー・イーグルス組vsバッドラック・ファレ&チェーズ・オーエンズ&石森太二組。『BEST OF THE SUPER Jr.』、『WORLD TAG LEAGUE』でしのぎを削った選手たちが、6人タッグで激突する。
ファレ&オーエンズは11.15愛知の『WTL』公式戦で、矢野の頭脳プレーの前に敗北(矢野のパートナーは石井智宏)。その試合後、ファレは矢野に襲い掛かり、さらにバックステージでも「オマエをボコボコにしてやる!」と激高。その怒りを最終戦の舞台でぶつけるか?
入場時、石森はIWGPジュニアヘビーのベルトを巻いてリングイン。矢野は「KOPW 2020」のトロフィーを手に、頭に小型カメラを巻いて入場。
BULLET CLUBはゴングを待たずに奇襲攻撃。ファレは矢野のカメラを取り外すと、チョーク攻撃を見舞う。石森はSHO、オーエンズはイーグルスを場外で痛めつける。
ファレがハンマースルーを仕掛けると、矢野はロープにもたれかかって「ア~ア~ア~」と雄叫び。そして、ファレの攻撃をかわして顔面かきむしりから「持ち上げるぞ!」とボディスラムを狙う。
だが、ファレは踏ん張り、逆に矢野をボディスラムで叩きつける。続く串刺し攻撃をかわした矢野は、コーナーパッドを手にファレに殴りかかる。ビクともしないファレに、矢野はボディスラムを仕掛けるも、やはり持ち上がらず。逆にファレがボディスラムを見舞い、石森にスイッチ。
、石森は金具むき出しのコーナーにハンマースルーを仕掛けるが、矢野は寸前で立ち止まる。そして、突進してきた石森を自爆させると、今度は軽々とボディスラム。
スイッチしたSHOは石森にショルダータックル。さらに相手コーナーのオーエンズにエルボー、ファレにはドロップキックをお見舞い。続いてSHOは石森に串刺しラリアット。さらに腕を掴んだまま胸板と背中にキックを連打。続いてロープワークの攻防からスピアーを突き刺し、ジャーマンの体勢に。
これを切り抜けた石森だが、SHOはロープの反動を利用してジャーマン。しかし、石森もハンドスプリング式のスクリューキックで反撃。
次はオーエンズとイーグルスのマッチアップ。イーグルスはエプロンからジャンピングキックを見舞うと、スワンダイブ式の低空ドロップキックを炸裂。続くロン・ミラー・スペシャルはオーエンズが切り抜けるも、イーグルスはキックの連発からレッグラリアット。
勢いに乗るイーグルスは串刺しニー。さらに619でオーエンズの足を刈り、顔面にダブルニーを決める。だが、続く450°スプラッシュはオーエンズがよける。
すかさずオーエンズはパッケージドライバーを狙うも、イーグルスは丸め込みで返す。しかし、オーエンズはトラースキックから両肩に担ぐ。それをイーグルスは脱出し、またも丸め込み。
続いてイーグルスはターボ・バックパックの体勢に入るが、切り抜けたオーエンズはジュエルヘイスト。そして、最後はファレとのグラネードランチャーを決めて3カウントを奪取した。