第4試合は『BEST OF THE SUPER Jr. 27』公式戦、高橋ヒロム(2勝1敗)vsDOUKI(0勝3敗)。同時期にメキシコで活動していた両者。それぞれ特別な思いを持ってこの一戦に臨む模様が、とくにDOUKIは番狂わせを狙い気合充分。
DOUKIはヒロムを意識してか、赤を取り入れたコスチュームで入場。ヒロムはBOSJ攻略本、DOUKIのページを示しながら入場。そこには「技の高島屋」と書かれている。そして、放送席のミラノ氏に攻略本を渡す。
DOUKIはゴングを待たずに奇襲攻撃。ヒロムが場外に落ちると、DOUKIは空中技を狙うが、ヒロムが逆にDOUKIを場外に連れ込み、鉄柵に叩きつける。そして、場外へのダイビングセントーンを繰り出そうとするも、これはDOUKIが回避。
続くヒロムのエプロンからのショットガンドロップキックをかわしたDOUKIは、リングに戻ると鋭いトペ・スイシーダをヒット。そして、一気にトップコーナーに駆け上がりDOUKIボムを炸裂。大ダメージを負ったヒロムは、カウント16でリングに生還。
DOUKIはヒロムの左肩にストンピングを連発。さらにコーナーに詰め、足で踏みつける拷問攻撃。ヒロムも胸板への張り手で応戦するも、DOUKIは顔面かきむしり。
続いてDOUKIはボディスラムからフットスタンプ。そしてカバーするが、DOUKIはカウント2ではね返す。
DOUKIは逆水平チョップでヒロムを後退させ、串刺し攻撃を狙う。これを回避したヒロムはロープワークの攻防からティヘラ。
さらにヒロムはDOUKIを場外からカサドーラのように抱え上げると、そのままフェイスバスターで叩きつける。続いてヒロムはエプロンからのショットガンドロップキックでDOUKIを鉄柵に激突させる。
ヒロムはDOUKIをリングに戻し、ファルコンアローを狙う。これをDOUKIが回避すると、ヒロムはカサドーラからコンプリートショット。
続いてヒロムはターンバックル・デスバレーボムの体勢に入るも、DOUKIは切り抜け土遁の術を狙う。脱出したヒロムはラリアットを放つが、DOUKIは切り抜け意地で土遁の術を炸裂。
続くDOUKIのデイブレイクはヒロムが回避。だが、技の読み合いからDOUKIはイタリアンストレッチNo.32を決める。ヒロムはロープに逃げるが、DOUKIは反則ギリギリまで締め上げる。
DOUKIはもう一度デイブレイクへ。今度こそ成功させ、カバーするが、ヒロムはカウント2でキックアウト。ならばとDOUKIは雄叫びからスープレックス・デ・ラ・ルナを狙う。
しかし、ヒロムはアームホイップで解除。だが、DOUKIはウラカンホイップでヒロムを投げ、突進する。するとヒロムはフロントスープレックスでDOUKIをコーナーに向け叩きつける。
ヒロムは雄叫びを上げ、ダイナマイト・プランジャーを炸裂。しかし、カバーはDOUKIがカウント2でキックアウト。ならばとヒロムは抱え上げるが、DOUKIは脱出。そして、突進してきたヒロムにレフェリーを押し出し、動きを止める。続く技の読み合いから、ヒロムはターンバックル・デスバレーボムを炸裂。
そして、気合いの雄叫びからTIME BOMBを仕掛けるも、回避したDOUKIはイタリアンストレッチNo.32へ。ヒロムは苦しみつつ、力づくでDOUKIを持ち上げると、ビクトリー・ロイヤルを食らわせる。
ヒロムは「DOUKI!」と叫び、ここから激しいエルボーの応酬に。そして、ヒロムがトラースキック、DOUKIが延髄斬りをヒット。続いてラリアットの相打ちから、ヒロムが追走式ラリアット。だが、DOUKIもラリアットでダウンを奪う。
DOUKIは気合いの雄叫びからスープレックス・デ・ラ・ルナへ。しかし、ヒロムはバックエルボーで脱出。すると、DOUKIは強烈なエルボーでダウンを奪う。そして、摩利支天を仕掛けるも、ヒロムはディフェンス。するとDOUKIは土遁の術の体勢から、変形技を決める。だが、カバーはヒロムがカウント3寸前でキックアウト。
勢いに乗るDOUKIはスープレックス・デ・ラ・ルナを狙うも、ヒロムは前方回転エビ固めで切り返す。そして、ヒロムのトラースキック、DOUKIは地獄突きをヒット。続いてヒロムがラリアットを食らわせるが、DOUKIはなんとか立ち上げる。しかし、ヒロムはもう一度ラリアットでなぎ倒す。
ヒロムは「いくぞ!」と大声を張り上げ、最後はTIME BOMBで粘るDOUKIを撃沈。これでヒロムは3勝1敗、DOUKIは4連敗に。
試合後、両者は言葉をかわす。そして、ヒロムはニヤリと笑い、リングを下りる。