第5試合は『BEST OF THE SUPER Jr. 27』公式戦、ロビー・イーグルス(2勝2敗)vs石森太二(3勝1敗)。石森は18年3月に海外でイーグルスと出会い、その才能を高く評価。そして、同年10~11月の『SUPER Jr. TAG LEAGUE』に自身のパートナーとしてイーグルスを招聘。この日本デビュー以降、イーグルスはBULLET CLUBとして活動するも、19年6月にエル・ファンタズモと仲違いしたのを機にCHAOSに電撃加入した。立ち位置の変わったイーグルスは、“恩人”ともいえる石森との初シングルで、どんな戦いを繰り広げるのか?
石森はIWGPジュニアヘビーのベルトを腰に入場。
開始のゴング、石森はToo Sweetサインを要求。だが、イーグルスは足蹴にする。ゴングが鳴るとイーグルスはドロップキックを連発。
イーグルスは石森の両手を固定し、ロープを使ったアームホイップ。さらにティヘラ、フライングニールキックで石森を場外に落とす。
続くイーグルスの空中技は、石森が回避し、リングに戻る。そして、イーグルスが戻ってきたところに襲いかかる。だが、イーグルスはトリッキーな動きから低空ドロップキックをヒット。
さらにキックを連発するも、石森は蹴り足を捕らえてエルボー。続いてロープを利用したすばやい動きでイーグルスを翻弄し、スワンダイブ式ヒップドロップをヒット。
石森はネックロックでイーグルスを捕獲。そしてフライングメイヤーからネックツイスト。続いてチンロックから首4の字固め。徹底的にイーグルスの首を攻め立てる。
ロープに逃げたイーグルスに対し、石森はネックブリーカードロップ。さらにスリーパーから、執拗なカバーでイーグルスのスタミナを奪いに出る。
続いて石森は逆水平チョップを連発。さらにイーグルスをセカンドロープに固定し、延髄斬りからスライディングジャーマンスープレックスを炸裂。
勢いに乗る石森は串刺し攻撃を狙うが、イーグルスは切り抜けると丸め込みへ。さらに石森の足を刈ってから、後頭部にスライディングラリアットをお見舞い。
イーグルスはキックを石森の胸板に連発。さらにレッグラリアットからカバーするが、石森はカウント2でキックアウト。
イーグルスは石森をうまく場外に落とすと、ロープの間を抜けて華麗なトペ・コンヒーロをヒット。そして、石森をリングに戻してカバー。これはカウント2。
イーグルスは串刺しニー。さらに619で石森の足を刈り、串刺しダブルニーをヒット。続いてイーグルスは石森のヒザにスワンダイブのミサイルキック。そして足関節を狙うも、石森は首固め。
返したイーグルスがハンマースルーを仕掛けるが、石森はハンドスプリング式のスクリューキック。そして顔面かきむしりから、ショットガンドロップキック。さらにイーグルスの腕にダブルニーを決め、ラ・ミスティカのモーションからYes Lockへ。だが、イーグルスは必死にロープエスケープ。
石森はピストルサインからブラディークロスへ。だが、切り抜けたイーグルスはキックのコンビネーション。そしてアサイDDTを狙うが、石森は回避し、サイファーウタキへ。しかし、イーグルスは切り抜けてロン・ミラー・スペシャル。石森はなんとかロープエスケープ。
ならばとイーグルスはロープを利用してアサイDDT。さらにトラースキックから450°スプラッシュへ。だが、石森はヒザを立てて迎撃。
すかさず石森はショルダーバスターを決める。そして、トップコーナーから450°スプラッシュを繰り出すも、イーグルスもヒザで回避。
ここから両者はエルボー合戦に突入。さらにイーグルスは逆水平チョップからキックのコンビネーション。最後は低空ドロップキックでダウンを奪い、ロープへ。だが、石森はジャンピングニー。そして肩車で飛びつく。これを振りほどいたイーグルスは、石森の蹴り足を捕らえるとターボ・バックパックを炸裂。しかし、カバーは2。
イーグルスはリバースのアサイDDTを狙うが、切り抜けた石森はBone Lockへ。イーグルスはロープに逃げようとするも、石森はリング中央に戻すと、自ら技を解き、一気にブラディークロスへ。この一撃で3カウントを奪取した。
これで石森は4勝1敗、イーグルスは2勝3敗に。